2021年度国際協力連続セミナー第5回を受講して学んだこと

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。

先日(2021/11/18)、2021年度神戸大学連携国際協力連続セミナー第5回「日本の手洗い、アフリカへ行く」を受講しました。講座で学んだことをこちらで共有します。

講座の概要

  • 日時 :2021年11月18日(木) 18:30-19:40
  • 主催 :JICA関西
  • 講師 :福井 沙織 氏(サラヤ株式会社)
  • 内容 :日本の手洗い、アフリカへ行く
  • 会場 :オンライン(Zoom)
  • 料金 :無料

1. 手洗いの普及活動とは

サラヤ株式会社は、アフリカのウガンダにおいて「100万人の手洗いプロジェクト」という手洗いの普及活動を行なっています。

これはユニセフと協働で進めているプロジェクトです。1年に4%ずつ手洗いの普及率を上げていき、2030年までに100%にすることを目指しているそうです。

手洗いの環境を整えたり、手洗いの仕方を伝えることはもちろん必要ですが、それだけでは手洗いの普及はできません。最も大切なことは、手洗いの必要性を理解してもらうことです。そのために、まずは家庭のお母さん・お父さんに理解してもらうを大切にしている、ということです。

2. 手洗い普及活動を始めた理由

時は数年前に遡ります。

アフリカにおける衛生環境の改善活動を進めようとする中で、賛同してくれる国が増える一方、環境が整わないのが実状でした。衛生環境改善のために必要なアルコール消毒剤がないのです。この活動を進めるために、圧倒的に欠けているもの。それが、営利企業でした。政府やNGOばかりでは、環境の整備が進まない。そこで、消毒などの衛生用品を製造・販売している世界中の企業に声がかかりました。ところが、誰も手を挙げなかったのです。なぜなら、アフリカには市場がなかったからです。

そこで「市場がないなら作ろう」と手を挙げたのが、サラヤ株式会社だったのです。

3. 現地で消毒剤を開発

サラヤ株式会社が手洗いの普及活動を行なっているウガンダでは、Made in Ugandaの消毒剤を開発したということです。これは現地の学校や病院でもアルコール消毒剤の購入ができるように安価なものを作るという目的のほかに、現地で雇用を創出するという目的もあるそうです。

感想

この国際協力連続セミナーでは、これまでにNGOや開発コンサル、大学教授といった方々のお話を聞いてきました。今回は一般企業の方のお話で、自分の経歴や立場的には今回のお話が1番参考になりました。

営利企業の視点として「市場がないから事業を行わない」もしくは「市場がないなら作る」という対極にある2つの考え方を知ることができました。個人的には、これが今回の講座で1番の学びでした。

自分が将来アフリカ(もしくは世界のどこか)で活動をしたいと思ったとき、後者の考えをできるように、自信を付けたいものです。

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