2024年ガーナ滞在記〜17日目・さよならケープコースト〜

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はじめに

オチデン(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。

先日(2024/8/23-9/12)、ガーナに3週間の里帰りをしてきました。20泊21日のうちの17日目(2024/09/08)の様子と、感じたことなどをこちらに記録します。

旅程

行き

  • 関西国際空港(KIX) 10:30発 → スキポール空港(AMS) 17:45着 KL0868便 (KLMオランダ航空)
  • スキポール空港(AMS) 15:20発 → コトカ国際空港(ACC) 19:50着 KL0589便 (KLMオランダ航空)

帰り

  • コトカ国際空港(ACC) 22:05発 → スキポール空港(AMS) 06:40着 KL590便 (KLMオランダ航空)
  • スキポール空港(AMS) 08:05発 → シャルル・ド・ゴール空港(CDG) 09:25着 KL1405便 (KLMオランダ航空)
  • シャルル・ド・ゴール空港(CDG) 13:20発 → 関西国際空港(KIX) 9:30着 AF292便 (エールフランス航空)

ガーナ滞在記1日目(in Accra)はこちら
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ガーナ滞在記4日目(in Mprumem)はこちら
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10:00 朝食

今日、私はケープコーストを離れ、アクラに行きます。今回のガーナ滞在では、ホストファミリーと過ごす最後の日です。

この日は日曜日。セントラル州に住む多くのガーナ人はクリスチャン。日曜日は教会に行く日です。ステイ先のホストファミリーも全員クリスチャン。特にホストマザーのMaame Esi(マミエシ)は敬虔なクリスチャンで、日曜日はもちろん、他の曜日でも教会の行事があれば行きます。

そんなMaame Esiですが、この日は教会のプログラムの始まる時間を過ぎても、家にいました。私のせいです。

前の日「最後のご飯は何を食べたい?」と聞かれた私は「ワチェ」と答えました。ガーナでは家庭で作ることはあまりありません。なぜなら、ワチェはほかのガーナ料理と比べて手間がかかるからです。そのためMaame Esiは朝早く起きてワチェを作っていました。教会に行く時間になっても、まだ料理は続いていたのです。

「私は教会に遅れている!」と言いながら料理をしているMaame Esiを見ていると申し訳なくて、朝はなんとなく部屋で荷造りをしているフリをして過ごしました。

昨夜私とともに夜遊びに出かけた3人のホストブラザーズは1人も起きて来ず、いつもなら教会に行く時間になっても眠っていました。Maame Esiが「起きて教会に行きなさい」と何度も起こしに言ったにも関わらず。

Maame Esiが教会に行く前に五男のEmma(イマ)を叩き起こして「Adjoaの朝ごはんを買ってきて」とおつかいに行かせました。というわけで、私の朝食は10:00過ぎになりました。

ケープで最後の朝食は、やっぱりボーフルーツとココでした。この日はEmmaが買ってきたので砂糖入りのココで、私には甘すぎて半分も食べられませんでした。

12:20 ケープ最後の昼食

Maame Esiは11:45頃に急いで教会から帰ってきてくれました。

そして、念願のホームメイドワチェをいただきました。朝食を食べたばかりだったので、通常の4分の1くらいの量だけ。

シト(魚介類ベースの辛いソース)を買い忘れたらしく、シトはなし。個人的にはゆで卵付きのワチェが好きだけれど、食べ始めてからそういえば卵を付けるようにお願いし忘れたことに気づきました。

13:20 さよならEnninfulファミリー

私がもう家を出る頃になって、それまでどこかに出かけていたシスターAdwoaが帰ってきました。どこに行っていたのかと思うと、彼女は私のスリット&カバ(ガーナの民族衣装)の仕上げをしていたのです。

せっかくなので、それを着てホストファミリーと記念撮影。この写真は私の宝物です。

シスターAdwoaには、仕立て代がいくらとは言われていなかったけれど、布代も含めて400セディを渡しました。ガーナ人は「あなたは私の友達だからお金はいらないよ」と言うことが多いので、受け取ってもらえないかと思いました。でも彼女は「ありがとう! God bless you.」とすんなり受け取ってくれました。そのときの彼女の笑顔が、なぜかとても心に残っています。

そしてこのホストファミリーの長男であり、私の元カウンターパートのFiiは最後まで顔を出さず…。もう時間がないから、別れを告げずに去ろうかと思いましたが、すぐに考え直しました。もしかしたら彼に会えるのは、これが最後かもしれない。そうなったら一生後悔する。だから、会いに行きました。歩いて10分ほどの場所にある教会へ。

