木曽地域農業入門講座で学んだこと~肥料と土壌改良資材~

はじめに
メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は今年(2021年)、「木曽地域農業入門講座」に参加して農業を学んでいます。ここでは講座(座学編)で学んだ、肥料と土壌改良資材についてをまとめます。
これから農業を始めたい、肥料の基礎を知りたい、という方のご参考になれば幸いです。
講座の概要
- 日時 :2021年12月16日(木) 13:30-15:10
- 主催 :木曽地域就農プロジェクト推進協議会
- 内容 :肥料と土壌改良資材
- 場所 :長野県木曽合同庁舎4階
1. 肥料と土壌改良資材の違い
肥料
作物そのものに直接養分を与える役割を果たします。
土壌改良資材
土を肥やしたり、土の物理的な状態を良くしたりする役割を果たします。
使い分け
まず土壌改良資材で植物が育つ条件を整えます。その上で、植物が多く吸収する量を肥料で施用します。
2. 肥料の表記の見方
肥料には「N552号s」とか「複合15-15-12」といった表記があります。これは、肥料の全量を100として、そのうち何パーセント窒素・リン酸・加里が入っているかを示すものです。
「N552号s」または「複合15-15-12」の場合、 窒素:リン酸:加里=15%:15%:12%という意味です。自分の畑の土の状態によって、どの成分が必要か変わります。畑の状態を見て、入れる肥料を検討します。

3. pH
pHは、土壌中の水素イオン濃度を示すものです。7.0が中性です。多くの作物は微酸性(6.0~6.5)を好みますが、好適pHは作物によって異なります。
pHが低い場合(酸性)は、目標値になるように石灰質資材を施用します。
4. EC(電気伝導度)
EC(Electrical Conductivity/電気伝導度)は、土と水とを混ぜた懸濁液の電気の通りやすさを示します。
ECが高い土には、肥料分が多く含まれているということです。ただし、栽培が終わった後の土でも、ECが高すぎる場合には塩類集積の可能性もあるため注意が必要です。
ハウス栽培の場合、露地栽培と違って雨で土が流れていくことが少ないため、表面に肥料が溜まりECが高くなる場合があります。
感想
農業は化学だ。今回の講座を受けて、農業に対するイメージが変わりました。
これまで私は、農業とは「野菜がこういう状態のときはこういう肥料を入れる」というように、経験と勘で行うものだと思っていました。それもあるかもしれませんが、それだけではありません。土の状態を化学的に把握し、化学的にアプローチを行う。それが農業なのだと知りました。
農家さんって化学が得意なんだなぁ、と改めて農家さんへの尊敬の意が高まりました。