2025年ガーナ滞在記〜4日目・Cape Coastで愛するファミリーと再会〜

はじめに
エティセン(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。
先日(2025/11/15-11/23)、ガーナに1週間の里帰りをしてきました。ここでは滞在4日目の様子と、感じたことなどを記録します。
ガーナ滞在1日目(Accra/Kasoa)の様子はこちら。
ガーナ滞在2日目(Kasoa/Oda)の様子はこちら。
ガーナ滞在3日目(Oda/Asebu/Mprumem/Winneba Junction)の様子はこちら。
ガーナの定番朝食をいただく
Windy Bay Guesthouseで迎えた朝。時差ボケで睡眠不足ではあったものの、快適に過ごすことができました。
朝食は7:30からとのことでしたが、「ここはガーナ。7:30開始といっても、7:30に従業員が出勤するって意味だろう」と思い、時間どおりに行っても待たされるだけだと判断しました。そこで7:45に朝食会場へ向かったところ、すでに数組のお客さんが食事をしていました。——え、すごい。ちゃんとしてる……。設備だけでなくサービス面もしっかりしていて、驚きました。
朝食はガーナの定番、パンとオムレツとティー(ミロのこと)。日本人にとっては十分すぎるボリュームです。

会場には私のほかに4〜5組のお客さんがいて、ビジネス利用の宿泊客が多い印象でした。
Cape Coastへ
チェックアウト後、そのままバスステーションへ。Windy Bay GuesthouseはWinneba Junctionのステーション裏にあるためアクセスも便利。ここまで好条件がそろったゲストハウスは、なかなかありません!
Takoradi行きのトロトロに乗ると、乗客はまだ数名。最低でも1時間は待つだろうと覚悟しました。
しばらくすると宣教師(パスタ見習い)が現れ、突然ゴスペルソングを熱唱し始めました。ライブさながらの大音量で、私は「うわー、始まった……。うるさいんだよな。ガーナ人も迷惑に思ってるんじゃ……」とうんざり。
ところが多くの乗客はその歌に合わせて声を出し始め、あっという間に車内はコンサート会場のように! これぞガーナ。久しぶりに異文化を浴び、懐かしい気持ちになりました。

Pedu Junctionで下車し、そこからはプラギヤ(3輪タクシー)でホストファミリーの家へ向かいました。ホストファミリーは、隊員時代のカウンターパートの実家です。Winneba Junction出発時にカウンターパートには連絡したものの、Cape Coastに着いたことはまだ伝えていませんでした。
ホストファミリーと再会
自力でホストファミリー宅に到着し、扉を開けると長女のシスター Adwoa(アジュア)がいました。私を見るなり、「わーーー! 1人で来れたの?! ようこそ!」と驚き、ハグしてくれました。去年と変わらぬ太陽のような元気いっぱいの彼女に会えて、とても嬉しい。
その後、元カウンターパート・Fii(フィー)のオフィスへ。彼は小さな印刷会社の社長です。社長室をノックすると、Fiiはちょうど打合せ中でした。
しばらくして再会の挨拶。シスターAdwoaほどの驚きはなく、「久しぶり! 元気だった?」という軽いノリ。まあ1年ぶりだから、そんなものかな。
Fiiの弟たちも会社を手伝っていて、三男のAbeiku、五男のEmmanuelとも再会できました(Fiiは8人兄妹の長男)。
——ああ、嬉しい。私はこの人たちに会うためにガーナへ来たのだ。
その後すぐ、「建設中の教会の様子を見に行かないといけない」と言われ、一緒に教会見学へ。移動中も見学中も、Fiiのスマホにはひっきりなしに電話がかかってきて、とても忙しそうでした。

カウンターパートとランチ
周囲から厚い信頼を寄せられているFii。隊員時代も学校の仕事はもちろん、それ以外のことでも常に複数のタスクを抱え、忙しそうにしていました。
会社を経営する今は、さらに忙しさが増している様子。それでも「Adjoaのために時間を作るよ」と言ってランチに連れて行ってくれました。
AYEMAA LOCALSというチョップバーで、私はFufu with Light Soupをいただきました。今回の渡航で初のフフ。何度も食べると飽きるけれど、久しぶりに食べるとやっぱり美味しい!

