(株)霧しなを取材しました~食品ロス削減に対する取組み~

はじめに
エティセン(元気ですか)? Adjoaです。
私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動しています。2021年1月より、町の広報誌にてSDGsコーナーを担当しております。このコーナーでは、町内でSDGsに対する取り組みを行っている企業・団体を私が取材し、町民に紹介するものです。
今回は、ゴール12「つくる責任 つかう責任」に対する取り組みを行っている「株式会社霧しな」さんを取材させていただきました。広報誌はスペースに限りがあるので、本ブログで団体の活動などをたっぷりとご紹介させていただきます。
株式会社霧しな
株式会社霧しなさんは、木曽町開田高原に工場を持つ蕎麦メーカーです。「木曽路御岳そば」や「そば湯まで美味しい蕎麦」などを製造しています。

SDGsへの取り組み
蕎麦の製造工程では、麺の端っこを切り落とし、長さが揃った状態で商品になります。この切り落とされた部分を「端麺(はしめん)」と呼びます。この端麺は、本来なら食べられる部分なのに廃棄されていました。つまり、「食品ロス」となっていました。
この食品ロスを減らすために、同工場では約1千万円をかけて2020年に端麺を原料として再利用するための設備を増設しました。設備の増設後は、従来なら廃棄されていた端麺を原料として有効利用する量を大きく増やしました。それでも再利用できない部分については飼料・肥料に加工することで、産業廃棄物の量を大幅に削減しました。設備増設前の廃棄量と比較すると、25%まで削減されたそうです。
取材した感想
まず、食品ロスに対する投資額の大きさに驚きました。1千万円かけてでも資源の有効利用をしようとする、循環型社会実現への強い想いが感じられました。
食品ロスを国民一人当たりに換算すると、お茶碗約1杯分(約124g)の食べ物が毎日捨てられている、といいます。企業だけでなく、消費者も食品廃棄量を減らす取り組みをしていかなければなりません。私たち消費者は、霧しなさんのように大規模な投資をしなくても、心構え次第で食品ロスを減らすことができます。
食品ロスが限りなくゼロに近づき、飢餓に苦しむ人々がいない世界になることを願います。