住んでわかった、田舎の人のここがすごい!8選

はじめに
メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。
私が2020年2月に東京での会社員生活に終止符を打ち、地域おこし協力隊として長野県に移住してから1年6ヶ月が経ちます。本記事では、木曽に住んでわかった、田舎の人のすごいところをご紹介します。
田舎の良さを知りたい方のご参考になれば幸いです。
※ここでいう「田舎」とは、山間部を指します。漁村の場合には少し事情が異なるかもしれません。
1. 季節のものを知っている
春は山菜、夏はとうもろこし、秋はきのこ、冬は赤かぶ…というように、木曽の人々は季節ごとの自然の恵みをよく知っています。それも「何月の何日頃になるとこの山菜が出始める」とか「朝の気温が何度を下回ると松茸が出始める」というように、細かいタイミングを把握しています。
2. 花の名前を知っている
自然の多い木曽には、いたるところに花が咲いています(真冬を除く)。自生のものも、人の手で植えられたものも含めて、たくさんの種類の花があります。そして木曽の人々はそれらの花の名前をよく知っています。

3. 料理上手
木曽の人々は料理の上手な人が多いと感じています。
私が東京の会社で働いていた頃は、私は料理上手の部類でした。毎日職場にお弁当を持参していたので、周りからそう思われていたのです。東京のシェアハウスに住んでいたときも、私以外の住民はほぼ全員コンビニ弁当または外食派だったので、自分でも、自分は料理が得意なほうなんだと思っていました。
ところが木曽に来てみて、それは思い違いだったことがわかりました。私はむしろ料理下手の側だったのです。
なぜなら、私は「旬を味わう」ということを知らなかったからです。それまで私が料理に使ってきた食材は、いつでもどこでも手に入るようなスーパーマーケットの食材ばかりでした。その日作るものを考えるときに、旬などまったく意識していませんでした。
その点、木曽の人々は旬のものを知っていて、旬の食材を様々な品に調理することができます。食卓に旬を取り入れることが当たり前で、レパートリーも多い。さらには食材だけでなく、料理の盛り付けに季節の植物を飾りとして使っている人も見かけます。本当の料理上手とはこういうことなんだ、と気づかされました。
4. 野菜の育て方を知っている
木曽地方では、専業農家の方はもちろん、家庭菜園を持っている家庭がたくさんあります。なのでみなさん、野菜の育て方をとてもよく知っています。
たとえば、大根の種は9月1日に撒く、とか、枝豆は肥料が多いと実が成らない、というように。
農家なら知っていて当たり前のことかもしれませんが、畑仕事を1度もしたことのない人にとっては、これらの知識を持っていることは、とてもすごいことです。

5. 食料自給率が高い
木曽の人々は、食料自給率が高い印象です。野菜や稲を育てている人が多く、そういった家庭では自分たちで食べる野菜やお米は自分たちで賄っています。また、自分で野菜を育てていなくても、ご近所さんから野菜をもらったり、直売所の野菜(=地元の野菜)を購入していたりします。

6. 人付き合いが上手
田舎は人間関係が密です。世界が狭く、ずうっと同じ顔触れで暮らしていかないといけないので、人間関係を上手にやっていくことは必須の生活スキルです。そのため、田舎の人は人付き合いがとても上手な印象です。
私は、たとえ相手の気分を害してでも言うべきことははっきり言うタイプです。残念ながらそのせいで、地域ではあまり良い顔をされていません。東京にいた頃は人間関係がドライだったのでそれでも問題ありませんでしたが、田舎では一発アウトです。すぐに「あいつは悪いやつだ」という噂が地域に広まり、うまくやっていけません(笑)。
7. 80代でも運転している
交通の便が悪い田舎では、車を運転しないと生活しづらいのが現実です。そのため80代になっても自分で車を運転している人は珍しくありません。
私はペーパードライバーなので、自分で運転する高齢の方々を本当にすごいなぁと思います。
8. 困っている人を放置しない
都会では困っている人がいても、話しかけなかったり、助けを求められてもスルーすることが多いのではないでしょうか。私が東京で暮らしていた頃、電車や駅で具合が悪くなって倒れたことが何度かありましたが、人々はただ通り過ぎていくだけでした。そんな私自身も、体調の悪そうな人を見かけても「急いでいるし…」とか「話しかけない方が良いかもしれない」なんて言い訳をして、スルーしてしまう側でした。
田舎では、違います。困っていそうな人がいたら(困っていなくても)、すぐに声をかけます。
以前私は、バスに置いてけぼりを食らったことがありました。次のバスは3時間後なので非常に困っていたところ、それを見ていた方がいて「バスに置いていかれちゃったんでしょう? 乗せていってあげるよ」と見ず知らずの方に助けてもらったことがありました。また、足の悪いおばあさんが段差の大きなバスに乗ろうとするところを、見知らぬ人が手助けするようなシーンもよく見かけます。
困っている人がいたら放置しない。当たり前のことかもしれませんが、実は勇気のいることだと思います。面倒なことになる可能性だってあるからです。自分の時間を少し犠牲にしても、他人を助ける。この精神は本当に素晴らしいと思います。
最後に
「田舎の人」と言っても、様々な方がいます。私が1年半暮らしてきた中で受けた印象として、ご紹介をさせていただきました。中には運転をしない方もいますし、畑仕事をしない方もいます。あくまで、こういう人が多い、ということで参考にしていただければと思います。