ファンティ・ファンティをいただく
Fiiが忙しそうだったので、これ以上迷惑をかけないよう滞在先へ戻りました。家に着くと、ホストマザーとも再会。
移動が続いて疲れが溜まっていることを自覚し、昨年の経験から「ここで無理をすると熱を出す」と判断して、この日は家でのんびり過ごしました。
夕飯は「ファンティ・ファンティを作るよ!」とホストマザー。「ファンティ・ファンティって何だっけ?」と尋ねると、いろいろな魚がたっぷり入ったトマトシチューとのこと。「Fante」とはこのセントラル州の民族名でもあります。海があり漁師の多い地域だから、この名がついたのでしょうか。
食べてみるとカニや小魚など本当にさまざまな魚が入っていて、食べ進めるのが面白かったです。まさに海沿いの街ならではの贅沢なお味でした。

想定外の夜のドライブ
夕飯の後、ホストファミリーの次男 Daniel と、従兄弟の Paa Kwasi(通称 PK)と飲みに行く約束をしていました。この日は水曜日だったため、小学校の先生である Daniel は「本当は金曜日がいいんだけどね。Adjoa のために時間を捧げよう」と言ってくれたのです。
20:30頃、Daniel が車で迎えに来てくれました。すると開口一番、「ちょっとした仕事があるんだ。少し寄り道してから飲みに行くんでもいい?」とのこと。もちろん「いいよ」と返事し、六男のDaddyも手伝い要員として乗せ、4人で出発しました。
車は街からどんどん離れ、やがて街灯もない真っ暗な未舗装の道へ。——おいおい、一体どこまで行くんだ……?
さらに途中で Daniel が「ボス」と呼ぶ男性をピックアップ。体格の大きい彼が後部座席に乗ったことで、後部座席に3人、助手席にはPKとDaddyの2人というぎゅうぎゅうの状態になりました。
21:30頃、家から 1 時間ほどで目的地に到着。同時に大量のタイヤを積んだトラックも到着しました。
「このタイヤを運ぶんだ」とDaniel。なるほど、「ちょっとした仕事」とは物置にタイヤを運び入れる作業のことだったのです。
タイヤは合計50個。みんなで協力して 30 分ほどかけて運び入れました。ちなみに私も1個だけ試しに持ち上げてみましたが、重すぎてとても無理でした。

作業が終わり、あとは飲みに行くだけ! と意気揚々と帰路についたのは22:15頃。
ところが「よーし、飲みに行くぞ!」と盛り上がっていた矢先、作業の指示を出した人物から Daniel に電話が。
「物置が狭いから、明日の朝もうひとつ物置を増設して、タイヤを積み直す。朝 6:00 に来てくれ」という指示。一同、大爆笑。日本ならブチギレ案件ですが、ガーナ人は怒らない。こういうところ、本当に大好きです。「Happy yourself(自分で自分を幸せにしよう)」というガーナでよく耳にする言葉の典型だなあと思いました。
閉店後のビーチで乾杯
結局飲みに行けたのは23:00過ぎ。ビーチサイドのDa Breezeというスポットです。しかし、私たちが入店したタイミングでお店は閉店時間。ドリンクだけ買うと、店員さんは「私たちは帰るけど、勝手に飲んでいって。空き瓶はテーブルに置いておいて」と言い残して全員帰っていきました。
5人それぞれ1本ずつ飲んで、合計100GHC(約 1,400 円)。貸切のビーチで夜風に吹かれながら、タイヤ運びの疲れを癒しました。

相変わらずツッコミどころしかないガーナ人に、愛しか感じない夜でした。
ガーナ滞在記5日目へ続く。
まとめ
| 滞在エリア | Winneba Junction, Cape Coast, Ankaful, Elmina |
| 会った人 | Enninful Family & Paa Kwasi |
| 食べたもの | Egg and bread, Fufu with light soup, Fante fante, Shandy |
| 使ったお金 | 142.5GHC |