2024年ガーナ滞在記〜19日目・シャイヒルズと事件の多い1日〜

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はじめに

Wo ho te sen?(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。

先日(2024/8/23-9/12)、ガーナに3週間の里帰りをしてきました。20泊21日のうちの19日目(2024/09/10)の様子と、感じたことなどをこちらに記録します。

シャイヒルズに行こうと考えている方のご参考になれば幸いです。

旅程

行き

  • 関西国際空港(KIX) 10:30発 → スキポール空港(AMS) 17:45着 KL0868便 (KLMオランダ航空)
  • スキポール空港(AMS) 15:20発 → コトカ国際空港(ACC) 19:50着 KL0589便 (KLMオランダ航空)

帰り

  • コトカ国際空港(ACC) 22:05発 → スキポール空港(AMS) 06:40着 KL590便 (KLMオランダ航空)
  • スキポール空港(AMS) 08:05発 → シャルル・ド・ゴール空港(CDG) 09:25着 KL1405便 (KLMオランダ航空)
  • シャルル・ド・ゴール空港(CDG) 13:20発 → 関西国際空港(KIX) 9:30着 AF292便 (エールフランス航空)

ガーナ滞在記1日目(in Accra)はこちら
ガーナ滞在記2日目(in Accra)はこちら
ガーナ滞在記3日目(in Accra)はこちら
ガーナ滞在記4日目(in Mprumem)はこちら
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7:00 OsuからKasoaへ

この日は予定が盛りだくさん。朝早くから行動を始めました。

まずはKasoa(カソア)へ。あれ、せっかくセントラル州から首都アクラに戻って来たのに、またKasoa? そうなんです。オーダーしていた服を受け取るために、テイラーさんの自宅があるKasoaに向かいました。

幸運なことに、Osu(オス)からLapaz(ラパス)行きのトロトロが出ていました。Lapazの終点まで行き、Kasoa行きのトロトロに乗り換え、Kasoaでもまた終点で下車。そこから5分ほど歩いてプラギヤ(三輪タクシー)に乗り換え、Global View Hotel Junctionで下車。

9:15 オーダーした服を受け取る

オーダーしていた服は2点。キャミソールワンピースと、ガーナ人男性の正装風のセットアップ。

ワンピースは期待以上の出来栄え! お願いしていなかったのに、ポケットとベルトを付けてくれました。

セットアップの方は、あれれ…力尽きたのかな? ワンピースと比べて縫い方が雑でした。まぁ仕方ない。期日通りに完成させてくれたので文句を言わず、約束通りの金額を支払いました。

このテイラーさんはコートジボワール人です。私が彼の家を訪れたとき、ちょうど朝食にコートジボワールの料理「アッチャケ」を作っているところでした。ガーナでも、コートジボワールの国境付近に行くと食べられます。彼は「食べていきなよ」とinviteしてくれましたが、次の予定があるので、後ろ髪を引かれる思いで彼の家を後にしました。大好きなアッチャケ、Next time。

10:30 KasoaからAshaimanへ

私がガーナを離任する頃に大規模な工事をしていたKasoaには、立派なバスステーションが出来ていました。コンクリートで舗装されて、屋根まであって、看板もある! あまりの変わり様に「ええ…マジか…」と1人で何度も呟きました。

当時のKasoaのステーションは赤土だったので、雨が降ると泥だらけ。乾季は砂まみれ。看板もなくて、どこにどこ行きのバスがあるのかわからない。そんなカオスなステーションでした。それでも、以前のほうがガーナらしくて好きだったなぁ…。

こうやってどんどん世界は均一化していってしまうのか…、と思うと寂しい気持ちになりました。発展することは住民にとっては便利になって良いことだと思いますが。

12:00 目の前でケンカが勃発

さて、KasoaからAshaiman(アシャーマン)行きのトロトロに乗車すると、10分ほどで満席になり出発しました。

Ashaimanに着く直前になり、渋滞にハマりました。そのとき、私が乗っていたトロトロを抜こうとして隣に来たトラックがぶつかりそうになりました。そこでドライバー同士で言い争いが始まり、ついにはトラックのドライバーが車を降りてきて、こちらの運転手席のドアを開け、殴り合いのケンカが勃発! 乗客たちも「ドライバー、やめろ!」「落ち着け!」「気にするな、行こう!」と大騒ぎ。

結局、道路沿いにいたガーナ人たちが彼らを止めに入り、大事には至らず、なんとかトロはステーションに向けて進み始めました。しかし、その後を追ってきたトラックがまた隣の車線に入ってきて、再びトロのドライバーを罵り始めました。トロのドライバーも「かかってこいや!」とトラックドライバーに売られたケンカを買う。

いや、かかってこいや、じゃないよ。トラックにぶつかられたら負けるのはこっちだから。ほら、人轢くよ! 前を見て運転してくれ!

最終的に、トロはステーションに入り、トラックはそのまま道を進んで行ったため、事故にはならずに済みました。

ガーナで2年半暮らした私は、ほとんど何が起こっても動じないけれど、さすがに今回はヒヤヒヤしました。

12:45 AshaimanからShai Hillsへ

Ashaimanのステーションに着くと、再び同期のガーナ隊員・Abena(アベナ、彼女のガーナ名)と合流。これから2人で、観光スポットのShai Hills(シャイヒルズ)に行きます。Shai Hillsに行くには、Kpong(ポン)行きのトロトロに乗車して途中下車します。

乗り込んだのは、トロのバックシート(最後部座席)。最後部の窓は開かないタイプでした。席が埋まるまで待っている間はトランクが開け放たれていたので風が通っていたものの、席が埋まってトランクが閉まると、風が通らなくて尋常ではない暑さ! 私は呼吸が苦しくなり、命の危険を感じました。たまにニュースで見る、車に置かれて行って暑さで亡くなってしまう子どもの感覚ってこんな感じなんだろうな…。

