2024年ガーナ滞在記〜16日目・ケープコースト最大のお祭りアフェシェ〜

はじめに
Wo ho te sen?(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。
先日(2024/8/23-9/12)、ガーナに3週間の里帰りをしてきました。20泊21日のうちの16日目(2024/09/07)の様子と、感じたことなどをこちらに記録します。
ケープコーストのお祭り「Afahye(アフェシェ)」の様子を知りたい方のご参考になれば幸いです。
旅程
行き
- 関西国際空港(KIX) 10:30発 → スキポール空港(AMS) 17:45着 KL0868便 (KLMオランダ航空)
- スキポール空港(AMS) 15:20発 → コトカ国際空港(ACC) 19:50着 KL0589便 (KLMオランダ航空)
帰り
- コトカ国際空港(ACC) 22:05発 → スキポール空港(AMS) 06:40着 KL590便 (KLMオランダ航空)
- スキポール空港(AMS) 08:05発 → シャルル・ド・ゴール空港(CDG) 09:25着 KL1405便 (KLMオランダ航空)
- シャルル・ド・ゴール空港(CDG) 13:20発 → 関西国際空港(KIX) 9:30着 AF292便 (エールフランス航空)
ガーナ滞在記1日目(in Accra)はこちら。
ガーナ滞在記2日目(in Accra)はこちら。
ガーナ滞在記3日目(in Accra)はこちら。
ガーナ滞在記4日目(in Mprumem)はこちら。
ガーナ滞在記5日目(in Mprumem)はこちら。
ガーナ滞在記6日目(in Mprumem / Winneba)はこちら。
ガーナ滞在記7日目(in Mumford / Cape Coast)はこちら。
ガーナ滞在記8日目(in Kakum National Park)はこちら。
ガーナ滞在記9日目(in Cape Coast Castle / UCC / Elmina Castle)はこちら。
ガーナ滞在記10日目(in Cape Coast)はこちら。
ガーナ滞在記11日目(in Cape Coast / Kwabenya)はこちら。
ガーナ滞在記12日目(in Kwabenya / Winneba)はこちら。
ガーナ滞在記13日目(in Swedru / Mprumem)はこちら。
ガーナ滞在記14日目(in Mprumem / Mumford / Cape Coast)はこちら。
ガーナ滞在記15日目(in Cape Coast)はこちら。
9:30 朝食
今日はAfahye(アフェシェ)の日!
Afahyeは、ケープコースト最大のお祭りで、毎年9月の第1土曜日に開催されます。ホストファミリーも含め、ケープの人々は1週間以上前からずっとソワソワ・ワクワクしていました。
前の晩はオレンジフライデーで一晩中爆音の音楽が流れ続けてよく眠れなかったので、私も含めて家族全員遅めの起床でした。
この日の朝食は「ボーフルーツ」という揚げパンと、「ココ」というミレットのペースト。これは道端で買ってきたものです。日に日に食事が適当になっていくけれど、それはつまりゲストから家族の一員になりつつあるようでもあり、嬉しい。
普通にココを買うと砂糖が多くて甘すぎるので、ホストマザーのMaame Esiは気を利かせて砂糖を別添で買ってきてくれました。頼んでもないのに、本当に気が利く人だ!

ココだけで食べると飽きる味だけれど、なぜかボーフルーツと合わせると全部食べられるんだよなぁ。美味しかった! …いや、この朝食を美味しいと思えるということは、味覚・嗜好がガーナ人になっているな…。よく考えたら糖質祭りだぞ、この食事…。
9:40 兄妹と一緒にカレー作り
お世話になったホストファミリーのみんなへのお礼として、この日の昼食は私が日本の料理を作ることになっていました。日本の料理と言っても、何一つ食材や調味料を持ってきていないので、現地調達できるものだけで作ります。ということで、カレーを作ることにしました。カレーは日本料理とは言えないかもしれませんが、ケープコーストで手に入る食材で作れる料理は、カレーくらいしか思いつきませんでした。
ホストファミリーの長女シスターAdwoa(アジュア)と、その弟のKojo(コジョ)に手伝ってもらって、カレーを作りました。

10:00 Afahyeのパレード見学
みんなで料理をしていると、ドコドコドコ…と太鼓の音が聴こえてきました。「Adjoa! Afahyeが始まったよ! 行こう!」とシスターAdwoaが言うので、料理を中断して、兄妹3人と一緒にお祭りを見に行きました。
ガーナの各地からやってきたチーフたちが、お神輿のように担がれて街をパレードしていきました。

