2020年に読んで良かった本ベスト10

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。読書はAdjoaの趣味のひとつです。本日は、Adjoaが2020年に読んで良かった本を小説部門で5冊、実用書部門で5冊ずつ、全部で10冊ご紹介します。

小説部門

1. 『蜜蜂と遠雷』(恩田 陸 著)

ピアノコンクールで腕を競い合う、若きピアニストたちの物語。

音楽を描写する言葉と世界観がとても素敵でした。ずっとこの物語に浸っていたくて、読み終えるのが惜しく感じました。登場人物も、個性が光る魅力的なキャラクターばかりでした。何年かに1度読み返したい、大好きな1冊です。

2. 『店長がバカすぎて』(早見 和真 著)

バカすぎる店長の元で働く、本が大好きな書店員の物語。

とても面白い物語でした。笑える物語だとは全く思わなかったので、不意打ちでした。特に最後の方は、声を出して笑ってしまうくらいに面白かったです。読書好きなAdjoaとしては、本好きな主人公に刺激を受けて、この本を読み終えた後ますます読書熱が上がりました。

3. 『ノースライト』(横山秀夫 著)

建築士の青瀬は依頼を受け、依頼人の希望どおりの家を建てる。しかしながら依頼した家族はその家に住んでいないことが発覚する。納得いかない青瀬が元依頼人の行方を追う物語。

ストーリーとして面白かったです。よくできているな、と思いました。

私は建築関係とはまったく無縁の人生を送ってきました。そのため、建築家の世界を追体験できたことは面白かったです。こういうところが本の良さだな、と改めて思いました。

4. 『ライオンのおやつ』(小川 糸 著)

余命宣告を受けた雫(しずく)がホスピスで過ごす余生を描いた物語。

泣けました。この本を読んだときが、2020年で1番泣けました。

主人公が余生を過ごした「ライオンの家」では、死ぬ前にもう1度食べたいおやつをリクエストできます。もし私がリクエストするなら… 母の作るクレープかな。ある夏の日、私が小学校から帰ると母が台所でクレープ生地を焼いて待っている。クレープ生地に手作りのカスタードクリームを塗って、缶詰のみかんを挟み、くるりと巻いて食べる。甘いカスタードクリームとみかんの酸味、そしてもちもちのクレープ生地がたまらなく美味しい。

最後に食べたのは20年以上も前のことだけれど、あの美味しさはまだ覚えています。あれを超えるクレープには出会ったことはありません。この本を読んで、そんな懐かしい日を思い出しました。

5. 『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』(夏川 草介 著)

長野県松本市にある病院で働き、地方医療の厳しい現実と向き合う看護師と研修医の物語。

この本もとても良かったです。自分が長野県在住であることと、祖母を地方の医療施設で亡くした経験があり、当事者として読むことができました。

これまで私はなんとなく「救える命は救うべき」と思っていましたが、この本を読んで考え方が変わりました。たとえば、延命治療について。技術的には「救える」命でも、患者本人の中で命が終わっていれば、自然に任せる。それは本人にとって1番負担がなく、求めていることなのかもしれません。家族の「生きていてくれるだけで良いから延命してほしい」という想いは、実はその人を苦しめているのかもしれません。そういえば私の祖母も生前よく言っていました。「動けなくて何の楽しみもない。人に迷惑をかけてただ生きているだけ。早く死にたい」と。

命の在り方についてを考えさせられる良い物語でした。

実用書部門

1. 『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン 著)

いち早く目標に達成するための思考法「エッセンシャル思考」が紹介された1冊。

これは素晴らしい1冊でした。あれもこれもやろうとするから、目標に到達できない。言われてみればそうですが、言われて初めて「うわ、それ私じゃん…」とショックを受けました。

この本を読んでから、仕事のしかたが変わりました。私には「本を出版する」と「外国人のための研修施設を作る」という夢があります。新しい仕事の依頼があったときには「その仕事は私の夢に繋がるものか?」と考えて仕事を選ぶようになりました。

2. 『「好き」を「お金」に変える心理学』(メンタリストDaiGo 著)

