異文化理解ワークショップを行いました(2022/02/23)

はじめに
オホティセン(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊として海外で活動していました。
先日(2022/02/23)、「木曽子育てまちづくりの会」様主催のイベントで、異文化理解のワークショップの講師をさせていただきました。そのときの内容や、いただいたご感想、および反省点をこちらに記録します。
これから異文化理解のワークショップをしようとしている方のご参考になれば幸いです。
概要
- 日時 :2022年2月23日(水・祝) 10:00-12:00
- 場所 :日義公民館 1階 和室
- 対象 :木曽郡内に在住の親子
- 内容 :ちょっと世界を見てみよう
- 時間 :2時間(10分間の休憩を挟む)
- 人数 :大人6名・子ども13名(計19名)

講座のテーマ・目的・要望
主催者の方々からは、以下のようなご要望をいただきました。
- 木曽にいながら、世界のことを学べる機会にしたい
- SDGsを取り入れてほしい
- 海外での経験を話してほしい
- 子どもが楽しく学べるようなゲームを取り入れてほしい
これらを踏まえて、異文化理解への入り口として「世界に目を向けよう」というテーマを設定しました。
講座の構成
- 自己紹介 (10分)
- カードゲーム (20分)
- 4枚の写真から (25分)
- 写真の国について (20分)
- まとめ (10分)
- 宿題
講座の内容
1. 自己紹介
自分の自己紹介の後に、参加者同士でも自己紹介を行っていただきました。自己紹介の際、「好きな食べ物」をあげていただくことで、次のカードゲームへと繋げました。
2. カードゲーム
「ものはどこからきているの?」というカードゲームを行いました。これは、私たち日本人が生活の中で使用しているものの原料が何で、それはどこからきているのかを学ぶことのできるゲームです。
このゲームを行うことで、私たち日本人がいかに世界の国々に頼って暮らしているかということがわかります。
その気づきから、「だから私たちは世界の国々と仲良くしたほうが良い。だから世界のことについて、学んでみよう!」という流れにしました。
3. 4枚の写真から
参加者を4つのグループに分けます。
ある国の写真を4枚用意して、グループごとにその写真について気づいたことや、気になることをポストイットに書いて、写真の周りに貼ってもらいます。
その後、この写真はどこの国だろう? と予想してもらいます。

4. 写真の国について
写真はどこの国のものかを種明かしし、写真の解説をしながらその国の文化を紹介していきました。
ちなみに写真の国は、ガーナでした。
5. まとめ
このワークショップを通じてお伝えしたかったことは「世界に目を向けてもらいたい」ということです。
今日、4枚の写真を見ていただいて(参加者が)気づいたように、外の世界に出ると日本の常識では考えられないようなことが当たり前に行われています。そういう文化に触れると、いろんな考え方が身に付きます。
ぜひ皆さんには、外の世界に目を向けて、いろんな考え方のできる人になってもらえれば嬉しいな、と思います。
6. 宿題
お土産に、ガーナのお菓子「グランナッツケーク」をお渡しします。これは、1人1個ではなく、1家族1個お渡しします。これには訳があります。
皆さんは、友達5人がいて、そこに飴玉1個だけあったら、どうしますか? じゃんけんで勝った1人が食べますか?
ガーナでは、そこに5人の子供がいたら、飴玉を割って全員で分け合います。ガーナでは「みんなで分け合う」文化があるからです。
ぜひ皆さんもお家に帰ったら、このグランナッツケークでガーナの分かちあう文化を体験してみてください。

参加者様からいただいたご感想
講座全体に関して
- 世界に目を向ける機会となりました。
- たくさん発見がありました。
- カードゲームではいろいろな国が暮らしに関わっていると知り、驚きました。
- 自分が当たり前と感じている事が当たり前ではないという事を、このイベントを通して知る機会になりました。
- 動画を見たりした事が良かった。
- ただ話を聞くだけではなく、自分で考えたりみんなで話しあったりする時間があって、子どもと楽しく学べてよかったです。
- カードゲームは大人でも難しくて、子ども達も夢中でやっていました。国名を聞いても「どこ?」という国ばかりで、日本には世界中のいろんな国のものが入ってきているのだとわかりました。
- ガーナのお話も「へー」ということばかりで面白かったです。色々考えさせられました。
- カードゲームで日本で使われているものの原産地がわかるのが、自然と他の国のことがわかり良かったです。
講師に関して
- 時間内に上手にお話をまとめてくださり、わかりやすかったです。
- 実際の体験をお話ししてくださったので、とてもわかりやすく、説得力がありました。
- 小学校の福祉教育とかでお話ししてもらいたいです。
- 小さな子でもわかりやすい説明や、ひらがなで書いてもらっていることが、優しいなぁと感じました。
- とても分かりやすかったです。時間配分も完璧ですごいなと思いました。
- 4枚の写真からは何でも気づいたことオッケーで付箋に貼るのは気楽にできて良かったです。
- ゲーム感が多く、学んでる感がなくて良かったです。
イベントを通じて最も印象に残ったこと
- 日本で当たり前のことが、世界の当たり前とは限らない。
- ガーナのSDGsな暮らしが印象的でした。
- ガーナという国に興味がわきました。
- 子どもたちにも、色々なことを知ってほしいし、知ってもらう機会が有ればいいと思いました。
- ガーナを語っている時の笑顔が最高でした!
- 日本では電気もたくさん使えて色々と機械化されてて便利な暮らしができるけど、電気に頼らずに手間暇かけて暮らしているガーナのほうが豊かなのかもと思いました。長い目で見ると安心して暮らしていけそうな気がしました。
- 写真からどの国か考えてみようってとっても素敵な流れ! うちの子はガーナを知らなくても、暖かい国かな?海に近いかな?と良い線いってました。 自然と世界地図を見ることができて良かったです。
(自分の)反省点
子ども相手に2時間は長すぎたな、と反省しました。主催者様のご要望をすべて取り入れることを優先したら、どうしても2時間必要になってしまったのです。次から子ども相手のときは、せめて(休憩を挟んで)90分以内にするように調整しようと思います。