パレードはあと数時間はかかりそうだったので、一旦見学を中断して家に戻りました。
家に帰ると、六男のダディーがご飯を炊いてくれていました。パレード見学に出かける前に、水に浸して置いておいたところ、気を利かせて炊いてくれたようです。ご飯の硬さを確かめるために味見をすると…しょっぱ! ガーナではご飯を炊くときに塩を入れます。ダディーはちゃんとご飯を炊く前に、味見して塩まで入れてくれたようです。まぁ食べるのはガーナ人だし、ガーナ人好みの味ということで良しとしましょう。
しかし本当に家族全員よく気が付く人たちだなぁ。
13:00 現役隊員と一緒に昼食
カレーが完成した頃、先週お会いしたケープコーストの現役隊員さんが家にやってきました。数名の青年海外協力隊員がお祭りを見るためにケープに来ているということで、ここで一緒にお昼を食べることになりました。カレーだけでは足りないので、ピザを買ってきてくれました。
ホストファミリーの兄弟4人と、現役隊員さん5名+私で、一緒に食卓を囲みました。
ケープのピザは、オクトパス(イカ)が乗っていました。さすが漁師街。ホストファミリーの兄弟たちは、カレーもピザも美味しいと言ってたくさん食べてくれました。お口に合って良かった!
あまりにも人気だったので、私は自分が作ったカレーを一口も食べていないということに気づいたのは、食事が終わってからでした。
15:00 Afahyeのメインイベント見学
昼食の後、またシスターAdwoa、Emma、Kojoと私でお祭りを見に行きました。パレードはもう終わっていたので、私たちはチーフたちの集うお祭りのメイン会場に向かいました。
メイン会場前の道は人の海で、ものすごい密度。スリがいそうで怖かったです。途中でEmmaとはぐれてしまい、家に帰るまで合流できませんでした。
メイン会場に入ると、立ち入り禁止ゾーンに入って見学している人たちが大勢いました。シスターAdwoaも、普通にズンズンそこに入って行きました。
そこに来た警察や軍人が「ここは立ち入り禁止エリアだ。君たちには2つのオプションがある。1つは、今すぐここから立ち去ることだ。もう1つは…できれば見せたくないんだが、どうしても立ち去らないなら仕方がない…」と言いました。そのもう1つのオプションとは、ムチで叩かれることです。以前私はほかのイベントで、同様に立ち入り禁止ゾーンに入った人たちを追い出すために警察がムチを振り始めたのを見たことがありました。それを知っていたので私はとても怖くて、一刻も早くそこを立ち去りたかったのに、誰1人動こうとはしません。むしろ「どうしてダメなんだ! 見させてくれたっていいじゃないか! プリーズ!」と警察に交渉し始めるおばちゃんもいました。強すぎる(笑)。
結局警察はムチを出すことなく、群衆を納得させようと頑張っていました。素晴らしい。

アシャンティ王国のチーフが会場に現れたとき、会場の盛り上がりは最高潮に達しました。しかし、チーフっぽい人たちが周りにたくさんいすぎて、私にはどれが本物なのか識別できませんでした。
21:30 夕飯
お祭りから帰ってきたら、もう外は暗くなっていました。
この日は、ホストファミリーのKojoがジョロフライスを作ってくれるという話でしたが、一緒にお祭りを見に行っていたので、料理をする時間はありませんでした。ホストマザーも、Kojoが作ると思っていたから夕飯を準備していませんでした。
たまには外でインドミ(ガーナの焼きそば的な食べ物)を買って食べようかな、と思っていると、Kojoが「Paa Kwasi(パークウェイシー)の家に夕飯を食べに行こう」と誘ってくれました。
彼らのいとこのPaa Kwasiの家に行き、オイルライスをごちそうになりました。オイルライスは、細かくしたスパゲッティとご飯を多めの油で炊いたもの。フレッシュペペとオムレツと一緒にいただきました。かなり塩分が強めでした。でも美味しくて、本当なら少し残すのがマナーなのに、完食してしまいました。私のお皿を見たPaa Kwasiは「足りなかったんじゃない?」と心配していました。

22:45 眠らない夜
その後、Paa Kwasiと、彼の兄弟と、ホストファミリーの兄弟4人と、彼らの友人で、合計11人くらいで前の日と同じHighwayに出かけました。22:30に着いたらHighwayは満員で、席がありませんでした。スタンディングでみんなでCLUB(ガーナの定番ビール)とシャンディ(レモン風味のお酒)を飲みました。

前の晩よりもさらに盛り上がっているHighway。そこは完全にナイトクラブでした。みんなライブ演奏に合わせて踊り続けていました。
今回のガーナ滞在では、この日がケープコースト最後の夜。ギリギリまでガーナを満喫したい私は、眠いけれど眠るのがもったいなくて、深夜2時過ぎまでそこにいました。最後は前の日と同様にAbeikuが「送ってあげるから帰ろう」と言ってくれて、みんなよりも先に帰りました。街でもまだ爆音の音楽が流れ、人々が道路に出て踊っていました。その後AbeikuはまたHighwayに戻り、みんな3時頃までAfahyeの夜を楽しんだそうです。
お祭りの夜は眠らない。そんなケープコーストを見せてくれたホストファミリーのブラザーたちに感謝。メダーシ。
ガーナ滞在記17日目へ続く。