自分の好きなことを仕事にし、稼いでいくための方法が紹介されています。

「好きなこと」で稼いだら、そのお金を好きなことを極めるために使う。そしてまた好きなことで稼ぐ。当たり前なようで、意外とできていない人も多いのではないでしょうか。私もその1人でした。

私はガーナという国が大好きです。ガーナと関わる仕事を本業にしたいと思っています。今のところ、年に数回ガーナについての講演会をさせていただいたり、旅行関係のWEBサイトでガーナを紹介する記事を書いたりしています。ですが、自分が過去に経験したことを話したり書いたりするだけで、新たにガーナに関する知識を身に付ける努力はしてきませんでした。この本を読んでから、もっとガーナについて詳しくなるべきだ! と思い、ガーナの文化についての本を読んだり、調べたりするようになりました。

稼いだお金を投資して勉強しているわけではないので、正確にこの本の内容を実践しているわけではありませんが、これからもガーナについて知識を深めたり、プレゼン技術やライティング力を上げるための勉強をしたりして、もっと稼げるようになりたいと思います。

3. 『自分を操る超集中力』(メンタリストDaiGo 著)

この本では、集中力をつけるための様々な方法が紹介されています。

特に勉強になったのが「ウィルパワー」の存在についてです。ウィルパワーとは、思考や感情をコントロールする力のことです。このウィルパワーが減る原因。それは、先延ばしです。私はよく「後で考えよう」と意思決定を後回しにしてしまいます。先延ばしにすると、脳では無意識にそれらのことを気にした状態が続き、脳が疲れていくのだそうです。「だから私は集中力がないのか!」と衝撃を受け、それからはすぐできることはすぐにやるようにしました。確かにこれをやるようになると、たまに後回しにしたときに疲れを感じるようになりました。

効率よく仕事をする上で、とても参考になる本でした。

4. 『Think Smart』(ロルフ・ドベリ 著)

この本では、間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法が紹介されています。

これもまたとても勉強になる1冊です。

特に印象に残っていて、実践もしているのは「どんな理由でも良いから、理由を伝える」という方法。人は、なんでも良いから「〇〇なので」と理由があると安心するようにできているのだそうです。人に何かを伝えるときは、必ず理由を伝えるように心がけるようになりました。確かに理由があると、スムーズなコミュニケーションができるような気がします。

5. 『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』(メンタリストDaiGo 著)

この本では、健康的な身体をつくるための方法が紹介されています。

この本を読んで良かったことと、残念だったことがあります。

良かったことは、大好きな炭水化物を心置きなく食べられるようになったことです。私は炭水化物が大好きです。しかし、近年「炭水化物は悪」的な話をよく聞くようになり「体に悪いらしいけど…」と罪悪感を覚えながら食べていました。ですがこの本では、炭水化物は食べたほうが良いという内容が書かれていました。それ以降、ガッツリ白米やパスタを食べられるようになりました。罪悪感なく食べられるのは、幸せです。

残念だったことは、ランニングが身体によくないという情報を知り得たことです。私の趣味の1つにジョギングがあります。ジョギングは、もともと健康づくりのために始めたもので、美容・健康に良いと信じて続けてきました。ところが、この本によるとランニングは老化を加速させ、しかもダイエット効果はほぼないらしいのです。これまでジョギングをした後体重計に乗ると確かに痩せていたのですが、プラセボ効果だったのでしょうか。ということは、「ランニングは身体に悪い」と思って走ると、本当に健康を損なってしまうのでは…。それでも走ることが好きな私は、まだジョギングを続けています。知らずに走っていたほうが幸せだったのかもしれません。

総括

2020年(3~12月)は全部で26冊の本を読みました。その中で最も良かった10冊をご紹介しましたが、どの本も面白くて、選ぶのに時間がかかりました。

メンタリストDaiGoの本が3冊入っていますが、決して彼のファンというわけではありません。私が読む本を選ぶ基準は、図書館の貸出ランキングで上位に入っているかどうかです。たまたま人気の本に彼の著書が多く入っていて、それを読んでみたら実際に良かった、というだけのことです。

2021年もたくさんの良書を読み、皆様にご紹介したいと思います。

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