地域日本語教室ボランティア養成講座[1日目]で学んだこと

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はじめに

エティセン(元気ですか)? Adjoaです。

私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動しています。任期終了後には、国際交流や外国人をサポートするための団体を立ち上げたいと考えています。事業の1つとして、日本語教室も検討しています。そこで今回、「地域日本語教室ボランティア養成講座」(全3日間)を受講することにしました。

地域日本語教室ボランティア養成講座[1日目]で学んだことをこちらに記録します。この講座を聞き逃してしまった方や、日本語教室ボランティアに興味のある方のご参考になれば幸いです。

講座の概要

  • 日時 :2020年12月12日(土) 10:00-16:00
  • 主催 :聖心女子大学グローバル共生研究所
  • 講師 :山田野絵 氏(日本語ボランティアグループ・オルビス代表)/松田真希子 氏(金沢大学)
  • 内容 :オルビス日本語教室(茨城県水戸市)の紹介/ベトナム人学習者の対応を考える
  • 時間 :5時間

1. 在留外国人の現状

在留外国人の数は、年々右肩上がりに増加しています。日本全体では、人口比で2.3%。43人に1人は外国人ということです(2019年12月のデータ)。内訳としては、1位中国、2位韓国、3位がベトナムとなっています。

在日外国人のうち、日本語を勉強している外国人は3%。学習の場としては、以下のようになっています。

  • 日本語学校:約50%
  • 大学:24%
  • 地域型日本語教室:26%

2. 地域日本語教室の現状

地域日本語教室では、基本的にボランティアが講師を務めています。

もともとボランティアの多くは、専業主婦か定年退職者でした。それが、最近では高齢化と共働き家庭の増加により、ボランティアが不足し、継続できなくなっている教室も多いのだそうです。

しかし、日本は今後ますます移民増えていく見込みであり、地域日本語教室の需要は高まっています。

在日外国人が増加する一方で、教室数が減少しているという現状です。

3. 日本語教室の活動内容

通常の日本語教室

  1. 文字(ひらがな、カタカナ、漢字)
  2. 会話
  3. 文法
  4. 本人が勉強したいこと(書類記入など)

その他

  1. 季節のイベント(忘年会など)
  2. 地域の人々に活動を知ってもらうための展示
  3. 外国人実習生を受け入れている施設への指導

4. 日本語教室の役割

もともとは日本語を教える目的で作られた地域日本語教室ですが、最近では様々な役割を持つ場となっています。

  1. 居場所 … 日本語学習よりも、会話することを目的に参加する人もいる
  2. 交流の場 … 様々な文化の人たちと知り合うことができる
  3. 地域参加 … 社会との接点・つながり/定年退職者の生きがい
  4. 国際理解 … 多様性理解の最前線
  5. 日本語学習 … 本来の役割

5. 課題

外国人側

技能実習生、労働者として日本に来ている外国人の場合、本業が忙しくて日本語を学習する時間がないという問題があります。

日本側

ボランティアをしたくても、ニーズと合わず(場所、時間、教えられる内容など)、人材を活かすことのできない現状があります。

また、もともとボランティアは定年退職者が多かったため、高齢化により人手不足も深刻となっています。

感想

事業を検討する上で、大変参考になりました。特に、日本語教室は多様性理解の場としての役割を持つという点が響きました。日本人にとっても価値のある場であるとわかり、興味が湧きました。1度地域の日本語教室を見学したいと思います。

本講座の第2回目は2021年1月16日(土)に開催されます。

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