国際協力出前講座授業力アップセミナー「SDGsをアクティブに教えるには?」で学んだこと

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は青年海外協力隊として、2014~2017年までアフリカのガーナ共和国で活動していました。

先日(2022/03/09)、国際協力出前講座授業力アップセミナー「SDGsをアクティブに教えるには?」を受講しました。本記事では、講座で学んだことをまとめ、共有させていただきます。

これからSDGsに関する授業をしようとしている方のご参考になれば幸いです。

講座の概要

  • 日時 :2022年3月9日(水) 19:00-21:00
  • 主催 :JICA東京 出前講座事務局
  • 会場 :オンライン(Zoom)
  • 料金 :無料

1. 授業組み立てのステップ

1) Why

まず考えるべきは、なぜその授業をするのか。「授業の目的」です。目的に合致した授業であることが大前提です。

2) What

次に、何をコンテンツにするのかを考えます。

このとき、講師が話したい内容と、生徒が聴きたいことの共通項を探り、それをコンテンツにしていくとどちらも満足できる内容に仕上がります。

3) How

コンテンツが決まったら、それをどのように伝えるかを考えます。講義形式にするのか、ワークショップ形式にするのか、等。

2. 青年海外協力隊経験者に求められること

SDGsの知識を教えるなら、誰にでもできます。わざわざ青年海外協力隊経験者に講師依頼が来るのには、理由があります。それは、実際の体験を語ってほしいから。

調べればわかるデータやファクトよりも、どこでどんな活動をしたのか、どんな苦労があったのか等、具体的なエピソードや体験談こそ、聴講者の心に響くのです。

授業の目的が「世界の課題に興味・関心を持ってもらうこと」なのであれば、必ずしも直接SDGsを解説する必要はありません。

Adjoaの青年海外協力隊活動風景

3. ラーニングピラミッド

「ラーニングピラミッド」とは、以下の図に示すように、学習方法と平均学習定着率の関係を表すものです。

ラーニングピラミッド

この図からわかるように、講義形式よりも、デモンストレーションやグループ討論といったアクティブラーニングの手法を用いることで、学習定着率は上昇します。

学習定着率の観点からも、アクティブラーニングの手法は有効であると言えます。

4. アクティブラーニングの例

アクティブラーニングには、以下のような手法があります。

  • 発問(生徒に問いかける)
  • リフレクションシート(学びの振り返り)
  • グループディスカッション
  • ディベート
  • ロールプレイ
  • ケーススタディ

5. 構成主義

従来の教育は、教師が生徒に正解を与える形式でした。

一方で「構成主義」では、教師が正解を与えることはせず、何が正解かは生徒に考えてもらう、という教育形態を取ります。定まった「正解」はなく、正解は生徒次第です。

正解のない現代では、与えられた正解を覚えることよりも、自ら正解を見つけ出せることのほうが、必要なスキルです。

感想

大変勉強になりました。特に勉強になったのは、構成主義の話です。

私も青年海外協力隊経験者として、SDGs学習の講師の依頼を受けることが多々あります。アクティブラーニングの手法を取り入れてはみたものの、「これで参加者に『何かを得た』と思ってもらえるのだろうか?」と不安に思っていました。

変化が早い今の時代の教育には、講師(教師)が正解を与えるのではなく、「生徒が自ら正解を見つける」という構成主義が求められる。構成主義の考え方を知ったことで、アクティブラーニングの手法を用いて講座を行うことは間違っていない、と確信できました。

今後も出前講座の際は、積極的にアクティブラーニングの手法を用いて講座を行っていこうと思います。

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