KISO女性・若手起業塾(2日目)で学んだこと〜”マイ事業”のデザイン〜

はじめに
メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は今年(2021年)、「KISO女性・若手起業塾」という講座に参加して、起業の進め方を学んでいます。講座は全3回で、ここでは講座の2日目で学んだことを記録します。
起業に興味がある、起業してみたい、と考えている方のご参考になれば幸いです。
講座の概要
- 日時 :2021年8月24日(火) 13:00-17:00
- 主催 :長野県木曽地域振興局商工観光課
- 講師 :長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センター 秋葉芳江氏
- 内容 :マイ事業の考え方
- 場所 :木曽合同庁舎/オンライン
1. 経営理念を作る
経営理念は、経営の判断基準です。ビジネスパートナーを選ぶとき、仕事を受けるか否かを決めるときなど、すべての拠り所となる柱です。経営者は1日の98%を判断に費やすと言います。経営理念は迅速かつ迷いなく判断をするために必要なものです。
また、経営理念は企業のイメージアップにもなります。
さらに、人を雇うことになった場合には、理念に賛同してもらえるかどうかで、互いに(雇う側・雇われる側)一緒に働ける仲間かどうかを見極めることもできます。
経営理念を作るときは、まずは以下の3点を考えます。
- 今、自分が大切にしていること
- 大切にしたいと思っていること(今できていなくてもOK)
- どうしても譲れないこと
これは、世間的な「べき論」ではなく、自分自身が想うことです。これらを言葉にし、それらの中からポイントをまとめて1つ(もしくはそれ以上)の経営理念たる文章を作ります。
2. 強みと追い風からビジネスプランを練る
SWOT分析の、Strength(強み)とOpportunity(機会)の部分だけを考えてみます。
強みについては、自分の好きなことや得意なことの中から、第3者からも認められるものを強みと考えます。
機会は、世の中の動きで、自分のやりたい事業にとって追い風になるようなものです。たとえば法律の改正や、SNSの普及などです。
まずは強み、そして機会を別々に思いつく限り書き出します。それから、強みと機会を掛け合わせてできそうなことを考え、それも書き出します。実際にできるかどうかは考えません。
3. マイストーリーを考える
今や起業にストーリーは欠かせません。
ストーリーがあると周りからも支援を受けやすいし、何よりも、自分が自信を持てるようになるという利点があります。「こういう理由でこのビジネスを始めた」と胸を張って言うことができます。
ストーリーは、起業しようと思うに至った背景を書き出します。たとえば、「子ども時代に海外で暮らし、言葉が通じなかったり、文化が違ったりすることに苦労した。その経験から、在日外国人の支援をしようと思った」みたいなものです。
4. ステークホルダーを考える
ステークホルダーとは、利害関係者のことです。顧客、従業員、株主、取引先などを指します。そして忘れてはならないのが、身の周りにいる人々です。ご近所の方や地域社会もステークホルダーとなり得ます。
ステークホルダーを挙げる際には、金銭的な利害関係だけでなく、無形の価値も考えます。無形の価値とは、「感謝」や「応援」など。たとえばご近所の方は、商品やサービスを購入することはないけれど、いつも応援してくれている場合、それも「価値」と言えます。事業の情報拡散をしてくれる友人や仲間も、同様です。
このとき、ステークホルダーを金銭的な利害関係者しか挙げられないとしたら、そのビジネスは長続きしません。なぜなら「無形の価値」こそがモチベーションを生み出し、そこからお金に繋がっているからです。
5. SDGsをヒントにする
SDGsはビジネスチャンスのかたまりです。というよりも、持続可能なビジネスでないと取引相手にもなってもらえないくらい、SDGsはビジネスに必要不可欠なものになりつつあります。
それに関連して、これまでは「リニアエコノミー」の時代でしたが、これからは「サーキュラーエコノミー」の時代です。サーキュラーエコノミーとは、製品やサービスを作るための材料を仕入れて、売って、(顧客が)使って、廃棄という一方向の流れです。サーキュラーエコノミーは、廃棄が発生せず、使った後は原料に戻るというビジネスモデルです。当然、持続可能性があるのは後者です。
SDGsの169のターゲットを読むと、ビジネスになりそうなことがたくさん書かれています。そこからビジネス案を作るのも良し、すでにあるビジネスアイディアをSDGsに結び付けるのも良しです。
いずれにせよ、事業がSDGsに関連していないと、投資が受けづらい、取引先が見つからない、等、大なり小なり不都合が生じるでしょう。
感想
今回の講座の後、正直、起業に対する自信がなくなりました。
これまで私は「やってできないことはない」と思っていました。ですが今回、ステークホルダーの話の中で「お金は人が好き。人の集まるところにお金が集まる」という話を聞き、私には難しいかもしれない、と思ってしまいました。私は人と集まることがとても苦手だし、人を集めたいとも思っていないからです。
起業にこだわらずに、自分の本当にやりたいことをもう1度考え直すのも良いかもしれない、という想いが残りました。
講座1日目の記事はこちらです。