木曽地域農業入門講座で学んだこと~病害虫防除~

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は今年(2021年)、「木曽地域農業入門講座」に参加して、農業を学んでいます。ここでは講座(座学編)で学んだ、病害虫の防除についてをまとめます。

講座の概要

  • 日時 :2021年11月25日(木) 13:30-15:30
  • 主催 :木曽地域就農プロジェクト推進協議会
  • 内容 :病害虫の防除
  • 場所 :長野県木曽合同庁舎地下1階

1. 薬剤に頼らない防除

1) 栽培環境を整える

病気を防ぐためには、何よりも栽培環境を整えることが大切です。良い栽培環境とは、以下の3つが守られている環境です。

  • 風通しを良くする
  • 日当たりを良くする
  • 適期適作

「たくさん収穫したいから」と言って、作物を密集させてしまうと風通しが悪くなり、病気が発生しやすくなります。

また、作物にはそれぞれ栽培に適した時期があります。適期以外に作物を育てると、弱い作物になってしまい、こちらも病気にかかりやすくなります。

2) 苗を選ぶ

苗の購入時には、病害虫に強いものを選びましょう。

病害虫に強い苗とは、まず「接木苗」(↔︎自根苗)であるもの。これは、病気に強い品種のものに接木された苗です。自根苗の倍ほどの値段がします。

また、同じ作物の中にも耐病性品種とそうでないものがあります。耐病性品種のものを選びましょう。

3) 病害虫に負けない土づくり

病害虫に強い土は、以下のように作ります。

  • 水はけを良くする
  • 堆肥を活用する
  • 輪作する
  • コンパニオンプランツを活用する

4) 病害虫発生のサインを見逃さない

それでも病害虫が発生してしまうことはあります。大切なことは、作物をよく観察して、病害虫発生のサインを見逃さないことです。

病害虫が発生してしまったら、すぐに虫を捕まえましょう。葉の裏側にいることが多いので、葉をめくってしっかり確認しましょう。

病気が発生してしまったら、病気の部分を取り除きましょう。葉だけでなく、株全体に病気が回っている可能性もあります。その場合は、株ごと取り除きます。そうしないと、周りの作物に病気が感染してしまう恐れがあるからです。

2. 薬剤による防除

1) 農薬の使用は法律に従う

農薬の使用については、法律「農薬取締法」があります。農薬ごと・作物ごとに、倍率、使用時期、使用回数が定められています。

農薬のボトルや、袋の裏に記載があります。農薬の使用時には、必ずこれらを守って使用しましょう。

2) 農薬の使い方

農薬を使う前に、まずすべきことは病気の発生原因を見極めることです。原因によって使用する農薬が変わってくるからです。

農薬は、できるだけ病気発生の初期に使います。使用する農薬の量が少量で済むからです。

農薬使用時は、ラベルに書いてあるとおりに使用します。

農薬は、全体に均一に散布します。このとき、葉裏を忘れずに。農薬を上から撒くと葉の裏にかかりませんが、虫は葉の裏にいることが多いです。

3) 安全な農薬の使い方

農薬の使用時は、以下のことに注意しましょう。

  • メガネ、マスク、手袋を着用する
  • 使う分だけ調合する(必ず使い切る) ※残っても捨てられない、とっておくと何だかわからなくなり危険
  • 容器の移し替えは絶対にしない(誤飲のリスクがあるため)
  • 天候・風向きを確認する

3. 農薬以外の防除方法

1) マルチング

わら、樹皮、シルバーマルチなどをを敷くことで、雨が土から跳ねて作物に飛ぶのを防ぐことができ、病気予防になります。

2) その他

防虫ネット、寒冷紗、粘着シート、ラノーテープなどの防虫グッズもあります。

感想

とても参考になりました。

私は今年初めて自分の家庭菜園を持ち、野菜を育てました。苗がどれくらい成長するものかを知らなかったため、図らずも作物を密集させて作ってしまいました。そのせいか、だいぶ葉を虫に食われたり、作物が病気のようになったりもしました。

できるだけ農薬は使いたくないので、来年は作物の間隔を十分にとることや、コンパニオンプランツを使用すること、水捌けを良くすることを意識して作物を育てようと思います。

虫に食われた赤かぶの葉(Adjoaの家庭菜園)

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