田舎に移住して気づいた東京の良さ10個

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。2020年2月に東京での会社員生活に終止符を打ち、地域おこし協力隊として長野県に移住して1年3ヶ月が経ちます。本記事では、私が東京を離れたことで改めて気づいた、都会の良さをご紹介します。

田舎への移住をご検討されている方のご参考になれば幸いです。

田舎に移住して気づいた東京の良さ10個

  1. 意識の高い人がたくさんいる
  2. 人間関係がドライ
  3. 多文化共生が進んでいる
  4. ウォーキング・ジョギングしていても珍しがられない
  5. 虫が少ない
  6. 冬暖かい
  7. (お店・商品・仕事など)何事も選択肢が多い
  8. 色んな人に会える
  9. イベントの種類・回数が多い
  10. 交通の便が良い

1. 意識の高い人がたくさんいる

「東京」は、夢や野望を持った人々が集まる場所――。自分が東京で暮らしていた頃、そんな話を聞いたことがありました。しかし当時の私は「そうだろうか? 地方には仕事がないから、やむなく東京で働いている人が多いのではないか」と考えていました。ですが、今ではわかります。東京は夢や野望で溢れているということが。

田舎では、「ここには仕事がない」とか「お店の選択肢が少ない」と言う人もたくさんいます。でも、そう話す人々は何十年も「何もない」場所に暮らしています。つまり、そこにあるものだけで満足できる人たちなのです。

これは、大変良いことでもあります。「あれが足りない、これが足りない」と飢えているよりも、よっぽど幸せですよね。

しかし、この考え方には欠点があることに気づきました。それは、「成長しよう」という意識も低いという点です。

東京にいた頃は、同僚も友人もシェアハウスの同居人も、私の周りには、常に何かしら勉強したり、トレーニングしたり、自己研鑽を欠かさない人しかいませんでした。私自身、平日の空き時間にはビジネス書を読んだり、副業したり、休日には資格取得の勉強に励んでいました。

一方で今私の周りにいる人々は、のんびり暮らすことに価値を感じている人が多いように思います。もちろん、それはそれで良いことです。ただ私としては、周りに意識の高い人・努力している人がいるほうが、自分も刺激を受けて頑張れるのです。その点、東京は良かったな、と感じます。

2. 人間関係がドライ

東京は良くも悪くも人間関係がドライです。

道端で人にすれ違っても挨拶することはありません(したら逆に怪しまれる)。噂話なんてもってのほか。そんな話をしたら低レベルな人間だと思われます。だから噂話なんてする人はいません。少なくとも私の同僚や友人はそうでした。

一方で田舎は人とすれ違えば挨拶するし、挨拶の次には噂話が始まります。都会とは真逆の文化です。

私はあまり人と関わることが得意ではないので、都会のドライな関係がとても心地よかったです。

3. 多文化共生が進んでいる

今や、日本中にとどまらず、世界中から夢や野望を持った人々が集まる街・東京。もはや東京出身の人に出会うほうが珍しい。そして日本人でも、海外経験のある人の割合は、田舎と比べれば多いでしょう。

そこは雑多な文化が混在しています。違って当たり前。東京では非常識と考えられるような行動をする人がいても(たとえば、エスカレーターで右側に立ってしまう人がいても)、「海外の人だしね」とか「関西の人なのかな」と考えることができます。

田舎では、そうはいきません。地域の人々と違う意見を言ったり、行動をしたりすると、すぐに「あいつはおかしい」と悪い噂が広まります。そして噂話というものは、往々にして尾ひれはひれが付くものです。噂が広がるにつれて、話はどんどん悪い方向に盛られていきます。最終的には役場にクレームが行き、役場から注意を受ける、という始末です(これは私が移住して2,3か月で体験した実話です)。

町・村の外からの移住者や、外国人が少ないことから「同じ考え方をして当然」と思っている人が少なくないことも事実です。

その点、東京では多文化共生が進んでいて居心地が良かったな、と思います。

4. ウォーキング・ジョギングしていても珍しがられない

東京だと「健康のために2駅分歩く」と言って、30分くらい歩くことは珍しくありません。ですが、田舎では違います。田舎では100メートルの距離でも車で移動する人が多いです。

また、東京では出勤前や仕事終わりに走る人も多いですが、田舎はジョギング人口もかなり少ないです。

なので、私が田舎で歩いていたり、ジョギングしていたりすると、ジロジロ見られます。移住してすぐの頃は「20分も歩くだなんて、バカげている」みたいな言われ方をよくしました。1年も経てば私が歩いたり走ったりしているのを見慣れた人も多く、あまり文句を言われなくなりました。それでも、未だに「そんなの時間の無駄だ」と言われることもあります。

