飯田市「感環自然村」を視察しました。様子と感想

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動中で、放課後子ども教室の指導員もしています。

先日(2023/02/18)、飯田市の「感環自然村(かんかんしぜんむら)」さんを視察させていただきました。そこで学んだことをこちらに記録します。

感環自然村

感環自然村とは

感環自然村は、子どもが五感を使って自然体験や異文化に触れることができる場所です。参加は登録制となっています。

平日の日中は未満児とお母さんたちが集う場所になっています。平日の夕方は、小学生〜高校生の学習支援を行なっています。

そして土曜日は月に2〜4回の頻度で、小学生〜中学生向けにアクティビティを行なっています。アクティビティはキャンプや農作業、焚き火、スキーなど、季節によって様々です。

感環自然村内観

アクティビティ

アメリカとのオンライン交流会

この日は、9時からアメリカとZoomで繋いで交流をするというアクティビティが行われました。アメリカの暮らしや学校のお話を聞いたあと、日本の子どもたちは「今はどの季節ですか?」など、アメリカのことを色々質問をしました。

そして、日本とアメリカで同時におやつを食べました。日本でもアメリカのお菓子(サワーパッチ)が用意されました。

オンライン交流会は約2時間でお開きとなりした。

おやつタイム

自由時間

オンライン交流会のあとは、自由時間。親御さんがお迎えに来る12時までの約30分間、子どもたちは庭で雪玉を作って投げたり、駆け回ったりして遊んでいました。

感環自然村の遊び場

視察した感想

代表(村長)の教育方針が素晴らしかったです。

おやつタイムになり、スタッフの方が机にお菓子を広げたときのこと。「1人1個好きな味のチョコを取ってね」と伝えても、すぐには手を出さない子どもたち。「おや…?」と思いました。私が普段接している放課後子ども教室の子どもたちなら、こういうときは我先にと手を伸ばします。感環自然村の子どもたちは、とりあえず周りの様子を伺ってから、チョコを手に取りました。

後で村長に聞いてみると、感環自然村では「自分から積極的にお菓子を取りに来ることが苦手な子もいる。まずは周りの様子を見て、遠くにいるお友達がいたら、自分が取る前に声をかけよう」という話をしているのだそうです。

ほかにも「お菓子をもう一袋開けて食べたい」という子どもがいたときのこと。村長と子どもの間で、こんなやりとりが行われました。

  • 村長 「じゃあ、みんなが食べたかったらもう一袋開けよう。みんなに聞いてみて」
  • 子ども 「…みんなー、お菓子食べるー? …うーん、みんな聞いてくれないよ」
  • 村長 「みんなは、聞いてくれなかったのかな? それとも聞こえなかったのかな?」
  • 子ども 「…聞こえなかった」
  • 村長 「じゃあ、どうする?」
  • 子ども 「うーん、わかんない」
  • 村長 「もっと大きな声で聞いてみる? それとも、1人1人に聞いてみる? それとも、諦める?」
  • 子ども 「…みんなー!! お菓子食べるー?!」

その後、その子は無事お菓子の袋を開け、みんなで食べることができました。

こんなふうに、子どもが課題にぶつかったときに自分で解決していく力を身につけることを、村長は大切にしています。

私も子どもと接するときは、ただ答えを教えるのではなく、こういう意識を持って接してみようと思いました。

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