青年海外協力隊員の住む家とは

はじめに
Etse sen(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。今日は、青年海外協力隊員の住む家をご紹介します。
この記事が、これから青年海外協力隊に参加したいと考えている方の参考になれば幸いです。
青年海外協力隊員の住む家とは
住む家は選べるの?
派遣された国によって、住宅事情は異なります。
Adjoaの派遣されていたガーナでは、配属先が住宅を用意する決まりでした(家は選べない)。学校に配属される隊員は、学校に併設される教員住宅に住むケースが多いです。
治安の悪い中南米では、隊員はホームステイだそうです(家は選べない)。エチオピアでは、自分で住む家を探さないといけない(家は選べる)らしいです。
このように、国によって住む家を選べるか、選べないかは変わります。
家のクオリティは?
ガーナではどの隊員の家も、その任地の中で「上の下」レベルの家に住んでいるようでした。
アフリカというと、土壁の家? 床は地面剥き出し? なんてイメージがありますが、隊員の住む家には、コンクリートの壁と床がちゃんとあります。安全性を確保するために、JICAで最低限の住居基準が設けられています(基準は国によって異なる)。
基本的にみんな電気の通っている家に住みます。水道は運が良ければ、あります。水道のない家も珍しくはありません。

Adjoaが住んでいた家
Adjoaの住んでいた家は、以下のような家でした。
- 3軒部屋のある長屋の1室
- 隣の部屋には、学校の同僚が住んでた
- 一応、電気・水道あり(使えるとは限らない)
- コンクリートの壁と床、トタン屋根/キッチンのみ地面剥き出し
- ベッドルームに窓1つあり
- 一応、冷蔵庫あり(電気さえあれば使える)
- シーリングファン(天井についている扇風機)なし
- 洗濯機、TV、電子レンジ、エアコンなし
- バーグラープルーフ付き(最初はなかったので、後から付けた)
- シャワールーム・トイレは家の中にあり(ガーナはシャワー・トイレが別棟の家が多い)
- 料理は炭火使用
- ところどころ床と壁の間に隙間がある
- 雨漏りする場所がある
- 窓はルーバー窓
- 窓はきちんと閉まらない(隙間がある)

ガーナの家は、防犯のためか窓が小さく、かつ少なく、風通しが悪い作りの家が多いです。私の家は、その中でも特に風通しの悪い家でした。寝室には小さな窓が1つあるだけ。私の住んでいたガーナ南部は、年間を通して温度・湿度が高く、本、ノートなどの紙類は、1ヶ月も開かずに置いておくと、真っ黒なカビが生えていました。

排水溝もかなり特徴的でした。床と壁の境目のところに、穴をぶち抜いてありました。外に直接水が流れ出るようにできています。この穴が結構大きいので、虫はもちろん、ねずみやトカゲがよく入ってきました。

電気・水道は一応通ってはいたものの、当時ガーナは大停電の時期。生活で電気を使用できたのは2~3割程度だでした。水道も、断水が多く、水道水を使用できたのは、生活の3~4割程度だったと思います。
最後に
ここまで読んでくださった方は、「こんな家に住むなんて無理! やっぱり青年海外協力隊に応募するのはやめよう」と思ってしまった方もいるかもしれません。でも、大丈夫です。
当時、ガーナには80名ほどの協力隊員がいましたが、私よりもひどい住環境の人はいませんでした。なので、ここまで劣悪な環境で暮らすことはほぼない、と思っていただいても大丈夫です。アジア圏なら家にエアコン、洗濯機、電子レンジがあるのは当たり前のようです。
また、日本と比べたら過酷な暮らしを経験することで、帰国後にささいなことで幸せを感じられるようになります。また、災害が起きても耐性があるので、動じなくなります。
どんな家も、「住めば都」です。どんなときも楽しむ気持ちを忘れなければ、途上国ライフは最高!