Adinkra(アディンクラ)とは何か~ガーナの文化紹介[3]~

はじめに
Etse sen(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。
ガーナに行くと、亀のようなマークや、鳥のようなマークなど、謎のシンボルマークを至るところで目にします。それらはすべて、「Adinkra(アディンクラ)」と呼ばれています。
というわけで、「アディンクラ」について調べてみたことをこちらにまとめます。
ガーナの文化について調べている方のご参考になれば幸いです。
アディンクラとは
起源
「Adinkra(アディンクラ)」は、もともとゴールドコースト(現・ケープコースト)の職人によってデザインされました。アディンクラは人々の生活に基づいて形作られています。メッセージ性が高く、ビジュアル的にも優れており、芸術的な魅力が高く評価されています。
アディンクラは主に、部族の哲学的思考と生き方を描写することわざ、たとえ話、格言などを表しています。残念ながら現代では、多くの人々がシンボルの文化的重要性を理解しておらず、実際のシンボルの意味が薄くなってきている側面もあります。
アディンクラは、画像をデザインする機器がなかった時代に生み出されたものです。そのため、現在でもこれらのシンボルは不均一な手作り感のある輪郭で描かれています。これは、アディンクラを織物に織り込んだり、工芸品に彫ったりしていたプロセスに由来しています。
ガーナの伝統文化の一部
シンボルはアカン人に由来し、アシャンティ王国の文化の一部であると考えられていますが、現在ではガーナのすべての地域で豊かな意味と重要性を持っています。
アディンクラはガーナの豊かな文化と伝統の不可欠な部分です。それらは現在でも、織物、木彫り、装飾品、宝飾品などのさまざまな工芸品に見られます。
アディンクラの意味
最も人気の高いアディンクラは「Gye Nyame(ジニャメ)」で、アカンの言葉で「Except God(神を除いて)」または「Supremacy of the Creator(創造主の覇権)」を意味し、全能の神と不死のシンボルです。
また、「Sankofa(サンコファ)」のアディンクラも人気です。「Go back for it」を意味し、後ろを向いている鳥がモチーフです。
そのほかにも、Beauty、Bravery、Knowledge、Strengthなどの意味を持つ122個のアディンクラが存在します。

著作権について
ガーナ人はさまざまなシーンでアディンクラを利用していますが、Artist Alliance Galleryがその商業著作権を所有しています。 商用形式での使用についてはお問い合わせください。
- TEL:+233 (0)245 251 404