健康寿命の長い木曽町!秘訣は「きょういく」と「きょうよう」

はじめに
オホティセン(元気ですか)? Adjoaです。私は現在、長野県木曽町の地域おこし協力隊として活動しています。
長野県といえば、言わずと知れた長寿県。その中でも、私の住んでいる木曽町は上位に名が上がります。先日地域の方とお話していて、ご長寿の秘訣をお聞きしました。本記事では、木曽町のお年寄りがとても元気な理由をご紹介させていただきます。
健康長寿の秘訣を知りたい方や、地域づくりのヒントを得たい方のご参考になれば幸いです。
お年寄りが忙しい木曽町
私が木曽町に移住してすぐの頃、驚いたことがあります。それは、お年寄りがとても元気だということ。
引退したお年寄りといえば、やることもなく話し相手もいなくて、毎日暇している… なんていうイメージがあったのですが、木曽町ではまったく違いました。木曽町のお年寄りは毎日いろんなことをしたり、いろんな場所に行ったり… みんな忙しいのです。そして忙しく動き回っている彼らは、活力に溢れています。
どうやら、これがご長寿の秘訣らしいのです。
ご長寿の秘訣は「きょういく」と「きょうよう」
「木曽町のお年寄りが元気な理由は、『きょういく』と『きょうよう』だ。」
そんな話を町の方からお聞きしました。「教育」と「教養」ではありません。
「今日行く」と「今日用」です。今日、行くところがある。今日、用事がある。これが、ご長寿の秘訣だそうです。
今日用
木曽町(特に私の活動地域である日義地区)では、多くの人が畑や田んぼを持っています。
会社員などの本業を引退した後も、畑仕事は続きます。そんな彼らにとって、引退はないようなもの。農作物の管理は日々欠かせない仕事です。水やりをしたり、雑草を取り除いたり、収穫したり… やることのない日なんてありません。
畑仕事以外にも、地域の草刈りなど、お年寄りの活躍できる場がたくさんあります。これが「きょうよう」です。

今日行く
木曽町には「サロン」とか「婦人会」と呼ばれる地域の集まりもあります。定期的に開催されていて、参加者は講師を招いて切り絵などの色々な手工芸に挑戦したり、単純にお茶会をしたりしています。
それ以外にも、地域のごみ拾いや川の清掃など、地域の集まりがたくさん開催されています。これが「きょういく」です。
最後に
木曽町に来てから、しょっちゅう聞くワードがあります。それは「人と人とのつながり」という言葉。
単独行動が好きでコミュニケーションが苦手な私は、ずっとこれが嫌でした。人と人とのつながりを大切にしている人がいることはわかります。それ自体は良いことだと私も思います。でも、その価値観を町民全員に対して押し付けないでほしい。常々そう思っていました。
でも今回、健康長寿の秘訣をお聞きして、納得しました。健康でいるためには、人とのつながりが欠かせない。今度から「つながりを大切にしよう」と言われたらムッとするのではなく、「ああ、この人は私のことを大切に思ってくれているんだな」と感謝の気持ちを持とうと思います。