キアゲハが幼虫〜蛹〜蝶になるまで【飼育体験記】

はじめに
エティセン(元気ですか)? Adjoaです。私は約2年前に東京都足立区より、長野県木曽町に移住しました。そして現在、田舎暮らしを大満喫中です。
先日、飼っていたキアゲハが羽化しました。捕獲から羽化までの経過をこちらに記録します。キアゲハの幼虫を捕まえた方や、飼ってみたい方のご参考になれば幸いです。
キアゲハとの出会い
キアゲハとの出会いは2021年9月5日。私の家庭菜園のイタリアンパセリを食べているところを捕獲しました。
捕獲してからは、虫カゴ代わりにプラスチックのケースに入れて飼育しました。餌は、菜園のイタリアンパセリを与えました。

蛹になるまで
蛹っぽい形になり始めたのは、捕獲から3日後の9月8日。

そこからさらに2日後の9月10日。完全に蛹になっていました。

その後は餌やりもなく、ただただ放置です。
ここ木曽町は、真冬にもなればマイナス20度にも達するような寒さの厳しい土地。室内でもマイナス10度になるような、暖房の効かない廊下に蛹を冬の間じゅうずっと置いていました。特に暖かい部屋に避難させるようなこともしませんでした。
羽化するまで
2022年5月24日。蛹になってから257日(8.5ヶ月)。とうとう蛹がチョウに羽化しました!
プラスチックケースの表面は、足がつるつる滑るようで、なかなか飛び立てない様子でした。そこで、太めの雑草の茎をチョウに近づけてあげると、そこにしがみ付いて羽をばたつかせていました。何度か飛び立とうとして失敗を繰り返し、何回目かでようやく茎を離れ、危うげな様子でしたが草むらへと飛び立っていきました。

キアゲハを飼ってみた感想
生命の神秘を感じました。私にとって、幼虫→蛹→蝶への進化の過程を自分の目で見たのは、これが初めてのことでした。「本当にポケモンみたい!」と感動しました。羽化したばかりのキアゲハの羽の美しさにも感動を覚えました。
実は、5月上旬になってかなり気温が上がってきたときでもまだ羽化しなかったので、蛹は真冬の寒さで死んでしまったのだと思っていました。だから、ケースの中の様子がいつもと違うのを目にしたときは、衝撃を受けました。虫って、たくましい!
そして、キアゲハを放つときは感慨深く、寂しさを感じました。キアゲハが巣立って行った後も、なんだか切なくて彼(彼女)が住んでいたプラスチックケースを片付けることができません。
「育てた子どもが巣立っていくときって、こんな気持ちなのかな…」と、嬉しいような、でも少し悲しい様な気持ちになりました。
でも、この感動を得られるなら、ぜひまたキアゲハを飼ってみたいです。キアゲハを見つけるために、彼らの好物のパセリを農園で育てたいくらい!
実は初めてキアゲハの幼虫を見たとき、私は「なんだこの気持ち悪い虫は! 私のパセリを食べやがって! にっくき虫め!」と思っていました。それがだんだん可愛らしく思えてきて、最後には野に帰すのが惜しいくらいになったのです。荒療治ではありますが、虫嫌いな人が苦手を克服するのにも良いかもしれません。
チョウチョの幼虫育成、子どもから大人まで楽しめると思います。超お勧めです!