テヅカ精機は多様性を尊重する風の時代の企業だった!

はじめに
エティセン(元気ですか)? Adjoaです。私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動しています。
私は2021年1月より、町の広報誌にてSDGsコーナーを担当しております。このコーナーでは、町内でSDGsに対する取り組みを行っている企業・団体を私が取材し、町民に紹介するものです。
今回は、ゴール10「人や国の不平等をなくそう」に対する取り組みを行っている「テヅカ精機」さんを取材させていただきました。広報誌はスペースに限りがあるので、本ブログで団体の活動などをたっぷりとご紹介させていただきます。
木曽町や、ものづくりの会社におけるSDGsに対する取り組みを知りたい方のご参考になれば幸いです。

テヅカ精機はどんな会社?
有限会社テヅカ精機さんは日義に本社を置く会社です。電子部品の製造や、水道管などの住宅設備の施工、住宅の増改築等、多岐にわたるものづくりを行っています。

人や国の不平等をなくすための取り組み
1. 誰もが働きやすい環境を整える
テヅカ精機さんでは、障がい者や外国人も積極的に採用しています。
今でこそ国籍や障がいの有無に関わらず、さまざまな従業員によって順調に稼働している工場ですが、最初からうまくいっていたわけではないようです。
初めて障がい者を雇用した頃には、障がい者に対する理解が足りず、仕事を任せられなかったり(仕事を任せても要求どおりにできない)、元からいる従業員の中からも不平・不満が続出したのだとか。これを解決するために、行ったのが、障がい者への理解を深める従業員教育。その後、従業員からの不平・不満は治まったそうです。また、誰もが仕事を進めやすいようにわかりやすく工夫することで(文字だけで説明されていたものを、シールで色分けする等)、仕事ができないという課題も解決したそうです。
さらに、日本語のほかに英語・中国語の作業書を作成することで、外国人でも働きやすい環境を整えています。

2. 能力を活かす
障がいを持つ人の中には、尋常ならぬ高い集中力を持つ人もいます。そういう方は単純作業の生産性が高いため、製造ラインのループ作業をお願いします。
また、英語を話す外国人従業員の能力を活かし、「英語教室」を始めたそうです。テヅカ精機さんでは、新型コロナウイルスが世に広まるまで、従業員全員が一堂に食堂に集まり一緒に食事をしていました。その際に英語を話す外国人従業員から英単語を学んだり、昼食時の会話は英語オンリー、といったこともしていました。

感想
雇った人の能力によって、その都度業務改善を図ったり、新しい事業を始めたりする。1人1人の希望に合わせて、多様な働き方を用意する。とてもしなやかさのある会社だという印象を持ちました。まさに風の時代の企業です。
特に「人の能力によって事業を作る」という点がユニークだな、と思いました。「うちは部品加工の会社だから」といって事業に従業員を当てはめるのではありません。「君は〇〇ができるから」といって、新しい事業を作る。人が先、という点が非常に魅力的な会社です。
実は、私が東京から木曽に移住する前、やはり悩んだのが仕事でした。システム開発の仕事を続けたいけれど、木曽にそういう会社はない。そういうわけで、次の候補であった地域おこし協力隊という職を選択しました。もしテヅカ精機さんのことを知っていたら、結果は違うものになっていたかもしれません。こういう会社ってなかなか転職サイトでは見つからないので、出会うことができたらとてもラッキーだと思います。
木曽での転職をご検討されている方がいましたら、一度テヅカ精機さんへコンタクトをとってみてはいかがでしょうか。