長野県立大学CSI公開講座「チームで働く面白さ」で学んだこと

はじめに
メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。先日(2021/12/14)、長野県立大学CSI公開講座「チームで働く面白さ-のらくら農場に人が集まる謎を解く-」を受講しました。講座で学んだ内容をこちらに記録します。
チームのリーダーを務める方や、チームで農業を行う方のご参考になれば幸いです。
講座の概要
- 日時 :2021年12月14日(水) 19:00-20:30
- 主催 :長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センター(CSI)
- 講師 :のらくら農場 代表 萩原紀行氏
- 内容 :チームビルディング/チームでの働き方
- 場所 :オンライン
1. あと一歩の努力・探求の熱源
会社=チームとして農園を営む、のらくら農場。スタッフにあと一歩の努力や探求をしてもらうために、その熱源を作っています。その熱源とは、仕事に対する誇りと楽しさです。
仕事に対する誇りや楽しさを持たせるための手段の1つが、賄いです。賄いで自分たちの育てた野菜を食べ、その美味しさを味わう。美味しいものを食べる楽しさはもちろん、「自分たちはこんなに素晴らしいものを作っているんだ!」と感じることで、仕事に対する誇りが生まれます。それが「良いものを作ろう!」という、あと一歩の努力や探求の熱源となるのです。
2. 担当を決めない
会社では「こっちの仕事のほうが大変だから、人を増やせ!」「いや、こっちはもっと大変だ!」というように、皆自分の部署が一番大変だと思い、人や仕事の取り合いが発生することが往々にしてあります。
のらくら農園では、Aさんはトマト、Bさんはインゲン、Cさんはピーマン…というように担当を割り振らず、全員で作業を共有します。そうすると、仕事の優先度の認識が合うようになるため、「取り合い」が発生しません。
3. 5か年計画なんていらない
どんな人と出会うかによって、会社の行き先は変わります。新しいスタッフの知識次第で新しい農法を採用したり、新しい取引先と出会うことで新しい事業を始めたり…。
5か年計画を立てると、こういった新しい出会いに対して柔軟な対応ができなくなる可能性もあります。だからあえて5か年計画は立てず、チームを活かすのです。
そしてチームを活かすために大切なことは、スタッフの意見を聴き、アイディアを採用すること。そうすることで、自分だけなら行くことのないような方向へと進むことができるかもしれません。
4. 中山間地こそ「非効率」を大切に
のらくら農場が大切にしていることの一つに、「非効率」があります。
ここで言う効率的とは、少ない人手で大きな仕事を成し遂げることです。つまり非効率な事業とは、多くの人を必要とする事業を指します。
非効率な事業を行っていると、より大勢のスタッフが必要です。大勢スタッフがいるということは、それだけ消費者が増えるということです。消費者が増えるということは、商店を利用する人が増えるということです。商店の利用者が増えれば、新しい商店を始める人も出てくるかもしれません。
つまり、人がいることによって街が存続する(もしくはそこに街ができる)ということです。
のらくら農場のあるエリアは中山間地、つまりは過疎が懸念される地域です。このような場所では、地域が持続するために、たくさんの人を必要とする「非効率な事業」が大切なのです。
感想
農業をチームで行う際にどのように進めるか、という点で勉強になりました。
私は今年、家庭菜園を始めて、1人で野菜を育ててきました。来年からは規模を倍にして、2人以上で行う予定です。いずれはさらに拡大して、数人で農場を営んでいくことも視野に入れています。その際、今回学んだことを活かそうと思います。まずは賄いを大切にします(ただの食いしん坊!)。