車が走り出すと、前の窓から入ってくる風が後部座席まで届いて、ようやく死の淵から逃れることができました。

AshaimanからShai Hillsへは、40分程度で到着しました。Shai Hillsのゲートの目の前がバス停になっているので、アクセス良好です。

13:30 Shai Hills

Shai Hillsに着いたら、受付をします。受付では、1時間のコース(80セディ)と2時間のコース(100セディ)を選ぶように言われました。2時間コースだと、1時間コースに加えて丘の上に上れたり、見られる動物が数種類増えます。さらに、園内を回るのにプラギヤ(2〜3人用)かタクシーを選びます。

私たちはプラギヤで回る2時間コースを選択しました。

園内に行く途中の道沿いで、バブーン(サルの一種)が数頭いるのを見かけました。

園内に入ると、ツアーガイドさんがプラギヤを運転しながら、「あそこにアンテロープがいるぞ」と教えてくれました。視力が低い私にはシルエットが見えるか見えないか…というくらい遠くにいてよくわかりませんでした(笑)。

丘の上に上ると、アフリカっぽい景色が広がっていました。日本人がイメージするようなアフリカのサファリな風景は、ガーナ南部では滅多にお目にかかることがありません。まさか、アクラから日帰りできる距離でこんな風景が見られるだなんて。短期のガーナ旅行者にはぜひお勧めしたいスポットです。

バブーンとアンテロープ以外に見せてもらった動物は、野生ではなく飼育されているものでした。ダチョウ1頭と、シマウマ(かなり遠く。以下の写真)と、パイソンです。パイソンは触ることができました。

16:00 お世話になった先生と再会

ツアー終了後、この近くに住んでいる知り合いのガーナ人、George先生に電話をして、Shai Hillsまで来てもらいました。彼は、私が隊員活動中に開催したワークショップに参加してくれたGomoa Adaa NVTI(ゴモア・アダ職業訓練校)の元校長先生です。今は学校を退職して、フリーランスのコンサルタントをしているとのこと。

外のベンチに腰掛けて3人でおしゃべりをしていたら、雷鳴が聞こえてきたので、慌ててAshaimanに戻るトロトロを捕まえました。トロに乗った瞬間雨が降ってきて、危機一髪。先生は濡れちゃっただろうな。でも少しトロが進むと、小雨になりました。

16:30 Shai HillsからTemaへ

この日は、同期と2人でTema(テマ)に宿泊することになっていました。そのためAshaimanでTema行きのトロトロに乗り換えました。トロに乗車した直後、ひどい土砂降りになりました。またもや間一髪でした。

この後、昼のケンカに引き続き、またもや事件が起こります。

17:00 事件の多いトロ

乗ったトロトロには、珍しくメイツ(車掌さん)がいませんでした。つまり、運賃の集金はドライバー自らします。

トロに乗車した直後から、乗客の女性とドライバーが何か言い争いをしていました。おそらく、彼女が持っている荷物が大きいから追加料金を支払え、というような内容。彼女が下車するまで、ずっと激しい口論が繰り広げられていました。Ashaimanの辺りでは気性の荒いドライバーが多いのか?

Temaの終点に着く手前で、1人の乗客が下車して運賃を支払っていると、もう1人の乗客もしれっと下車しました。すると彼は、運賃を支払わずに去って行ったのです。それに気づいたドライバーは「おい! 金払え!」と運転席から飛び出して、逃げた乗客を追いかけて行きました。

置き去りにされた乗客たちは、待つしかない状態。しばらくすると、ドライバーから他の乗客の集金を依頼されたと思しきおじさんがやってきて、運賃の回収を始めました。

そのまま10分ほど待っていると、ドライバーは帰ってきてトロトロは出発しました。逃げた男から運賃を回収できたのかどうかを確認するのは、忘れました。

18:00 宿探し

Temaの終点に着いたとき、激しい雨が降っていました。20分ほど、軒先で雨宿り。

雨が小降りになったら、タクシーを呼んで良さそうなゲストハウスまで行きました。ゲストハウスに行くと、なんと満室。仕方がないので、その場でGoogle Mapを調べて一番近くにあるHarbour Terrace Hotelまで歩きました。今度は空室がありました。というか、おそらく宿泊客は私たちだけでした。

たしか2人部屋で、250セディくらいでした。

19:15 PKD’sで夕食

部屋に着いてしばらくすると、電気が消えました。停電です。夕飯を食べに外へ出ると、街も真っ暗でした。

最寄りのレストラン「PKD’s」に入り、バンクーとオクロシチューをオーダー。食事が運ばれてくるまで、同期のAbenaはCLUB(ガーナのビール)、私はalvaro(アルバロ、ガーナの微炭酸ジュース)を飲みながら待ちました。しばらくすると、電気は復旧しました。

ここのバンクーもオクロシチューも、とても美味しかったです。Temaに来たら、ぜひまた食べに行きたいくらい。

夕食の後、ホテルに戻ってシャワーを浴びると、まさかのお湯が出ました。貯水タンクの水が日中の太陽光で温まって、それが出てきているのかと思いきや、しばらく経ってもちゃんとお湯でした。ガーナではシャワーが出るだけでも感動なのに、お湯が出るなんて、すごすぎる…。

しかも、部屋にはエアコンも付いていました。この晩は涼しかったので使いませんでしたが、暑い乾季にはきっとありがたいでしょう。このお宿、コスパ良し◎

ガーナ滞在も残すところあと2日!

ガーナ滞在記20日目へ続く。

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