2024年ガーナ滞在記〜感想まとめ・後日談〜

はじめに
エティセン?(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。
先日(2024/8/23-9/12)、ガーナに3週間の里帰りをしてきました。本記事では、21日間のガーナ滞在の感想や、8年前のガーナと比べて変わったことなどをまとめます。
2024年時点でのガーナの発展状況について知りたい方のご参考になれば幸いです。
旅程
行き [8/22]
- 関西国際空港(KIX) 10:30発 → スキポール空港(AMS) 17:45着 KL0868便 (KLMオランダ航空)
- スキポール空港(AMS) 15:20発 → コトカ国際空港(ACC) 19:50着 KL0589便 (KLMオランダ航空)
帰り [9/12]
- コトカ国際空港(ACC) 22:05発 → スキポール空港(AMS) 06:40着 KL590便 (KLMオランダ航空)
- スキポール空港(AMS) 08:05発 → シャルル・ド・ゴール空港(CDG) 09:25着 KL1405便 (KLMオランダ航空)
- シャルル・ド・ゴール空港(CDG) 13:20発 → 関西国際空港(KIX) 9:30着 AF292便 (エールフランス航空)
後日談
マラリアは発症せず
アクラで最後にステイした家の前の用水路が汚くて、蚊が大量発生していました。家の中にもおぞましい数の蚊がいて、刺されまくりました。熱帯熱マラリアの潜伏期間は12日前後ということで、帰国してからもまだ不安がありました。でも、結局恐れていたマラリアは発症しませんでした。

ガーナでは蚊よけクリームがマストです。
コーンロウは10日で解いた
ケープコーストで編んでもらったコーンロウは、日本に帰ってきてから3日後に解きました。本当はもう少しキープしたかったけれど、帰国して4日後には初対面のお客様とのお打ち合わせがあったので、やむなく。非常識な私でも、さすがに初対面で金髪のコーンロウで現れたらヤバイと思って(笑)。

ガーナが恋しすぎて
日本に帰ってきてから、毎日ガーナ人の友達数人とずっと連絡を取り合っています。ガーナが恋しすぎて、ずっとガーナと繋がっていたくて…。
ガーナ人には、何も用事がなくても親戚や友人に電話をする文化があります。おかげで、私のjust say hiのメッセージにも面倒くさがらずに返事をくれます。ありがたい。彼らのその優しさで、よりガーナが恋しくなるという悪循環(笑)。
ガーナで仕立てた服が日常着に
それから、外出時にはほぼガーナでオーダーメイドした服を着て出かけています。いつもガーナを感じていたくて。
隊員任期を終えて帰国した2017年頃は、アフリカ布の服やバッグ等を身につけている人を見かけることは本当に稀でした。当時は、そんな服で歩いているのは大体帰国したばかりの元隊員でした(笑)。しかしここ数年、日本でもアフリカ布の服で出歩いている人をよく見かけるようになりました。だから、ガーナで仕立てた服で歩くことには抵抗を感じなくなりました。というより、今は誇りにすら感じます。
8年前と比べて変化したこと(客観的に)
- 住所ができた(8年前は住所という概念が存在しなかった)
- ガーナ南部にプラギヤ(イエローイエロー)が登場した
- 全体的に物価が約5倍になった
- 100セディ札・200セディ札ができた
- 1セディ札の流通量が減った
- Woodin (ウーディン)のパチモンのアフリカ布がたくさんあった
- そこらじゅうで道路工事が行われている
- Kasoa – Winneba Road (カソア・ウィネバロード)で道路拡張工事が行われている
- Kasoaのステーションが近代的になった
- Kasoaのオーバーヘッドが完成していた
- China Mallなるショッピングモールがいくつもできていた
- KFCがたくさんできていた
- ピザ屋さんが増えた
- 通信料のスクラッチカードがなくなった
- 停電が減った
- Accra以外でも中国人を見かけるようになった
- Essuehyia (エスーシア)のバスストップが駐車禁止になっていた
- Cape CoastのビーチにSea defence (防波堤)ができていた
- Mprumem (ンプルメム/私の任地)にゲストハウスができた
- Mprumemの住宅地面積が広がっていた
- KingsTech(私の元配属先)の制服が変わった(ガーナ全土の職業訓練校で統一されたらしい)
- KingsTechのICTルームからパソコンが消えた
- Clement(私の元カウンターパートの1人)がHeadmaster(校長先生)になった

8年前と比べて変化したと感じたこと(個人的に)
- ピュアウォーターよりもボトルウォーターを買うガーナ人が増えた
- みんなスマホ(ネットワーク利用料)とヤムフォン(通話専用)の2台持ち
- moto(バイク)が増えた
- Accraの交通渋滞が以前よりもひどくなった
- 時間を守れるガーナ人が増えた
- 健康志向のガーナ人が増えた(MAGGYは体に悪いから使わない、等)

