海外に荷物を送るときに気を付けること(国際郵便)

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は青年海外協力隊として、2014~2017年までアフリカのガーナ共和国で活動していました。

先日、ガーナ人の元同僚に日本から荷物を送ってみました。というわけで、海外に荷物を送る際に注意すべきことや、私が躓いた点をこちらにまとめます。

日本から海外へ荷物を送ろうとしている方のご参考になれば幸いです。

海外に荷物を送るときに気を付けること

1. 送り先の国に荷物を送ることが可能か確認する

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、日本からの郵便物受け入れを停止している国もあります。まずは荷物の送り先の国に荷物を送ることが可能かどうかを確認しましょう。

国別の差出可否は、日本郵便のこちらのページから確認できます。

2. 送れないものを確認する

ライターなどの各国共通の禁制品とは別に、国ごとに送ってはいけないものがあります。自分が送ろうとしているものが、その国の禁制品に指定されていないかどうかを確認しましょう。

たとえばガーナなら、コーヒーの種子やカカオなど。詳しくはこちらのページで確認できます。

3. 内容物1つ1つの重さを確認する

国際郵便の送り状には、荷物に入れるもの1つ1つの重さを記入する必要があります。荷物の封をする前に1つ1つの重さを量り、記録しましょう。

4. 送り状は自分で印刷する

国際郵便の送り状は、手書きでは不可とのこと。パソコンまたはスマホで国際郵便マイページサービスに登録し、送り状を作成します。ここで前述の内容物の重さも記入します。

マイページで送り状に必要な内容をすべて記入したら、送り状を自分で印刷して、荷物と一緒に郵便局へ持っていきます。

私が躓いたこと

1. 内容品の重さを量らずに郵便物を閉じてしまった

送り状には内容品1つ1つの重さを記入しないといけないことを知りませんでした。私は箱をガムテープで閉じてしまってからそのことを知りました。

なので、とりあえず箱全体の重さを量り、これは大体250g、あれは40g…と総重量が箱全体の重さと一致するように数字を入力しました。

2. 送り状を作らずに郵便局に行ってしまった

日本国内に郵便を送る場合と同様に、郵便局に行けば送り状のフォーマットをもらえて、そこで記入すれば荷物を送れるのかと思っていました。ところが、郵便局に荷物を持ち込んでみると「送り状を印刷してきてください」と言われてしまいました。

3. インボイスって何? 有償/無償って何?

送り状の作成時に「インボイス印刷指定」とか「有償/無償」を選ぶところがあります。

日本郵便のHPによると、「インボイスとは、物品を送るときに税関への申告、検査などで必要となる書類です。また、相手国での輸入通関をする際に必要となりますので正確に記載してください。国によって必要となる書類の種類や数が異なる場合がありますので、ご確認ください」とのこと。

というわけで、ガーナに荷物を送るときに必要な書類をこちらのページで調べてみました。ガーナの場合、商品見本または商品でない場合はインボイスは不要とのことでした。というわけで、「インボイス印刷指定」は選択しませんでした。

そして「有償/無償」の選択については、FAQに回答がありました。販売品(売買が生じる)場合は「有償」、その他贈り物等の場合は「無償」を選択するようです。今回は個人向けの贈り物なので、「無償」を選択しました。

最後に

ガーナから日本に荷物を送るときは、郵便局に荷物を持ちこむだけで良かったのに! 細かいことは全然記入する必要なかったのに! 日本は色々と面倒なことが多いなぁ…と思ってしまいました。いや、でもこれが国際基準なんだろうか。

いずれにしても、海外に荷物を送るのは国内に送るよりもなかなか面倒でした。海外に郵便を送る場合は、時間に余裕を持って送りましょう。

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