国際理解教育/開発教育教員セミナー(応用編)で学んだこと

はじめに
エティセン(元気ですか)? Adjoaです。先日、「国際理解教育/開発教育教員セミナー(応用編)」を受講しました。そこで学んだことを、こちらに記録します。
このセミナーを聞き逃してしまった方や、国際理解教育/開発教育の手法について知りたいという方のご参考になれば幸いです。
講座の概要
- 日時 :2021年2月13日(土) 10:00-17:00
- 主催 :JICA横浜
- 内容 :世界の文化事情を学ぶ/文化の教え方について考える
- 時間 :6時間
1. 文化とは何か
文化とは、集団によって共有されている生活様式・行動様式・価値などの一連のものを言います。文化の特徴として、生活の中で生きており、また自然的社会的歴史的関係の変化の中で、変容していく動的なものでもあります。
2. 経験者が語る世界の文化
1) パプアニューギニア
- 時間に対して許容範囲が広い
- 宗教に対してとても熱心
2) カンボジア
- 自尊心が高い(でも腹は切らない)
- (日本と比べて)サービスの質が低い
3) ヨルダン
- 宗教の話題が多い
- 犠牲祭が大切な食育の機会になっている
4) ガーナ
- 子どもが家族の手伝いをするのが当たり前
- 新旧が混在している
- 男女を問わずファッショナブル
3. 「文化」を教える際に留意すること
ステレオタイプ化してはいけない
「アフリカ=貧しい」そんなイメージを持つ人が多いのは、なぜでしょうか?
これは、昔エチオピアで大飢饉が発生した際に、世界中に寄付を呼びかけたことが1つの要因であると言われています(本講座内で聞いた話)。
もちろん今でも1日1ドル以下で暮らす人々がアフリカ大陸に暮らしています。しかし、その割合はそこまで多くはありません。アフリカではナイジェリア、南アフリカ、ケニア等、近年目覚ましい発展を遂げている国も多く存在します。多文化を教える際、「この国ではこういう文化である」という決めつけた教え方をしてはいけません。必ずしもそうではなく、「こういう暮らしをしている人がたくさんいます」とか、「この国は、国の中にもいろんな民族がいて、私が見た〇〇という地域では…」という伝え方をしましょう。
感想
「文化」というと、国ごとの衣食住といった文化を思い浮かべます。しかし、国内でも東と西、都会と田舎、役所と営利企業、というように、環境によってさまざまな文化が見られます。また、同じ文化圏でも人によって異なる文化を持つことも当たり前です。
私は曖昧な表現が嫌いで、「〇〇はこうである」というはっきりとした物言いをしてしまいがちです。ですが、文化を教える場合に限っては、このような言い方は避けなければいけないと学びました。次の出前講座からはその点に注意して講師を務めたいと思います。