「創業木曽ゼミ」1日目に学んだこと①〜事業成功の秘訣〜

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動しています。卒隊後は、観光農園を運営することを目指しています。

現在(2023年2月)、起業に向けて「創業木曽ゼミ」を受講しています。先日(2023/02/05)、第1回を受講してきました。そこで教わった事業成功の秘訣をこちらに記録します。

創業を考えている方のご参考になれば幸いです。

創業木曽ゼミ概要

  • 日時 :2023年2月5日〜3月5日まで毎週日曜日 10:00-16:00
  • 会場 :木曽町商工会館
  • 料金 :5,000円(5日間分)
創業木曽ゼミ会場の木曽町商工会館

1. 経営環境

現代の経営環境は、以下のようになっています。

1) 商品・サービス

高度成長期には「作れるもの」「できるサービス」を提供する世の中でした。

一方でバブル崩壊以後、事業者は、消費者が「求めるもの」「必要としているサービス」を提供します。

2) 価格

高度成長期には、価格は「提供する側の原価積上げ+儲け」で決められていました。

バブル崩壊以後、価格は消費者の「価値」に対する「対価」で決まるようになりました。

3) マーケット

以前は消費者は、ものやサービスを買うためには、お店まで出向かなければなりませんでした。

しかし現在では、消費者は自宅にいながらあらゆるものを世界中から購入できるようになりました。

4) 意識

バブル崩壊以前の消費者は、安くてたくさん入っているものを好んで購入していました。

ところが現在では、消費者は多少高くても安全・安心・エコな商品を求める社会になりました。

行き残りの条件

このような世の中で生き残るためには、いかに大企業や輸入品に真似のできない商品・サービスを提供できるか、が鍵となってきます。

2. 求められるもの

マズローの「欲求段階説」では、欲求には5つの段階があると言います。

マズローの「欲求段階説」

同じ商品・サービスでも、お客様がどの欲求を満たしたいかによって提供の仕方は違ってきます。提供する商品やサービスは、どの欲求を満たすために必要とされているのかを理解することが必要です。

たとえば同じ「腕時計」を提供する場合でも、1,000円で販売するのと、100万円で販売するのでは、お客様が求めるものが全くことなります。

1) 生理的欲求

生命維持のための食欲・性欲・睡眠欲等の本能的・根源的な欲求。

2) 安全の欲求

衣服・住居など、安定・安全な状態を得ようとする欲求。

3) 親和の欲求

他人と関わったり、同じようにしたいなど集団帰属の欲求。

4) 自我の欲求

価値ある存在と認められ、尊敬されることを求める認知欲。

5) 自己実現

自分の能力・可能性を発揮し、創作的活動や、自己成長を図りたいという欲求。 

人は何に価値を感じるのか

人の価値観は、性別・地域・年齢・職業などにより多様です。たとえば、次の質問にどう答えるでしょうか。

  • 自分の1番大切な人への誕生日プレゼント、あなたはいくらまでならお金を払いますか?

5千円? 1万円? 5万円? 10万円? 50万円? 100万円? それ以上?

商工会の婦人部でこの質問をすると、1万円という回答が多かったそうです。若手経営者のグループに聞くと、100万円~300万円という回答が多数だったそうです。ちなみに私は3万円。価値観において、自分の常識はみんなの非常識なのです。

価格・価値を決めるのはお客様

このように、人の価値観はそれぞれ。商品・サービスの価格を決めてはいけないのです。お客様の価値観で価格を決めます。価値観を知るためには、できるだけたくさんの人に直接聞いてみてデータを集めるのが最善策です。

3. 事業とは

顧客の創造

「事業」とは「顧客を創造すること」だとP・F ドラッカーは言います。

まず、お客様が価値を認め、必要としているものを探し出します。そこから、提供する商品・サービスをお客様に合わせて生み出します。

「必要としているもの」は、まだ世の中には存在しないものかもしれません。「お客様が必要としている、欲求を満たすもの」にフォーカスすることで、今までになかった商品の開発や、サービス・価値観の提供が可能となります。

たとえばルンバ。以前は世の中に存在しないものでした。あれは「掃除にかかる時間を別のことに使いたい」という欲求を満たそうとした結果生まれた商品です。

事業の役割

事業が社会・地域になくてはならない社会システムの一部になると、存在自体が社会貢献となります。

そうなると、事業は継続することが最低条件となります。

4. 事業の目的

「目標」は「目的」があって初めて存在するもの。

  • 目的 :成し遂げようと目指す事柄。行為の目指すところ。
  • 目標 :目じるし。目的を達成するために設けた、めあて。

事業の目的は変わらぬもの。でも、目標には代替手段があります。目的を達成するためには、目標は変わっても良いのです。

まとめ

私たち事業者は、プロだからこそ真摯にお客様から学ばなければなりません。

「興味のある人だけ見てくれればいい」という考えは素人のそれ。素人として活動をするのであれば、自分の思うがままにやればいいのです。でも、事業者=プロを目指すのであれば、真剣にお客様の心の声に耳を傾けなければなりません。

受講した感想

大変勉強になりました。5日間で5,000円の講座ですが、この1日で5,000円を支払っても良いレベルです。

これまで私は「自分の好きなことを好きなようにやって、それに価値を感じてくれる人が私の農園に来てくれれば良い」と思っていました。しかし今回の講座を受け、これは事業ではなく、趣味のレベルだということに気付かされました。これからは、お客様が何を求めているかをしっかりと考えて、観光農園づくりを進めていこうと思いました。

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