オンラインでワークショップを開催する方法

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は青年海外協力隊の経験者で、学校などに出向いて国際理解の授業をする機会があります。そこで先日(9/2)、オンラインで「JICA国際協力出前講座授業力アップセミナー【発展編】」を受講しました。セミナーで学んだ内容をこちらに記録します。

青年海外協力隊の経験者や、オンラインでワークショップを開催する方法を知りたい方の参考になれば、幸いです。

講座の概要

  • 日時 :2020年9月2日(水) 19:00~20:30
  • 主催 :JICA東京
  • 内容 :オンラインでワークショップ形式の授業を実施する方法を学ぶ
  • 時間 :1時間30分

JICA国際協力出前講座授業力アップセミナー【発展編】で学んだこと

1. まずはZoomの注意点を説明

参加者の中には、Zoomを利用するのが初めての人や、不慣れな人もいるかもしれません。まずはZoomを使用する上での注意点を説明します。説明するのは、以下の7点です。

  1. 画面サイズは、オプションで「ウィンドウに合わせる」にしましょう
  2. オプションで「左右画面表示」にチェックを入れ、登壇者・参加者の顔が見えるようにしましょう
  3. 「スピーカービュー」にすると、登壇者の顔が画面に表示されます。ギャラリービューになっている場合はスピーカービューへ切り替えましょう
  4. 登壇者が話しているときは、マイクはミュートにしましょう。ネットワークが安定しない場合は、カメラもOFFにしましょう
  5. 途中で接続が切れてしまった場合は、再度ZoomのミーティングIDを入力して入り直してください
  6. オンラインだと、誰が発言しているかわからない場合があります。発言する際は、まず挙手をして、名乗ってから発言しましょう
  7. ディスカッションの際、リアルのときよりもリアクションは大きめにしましょう

説明が一通り終わったら、1度全員カメラをONにして「大きなリアクション」の練習をします。

2. アイスブレイク

1) 国名ビンゴ

初対面の人たちに対して授業を行う場合、アイスブレイクは必須。本講座でのアイスブレイクは「国名ビンゴ」でした。

4×4マスの用紙を参加者に配り、16個国名を自由に書き込んでもらいます。その後、参加者に1人1つずつ国名を挙げていってもらい、ビンゴをします。その際、講師は参加者の挙げた国名を3つに分けて板書していきます。ある程度国名が出たところで、「この3つは何の違いでしょう?」と参加者に尋ねます。答えは、「途上国・新興国・先進国」。この辺りから、本題に入っていきます。

2) 自己紹介

ワークショップでは、ディスカッションタイムがあります。ディスカッションの時間を有効に使えるように、事前に自己紹介の時間を設けます。ディスカッションするグループのメンバーで「ブレイクアウトルーム」に分かれて自己紹介をします。

3. バーチャルツアー

今回のワークショップは「タンザニアのある村の発展を考える」というテーマ。そこでまずは、タンザニアの紹介をします。紹介には「バーチャルツアー」の手法を用います。

空港に到着したところから、首都→地方都市→村落と順番に写真を見せながらガイド(説明)をしていきます。その際、ツアー感が出るように道路や乗り物の写真を用います。

4. ブレイクアウトルームでディスカッション

水道も電気も通っていない。最寄の街までの道は未舗装で、雨季になるとぬかるんで車が通ることもできなくなる。そんな村落に、先進国の援助が入ることになりました。ただし、援助できるのは、水道、電気、道路のいずれか1つだけ。10年後に村落が発展することを目的とするならば、どれを選ぶべきでしょうか?

まずは各自で以下のことを考えます。

  • 「発展」の定義とは
  • どれを選ぶか

それから4,5人のグループに分かれて援助してもらう対象を1つに決めます。グループを「村」とし、まずは村長を決め、村の意見を1つにまとめます。

5. ディスカッションで出た意見の紹介

それぞれの「村長」から、援助対称をどれに決めたかと、またその理由を発表してもらいます。

最後に、講師から「実際にタンザニアでこの話をしたときは、こんな意見が出た」、「バングラデシュからの留学生は電気だと主張していた」等の生の声を紹介します。

6. どう活かしてほしいか説明

ディスカッションには正解がなく、村人たちが主体となって考えることが大切だということを伝えます。

今回のようにプロジェクトを選択する際は、より村人の参加度が高くなるようなものを選ぶ、という視点も伝えます。

感想

今回最も勉強になったのは、バーチャルツアーの手法でした。これまで、私が出前講座でガーナの紹介をする際、国の人口、面積などの基本情報を説明し、衣食住の写真を見せる、という形式をとっていました。バーチャルツアーの手法だと、よりその国の雰囲気がわかるように思いました。また、道路の写真を見ることで、確かに自分が旅行しているような気分を味わうことができました。

今度出前講座をする際には、ぜひこの手法を取り入れてみようと思います。

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