2025年ガーナ滞在記〜3日目・変わりゆく任地Mprumem〜

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はじめに

エティセン(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。

先日(2025/11/15-11/23)、ガーナに1週間の里帰りをしてきました。ここでは滞在3日目の様子と、感じたことなどを記録します。

ガーナ滞在1日目(Accra/Kasoa)の様子はこちら
ガーナ滞在2日目(Kasoa/Oda)の様子はこちら

Odaで迎える朝

朝6:00ちょうど。Charityの旦那さん・Emmanuelが娘と息子を起こし、1日が始まりました。小学校2年生の娘は自分で身支度をし、朝食も自分で準備して食べ、登校時間まで余裕を持って待っていました。隊員時代にも感じていましたが、ガーナの子どもたちは日本と比べて本当に自立が早い!

Charityは車を運転して子どもたちを学校へ送り、私も同行しました。昨日は私を見るなり大泣きし、怯えて顔も見てくれなかった息子が、今日は慣れたようで、おとなしく私の膝に座ってくれました。

「これぞ玉の輿」を目の当たりに

子どもたちを学校に送ったあと、Charityの友人宅へ挨拶に向かいました。隊員時代にも何度か会ったことのあるガーナ人です。

当時、彼女たちは水道もない、トイレは屋外、快適とは言い難いオンボロの借家に住んでいました。しかし現在は、アメリカやドイツで出稼ぎしているガーナ人と結婚し、大豪邸に住んでいました。まさに玉の輿。こんな人生の大逆転が本当にあるんだ、と驚かされました。

友人たちに挨拶したあとCharityの家に戻り、朝食にPlain rice with tomato stewをごちそうになりました。隊員時代によくいただいていた味で、8年経っても変わらないCharityの料理に懐かしさが込み上げました。

OdaからSwedruへ

この日は予定が盛りだくさん。Odaから隊員時代の任地・Mprumem(ンプルメム)へ向かい、お世話になった校長先生に挨拶をしたあと、Cape Coastまで行く予定でした。

朝食後、まずは経由地であるSwedru行きのトロトロ(乗合バス)に乗車。運賃は27GHC(約375円)。

OdaからSwedruまでの道は未舗装で砂埃がひどく、目も開けていられないほどでした。ガタガタ道が続いたせいか途中でトロトロのタイヤがパンクし、乗客全員でその場に約45分待機。ガーナではバスの故障で1〜2時間待たされることも珍しくないので、今回はまだ短いほうでした。

【補足】

後日Winneba JunctionのバスステーションでOda行きのトロトロを見かけたため、おそらくOda〜Winneba間のトロトロもあるようです。ただ、OdaからSwedruへ向かう人が多いので、Swedru経由のほうが早く到着する可能性が高いと思われます。

SwedruからWinneba Junctionへ

Swedruに到着後、Winneba行きのトロトロに乗り換えました。Swedru〜Winneba間は利用者が多く、すぐ満席となり出発。運賃は10GHC(約140円)。

終点はWinneba Inside(市街地)ですが、私は途中のAsebu Market Junctionで下車しました。

元教え子のお宅訪問

Asebu Market Junctionで下車したのは、元教え子のKwameに会うためです。2ヶ月前に子どもが生まれたとのことで、お祝いを兼ねて訪ねました。

Kwameは電気科の生徒でしたが、現在は消防士として働き、家も購入して立派な家庭を築いていました。

任地Mprumemで校長先生ご夫妻を訪ねる

その後、任地のMprumemへ。Winneba Junctionから乗合タクシー(7GHC)を利用し、到着は17:00過ぎ。

タクシーを降りて驚きました。村の景色が去年よりも一段と小綺麗になっていたのです。隊員時代に見慣れた風景とはまるで別物。ガーナが発展するのは良いことですが、独自性が薄れ、世界が均一化していく寂しさも感じました。

村の入口にあるのが校長先生の家です(写真右側の建物)。

昨年訪問した際、「今、学校と政府が揉めている」と聞いていました。そこで今回状況を尋ねると、結局問題は解決せず学校は廃校になったとのこと。当時在籍していた生徒たちは周辺の学校へ転校し、先生たちも転勤したそうです。現在は、老人施設などへの転用を検討しているとのことでした。

この学校には青年海外協力隊員が5代目まで派遣された歴史があります(私は4代目)。それだけに、こうした形で学校がなくなってしまったのはとても残念です。しかし、途上国では珍しくないことなのかもしれません。

校長先生と色々お話ししたあと帰ろうとすると、食事を用意してくれていました。ありがたくいただきました。「ああ、校長先生の味だ!」と懐かしさが込み上げました。

任地のゲストハウスがガーナすぎる

夕飯を食べ終えた時点で18:30。さすがに今からケープコーストに移動するのはしんどいので、今日中の移動は諦めました。

実は、「あわよくば校長先生の家に泊まれたら…」と考えていたのですが、イギリスで働いている息子さんが帰省中でゲストルームは空いていないとのこと。

そこで、村に一軒だけあるゲストハウスへ向かいました。空室があるとのことで、昨年2泊して勝手も分かっていたため部屋も確認せず宿泊費200GHC(約2,800円)を支払い、入室。

しかし、バスルームの電気をつけようとすると点灯せず、念のため水道を確認すると案の定、水も出ない…。

すぐに管理人へ「電気も水も使えない」と伝えると、「懐中電灯を貸す。水は1泊でバケツ3杯あげる」との返答。

……いや、200GHCって結構な金額ですよ? それで水も電気もないのはさすがに無理。ということで「泊まれないので返金して」とお願いしたところ、すんなり返金してくれました。ガーナでは支払ったお金が返ってくることは稀なので、不幸中の幸いでした。

Windy Bay Guesthouseに宿泊

村には他に泊まれる場所がないため、Winneba Junctionに戻り、隊員時代から気になっていたWindy Bay Guesthouseへ。

フロントで尋ねると空室があり、料金は1泊240GHC(約3,340円)。バスタオル付き・テラス付き・朝食付き。これらはMprumemのゲストハウスにはなかった設備です。そして何より、エアコン付き、お湯も出る!(暑いから使わないけれど)。ガーナではよほど良いホテルでないと、これらが揃うことはありません。Mprumemのゲストハウスより40GHC(約560円)多く払うだけでこれだけの快適さが得られるとは…。

しかも、Mprumemはネットワークが全く繋がらないエリア。一方、Winnebaはネットがサクサク。

ああー、快適すぎる! しかも、ここは隊員時代からずっと泊まってみたかった宿。正直、Mprumemの宿で電気も水も出なくて本当によかった…!

後日ガーナ人の友人にこの話をしたら、「Mprumemのそのクオリティで200GHCは高すぎる」「Winneba Junctionの240GHCはコスパが良すぎる」と言っていました。

機内泊とホームステイが続いていたので、この日は久しぶりに1人でのんびり夜を過ごしました。

さぁ、明日はいよいよ今回の旅の目的地・ケープコーストへ!

ガーナ滞在記4日目へ続く。

まとめ

滞在エリアAkim Oda, Asebu, Mprumem, Winneba Junction
会った人Kwame, Mr. & Mrs. Frimpong
食べたものPlain rice with tomato stew
使ったお金307GHC

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