異文化理解講座で参加型の授業を作る方法

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は青年海外協力隊の経験者で、学校などに出向いて国際理解の授業をする機会があります。そこで先日(11/25)、オンラインで「JICA国際協力出前講座授業力アップセミナー【発展編】その2」を受講しました。セミナーで学んだ内容をこちらに記録します。

青年海外協力隊の経験者や、異文化理解授業を実施する方法を知りたい方の参考になれば、幸いです。

講座の概要

  • 日時 :2020年11月25日(水) 19:00~20:30
  • 主催 :JICA東京
  • 講師 :かながわ開発教育センター(K-DEC) 木下理仁先生
  • 内容 :小中学生を対象とした「参加型」の授業をつくるコツやノウハウを学ぶ
  • 時間 :1時間30分

「JICA国際協力出前講座授業力アップセミナー【発展編】その2」で学んだこと

1. 授業の流れ(例)

  1. アイスブレイク
  2. 導入
  3. 話題提供
  4. グループディスカッション
  5. 発表・ポイントの確認
  6. 体験談・メッセージを伝える

2. 序盤で心をつかむ方法

心をつかむには、「いつもの授業と違う!」とワクワク感を演出することがポイントです。

  • 民族衣装で登場する
  • 現地語で挨拶する
  • ギャグで笑いをとる
  • 元気よく明るい声で話し始める
  • 教室に入ったら授業開始前から生徒と雑談をする

3. 導入~異文化理解とは~

国が違うからライフスタイルが違う、というわけではありません。収入が違うから、ライフスタイルが違うのです。

たとえば、カンボジアの首都プノンペン。ショッピングモールで女子高生がスマホをいじっているなど。日本と変わらない風景を見ることができます。

4. 話題提供の方法

話題を提供する方法には、以下のようなものがあります。

1) 写真や動画を見せる

現地の写真や動画を見せて、解説します。

ただし、それだと一方的になりがちです。答えを知っている講師が、ただ答えを教えるだけの授業になってしまいます。

2)クイズ

写真を見せて、「これは何でしょう?」のように考えてもらうもの。

見せて解説するだけのものよりは参加型になるものの、「正解」があるので広がりのない講座になってしまいます。

3) 問いを投げる

写真や動画を見せてから、問いを投げかけます。問いの例として、以下のようなものが挙げられます。

  • なぜ、こんなことをするのでしょうか?
  • あなたがもしこの国にいたら、どうしますか?
  • もしあなたがこの家族のところにホームステイをしたら、どんなことを感じるでしょうか?
  • 思ったこと・気づいたこと
  • 日本との違い・日本にはないもの

5. 問いの設定

「問い」は、生徒が思わず本気になるようなものを設定することが重要です。正解のあるものではなく、自分なりの答えがある問いでなければなりません。参加型の授業を作る上での最も大切なポイントです。

6. 体験談・メッセージへつなげる

「問い」に対して生徒が考えたこと・気づいたことを発表してもらい、その上で講師自身の体験談に話を繋げます。たとえば「もし自分がこの国にいたらどうする?」という問いに対して、「私はこうしていました」と体験談を紹介するとスムーズです。

ポイント

今は、インターネットで何でも調べて知りたいことを知ることのできる時代です。講師の役割は、教えることではありません。講師のすべきことは「興味を持ってもらうこと」です。生徒に自ら気づきを得てもらえるような授業を作るように心がけましょう。

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