長野県木曽町で感じた大雨の怖さ(2020年7月豪雨)

はじめに
こんにちは。Adjoaです。私は現在、長野県木曽町の一軒家で1人暮らしをしています。ここ木曽町では一昨日(7/6)から大雨が降り続き、大雨特別警報が発令され、町からも避難勧告が出ていました。そのときの木曽町の様子をお伝えします。
大雨の木曽町3日間の様子
2020年7月6日(月) <大雨1日目>
- 大雨により、木曽駒ヶ岳山頂付近で土砂災害のおそれ
- 木曽駒ヶ岳山頂付近に避難勧告が発令
- JR中央西線、十二兼~塩尻間で17時前より終日運休
2020年7月7日(月) <大雨2日目>
- 大雨による洪水の危険性が高まり、お隣の南木曽町で避難勧告発令
- JR中央西線、中津川~塩尻間で始発から終日運休
終日、雨の勢いは強くなったり弱まったりを繰り返していました。雨が強いときには、(推定)50m先は真っ白で何も見えないくらいの強い雨でした。風も強く、時折家が揺れるのを感じました。
2020年7月8日(火) <大雨3日目>
- 早朝、木曽川が氾濫危険水位に達し、木曽町にも避難勧告発令
- JR中央西線、中津川~塩尻間で始発から終日運休
朝から50m先が真っ白になるほどの猛烈な豪雨でした。しかし朝10時頃になると雨は上がり、昼前後には青空も出てきました。
避難勧告を受けて思ったこと2つ
どこに逃げるの?
避難所になっている公民館は平屋だし、自宅よりもさらに低い場所にあるし、川にも近いし…。自宅なら2階もあるし、家のほうが安全。
木曽町は山を切り開いて作った町だから、どこに行ってもすぐ近くに山がある。どこに行っても近くに川が流れている。町内に逃げられる場所なんてない…。木曽町に長く住む女性に聞いたところ、やはり同じ意見でした。「避難所のほうが危ない」と。
公民館がせめて高い場所、川からもう少し遠い場所、そして3階建て以上ならまだ良かったと思います。
水害に弱い町
前述のとおり、木曽町はどこに行ってもすぐ近くに山があり、どこに行っても近くに川が流れています。これまで私が暮らしてきた長野県松本市(市街地)、千葉県千葉市、東京都足立区は、大雨が降っても山は近くになかったため、土砂災害に遭う可能性はほぼありませんでした。また、川についても大きな川しかなく、水位を測定していないような小さな川はありませんでした。しかし、木曽町には水位の測定をしないような小さな川がいたるところに流れているのです。ニュース等では勧告されていない場所で氾濫が起きる可能性もあるのです。木曽町は、水害に弱い町だと感じました。
最後に
今回の大雨で、「逃げる場所がない」という事実に気づいてしまったことが最も恐ろしいことでした。田舎暮らしを始めて、「田舎って、東京とは国が違うんじゃないか。まるで途上国だよな」と思うことがよくありますが、今回もそれを感じました。都会と田舎の経済格差を感じずにはいられません。