東京にいた頃は「出勤前に走るなんて、意識高い!」と褒められることのほうが多かったので(褒められるために走っていたわけではないですが)、田舎での周囲の反応にはモチベーションを下げられます。

5. 虫が少ない

自然が多いのが田舎の魅力。自然が多いということは、当然虫も多い。

田舎では、外でも大きな虫に遭遇することが珍しくないし、家の中でもカメムシやらハチやらゲジゲジやら…東京では見たこともないような虫に毎日のように遭遇します。

東京ではせいぜい蚊かクモ程度。虫に怯えることのない東京暮らしは良かったな、と思います。

6. 冬暖かい

田舎というか、私の住んでいる木曽町の冬の寒さは非常に厳しいです。寒冷地の長野家の中でも、さらに木曽は寒い地域です。

私が東京で暮らしていた頃は、年間を通して暖房器具を使用していませんでした。また、真冬でもパンプスやスカートが履けました。

木曽町では、そうはいきません。朝は家の中でも氷点下。ストーブを点けても、まだ息が白い。家の中でもスキーウェアのようなモコモコの服を着て、それでもまだ寒い。手がかじかんで料理もうまくできない。パソコンのタイピングもままならない…。木曽の冬は、想像以上の寒さでした。

それと比べると、東京の冬は実に快適でした。

7. (お店・商品・仕事など)何事も選択肢が多い

東京に住んでいた頃は何とも思っていなかったのですが、東京は何事も選択肢が多い!

まず、飲食店。私はエスニック料理が大好きなのですが、木曽町ではインドカレー屋もベトナム料理屋もアフリカ料理屋もありません。

仕事もしかり。私は国際協力分野で生きていきたいのですが、残念ながら木曽町では国際協力をしている会社・団体はありません。

お店も都会と比べると、店数だけでなく、規模も小さいです。ゆえに商品の数も少ないため、選択肢が限られています。大好きな輸入食品が買えません。

その点、東京では食べたいものを食べたいときに食べられる。就きたい仕事に就ける。選択肢が多くて良かったな、と思います。

8. 色んな人に会える

東京の人口が多いことは言うまでもありません。友人を始め、知人の知人、さらにはインターネットで出会った人など、色んな人に会うことが容易です。

一方で田舎の人口は少ない。日々会うことのできる人は限られています。

9. イベントの種類・回数が多い

東京はイベントの数も種類も多い。特に国際交流に興味の高い私にとっては、各国をテーマにしたフェスティバルはとても魅力的です。

田舎では、イベントの数も少なければ、種類にも偏りがあります。地域づくりとか、子育て関係など、地域住民の関係づくりを目的としたイベントが多いように思います。

木曽町では、昨年私が国際交流系のイベントを開催しましたが、なんと、それが町としては初めてのことだったそうです。

海外に関心の高い私にとっては、色々なイベントが開催される東京は大変魅力的です。

10. 交通の便が良い

言うまでもありませんね。

東京は朝4時から深夜1時頃まで電車が走っていて、ラッシュ時には2分も待てば次の電車が来ます。23区内なら、最寄駅や最寄りのバス停まで30分以上歩くということもないでしょう。バスも網目状に走っているし、タクシーもそこらじゅうに待機しているし、交通手段に関して困ることがまずありません。

田舎では、車がないと不便です。私の場合、最寄駅まで徒歩50分。電車は時間帯によっては3時間待つことも。バスは2時間に1本。始バスは7時、終バスは18時台です。夜遅くまで街中でお酒を飲みたい場合には、タクシーを呼ぶか、家族に迎えに来てもらうしかありません。

東京ではこんなふうにバスや電車の時間に縛られて動くことはなかったので、東京は便利だったな、と感じます。

最後に

この記事は「東京の良さ」に焦点を当てた内容なので、田舎の悪い部分をたくさん紹介してしまいました。でも、田舎暮らしは悪いことばかりではありません。もちろん、東京もよりも良いところがたくさんあります。

何事もそうですが、善し悪しというのは一概には言えず、その人に合っているかどうかだと思います。田舎暮らしを検討されている方は、私を含め誰かの書いた田舎暮らしの感想を鵜呑みにせず、自分に合うかどうかを考えてみることをお勧めします。

田舎暮らしの良さについては、こちらの記事をご参照ください。

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