教会に着いて、Fiiを呼ぶも、彼はなかなか出てこない。どんどん次の予定が押していく…と思うも、絶対に後悔したくはないので、彼を待つと決めました。10分ほど待って、やっと彼が出てきました。彼の実家にホームステイさせてもらったお礼を告げ、最後のハグをすると涙が出そうになりました。彼に会えて本当に良かった。

最後は1人プラギヤに乗車し、教会まで送ってくれたMaame Esi、シスターAdwoa、Kojo、そして大好きなFiiとお別れしました。この日記を書いている今も、このときのことを思い出すと胸が熱くなります。

Enninful(エニンフル)ファミリー、本当に全員大好き。この家族の一員になりたい。ひとときでも、私を家族にしてくれてありがとう。

14:00 トロトロ乗車

昨日会ったNsawan(ンサワン)の隊員さんと一緒にアクラ方面まで一緒に移動する約束をしていました。13:00にPedu Junctionで待ち合わせをしていたのに、私が着いたのは14:00前。時間感覚がガーナ人化している私。

一緒に「流し」(満席になったら出発するタイプではなく、途中で乗客を拾っていくタイプのバス)のアクラ行きトロトロに乗り込みました。会話しながらの移動だったので、目的地まであっという間でした。

私の行き先はSenya Beraku(センヤベレク)。元生徒に会うことが目的です。

17:00 Senya Berakuで生徒と再会

ケープから3時間弱で、途中のSenya Berakuで下車しました。運賃は50セディでした。下車すると元生徒のLiz(リジ)はそこで待っていてくれて、スムーズに会うことができました。ガーナではレアなことです。

2人でmoto(バイク)に乗って彼女の家まで行くと、彼女の弟もいました。彼もまた、私の配属先の生徒でした。

彼女はICT専攻で唯一の女子でした(唯一と言っても全部で3人だけど)。だから、私たちが教えたスキルを卒業後の仕事に活かしているのかどうかが気になっていました。

「どんな仕事をしているの? パソコンは使っている?」とLizに聞くと「もう何ヶ月も働いていないわ。ただ、毎日食べているだけよ。事務職として働いていたんだけどね、会社が潰れたのよ」と。ICT専攻の難しいところは、こういうところ。調理や服飾専攻なら、雇われなくても個人事業を始めやすい。だけど、今のガーナではWord、Excelのスキルで個人事業をするのは難しい状況です。

まぁ何はともあれ、生徒2人の元気な姿を見られて良かった。

18:00 日曜日の夜は帰宅ラッシュ

Oparebea(オパレビア)兄妹は「フフを食べて行って」と夕食にInviteしてくれました。しかし、私にはまだこの後予定があるので、諦めました。

そして先ほどトロトロを降りた道路沿いまで彼らに送ってもらいました。日曜日の夕方は、お葬式帰りの人々でトロトロは大混雑。なかなかトロトロを捕まられず、30分ほど道路沿いで空席のある車が来るのを待ちました。運良くLapaz行きの乗車でき、Mallam Junctionまで行きました。

Mallam Junctionではさらに大勢の人々が待っていて、席取り合戦でした。そこでもまた30分ほど待ってNkrumah Circle(ンクルマ・サークル)行きのトロトロに乗りました。

ここまで来ると、もはやセントラル州のような地方とは景色が全く違います。アクラまで来たら、もう半分帰国したような気持ちになり、切なくなりました。

Circleの終点で下車してアクラに住んでいる同期のガーナ隊員と合流し、彼女が呼んでくれたタクシーでOsu(オス)に向かいました。

21:30 Osuで夕食

夕飯は、バンクーとともに美味しいティラピアを食べられるお店に行きました。9年前の隊員時代にも一度来たことがあるお店です。大きなティラピアと、たっぷりの野菜がありがたい。さすがアクラ。当時はアボカドは乗っていなかったので、さらに豪華になっています。また食べたい! 7年半ぶりに飲んだアルバロ(洋梨のジュース)も美味しかったな。

あとやっぱり首都は舗装されているせいか、ケープと比べて暑いように感じました。マジでアクラと地方では、別の国レベルで文化が違うな…とバンクーを食べながら思った夜でした。もうケープが恋しい。

ガーナ滞在も残すところあと4日。

ガーナ滞在記18日目へ続く。

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