8年前と変わらないこと
- Mprumemのネットワークの悪さ(相変わらずほぼ圏外)
- KasoaのApam (アパム), Winneba, Swedru (スウェドル)行きのステーション
- トロトロのシステム
- トロトロのボロさ
- ファンアイス屋の音
- 漁船は木彫りの船
- Winneba Junction (ウィネバジャンクション)のステーション
- Lapaz (ラパス)のKasoaステーション周辺
- Swedruのマーケット
- Makola Market (マコラマーケット)のアフリカ布屋エリア
- ガーナ人のフレンドリーさ、ホスピタリティ、優しさ

7年半ぶりに滞在したガーナの感想まとめ
開発途上国のエネルギー
ガーナの急速な発展具合に驚きました。8年前と比べて、そこらじゅう開発されていて、景色が変わって、場所がわからなくなってしまうくらいに発展していました。開発途上国のエネルギーを感じます。
そして、若い人・子どもがとても多い。ガーナでは街で出会うのは10〜20代、もしくはそれ以下が1番多い印象です。でも、日本に帰ってきてから思うのは、子どもが本当に少ないということ。60代が1番多いのではないか?
日本って元気ないなぁ…。ガーナと日本のエネルギーの差を強く感じました。

環境破壊と世界の均一化
開発が進むことにより、自然がなくなっていくのも目の当たりにしました。かつてはココナッツの木など、亜熱帯植物が生い茂っていた場所が切り拓かれて道路が作られたり、工場が建てられていたり…。
また、ショッピングモールができたり、コンクリートで舗装されたバスステーションができたりして、ガーナらしさがどんどん失われていく様子も見られました。
開発が進むにつれて、自然が破壊され、そして世界中どこにでもあるような景色に変わっていく。開発が進めば、生活は便利になるかもしれない。だけど、それと引き換えに大切なものも失われていく。
なんだかとても残念に思いました。

ガーナへの愛を再認識
やっぱり、ガーナが大好き。もう、それに尽きます。
日本に帰る数日前からずっと、毎日どうしたらガーナに住めるかばかりを考えています。
それをガーナを知る日本人の友人に話したら「目を覚ましな。旅行だから楽しいんだよ。日本人が住める場所じゃない」というご意見もありました。でも私、2年半住んだとき、一度も日本に帰りたいと思わなかった。任期が終わって日本に帰るときも、帰りたくなくてボロボロ泣いた。
7年半の間、1日もガーナのことを考えない日はなかった。日本にガーナ人を呼んで働いてもらえるようなビジネスを考えたり、そのために農園を始めようと動いてみたりもした。
だけど、ちょっと違った。
私が好きなのはガーナの暮らし。ガーナの文化の中で生きたい。

私は14歳くらいからずっと日本社会の中での生きづらさを感じていました。私の性格が、ガーナの文化の方が合っている。そう思うのです。これまでいろんな国を旅行してきたけれど、一番住みたいと思うのはやっぱりガーナです。ガーナ人の柔軟さ。単純さ。素直さ。たくましさ。ウザさ。ルーズさ。優しさ。愛情。そういうのが全部大好きなのです。
こんな素敵な国に出会えたことに感謝。メダーシ。
今でも私は恋している。ガーナという国に。
ガーナ滞在記、完。
参考
ガーナ滞在記1日目(in Accra)はこちら。
ガーナ滞在記2日目(in Accra)はこちら。
ガーナ滞在記3日目(in Accra)はこちら。
ガーナ滞在記4日目(in Mprumem)はこちら。
ガーナ滞在記5日目(in Mprumem)はこちら。
ガーナ滞在記6日目(in Mprumem / Winneba)はこちら。
ガーナ滞在記7日目(in Mumford / Cape Coast)はこちら。
ガーナ滞在記8日目(in Kakum National Park)はこちら。
ガーナ滞在記9日目(in Cape Coast Castle / UCC / Elmina Castle)はこちら。
ガーナ滞在記10日目(in Cape Coast)はこちら。
ガーナ滞在記11日目(in Cape Coast / Kwabenya)はこちら。
ガーナ滞在記12日目(in Kwabenya / Winneba)はこちら。
ガーナ滞在記13日目(in Swedru / Mprumem)はこちら。
ガーナ滞在記14日目(in Mprumem / Mumford / Cape Coast)はこちら。
ガーナ滞在記15日目(in Cape Coast)はこちら。
ガーナ滞在記16日目(in Cape Coast)はこちら。
ガーナ滞在記17日目(in Cape Coast / Senya Beraku / Accra)はこちら。
ガーナ滞在記18日目(in Accra)はこちら。
ガーナ滞在記19日目(in Shai Hills / Tema)はこちら。
ガーナ滞在記20日目(in Accra)はこちら。
ガーナ滞在記21日目(in Accra)はこちら。