「創業木曽ゼミ」3日目に学んだこと③〜価格決定の手法〜

はじめに
メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動しています。卒隊後は、観光農園を運営することを目指しています。
現在(2023年2月)、起業に向けて「創業木曽ゼミ」を受講しています。先日(2023/02/19)、第3回を受講してきました。そこで教わった価格の決定方法をこちらに記録します。
創業を考えている方のご参考になれば幸いです。
創業木曽ゼミ概要
- 日時 :2023年2月5日〜3月5日まで毎週日曜日 10:00-16:00
- 会場 :木曽町商工会館
- 料金 :5,000円(5日間分)

価格決定の手法
価格は、一度決定してしまうと修正が難しいものです。なので慎重に決めなければなりません。
価格設定の方法に正解はありませんが、方法はいくつかあります。ここでは3つの手法を示します。
1. コストプラス法
コストプラス法は、仕入原価や人件費などのコストを積み重ねて、そこに利益を上乗せした額を売価にする価格設定方法です。
売価に利益とコストが含まれているため、確実に利益が確保できるのが特徴です。
2. マーケットプライス法
近所のお店では同様の商品やサービスをいくらで販売しているかを参考にして、いくらだったら消費者は購入するかを予想して設定する方法です。つまり、自分の感覚で決めることになります。
3. PSM分析
PSMは、Price Sensitivity Meterの略。価格感度分析ともいいます。
アンケートなどで、消費者の商品に対する価格感を分析し、最適価格を検討するための基準となる価格帯を把握します。消費者に商品の見本をアンケートとともに渡し、それを購入すると仮定してアンケートに回答してもらいます。
アンケートの質問は、次の4つです。
- 安すぎて品質に不安や疑問を感じ始める価格はいくらですか
- 安いけれど、品質に不安や疑問を感じない価格はいくらですか
- 品質から、支払う価値があると思うけれど、高いと感じ始める価格はいくらですか
- 品質にかかわらずあまりにも高すぎて支払えない価格はいくらですか
アンケートを行うと、これを上回ると高すぎて購入されなくなる「上限価格」と、これを下回ると品質が不安で購入されなくなる「下限価格」がわかります。
価格に対する抵抗感が最も弱く、受け入れやすいのが「最適価格」。そして、理想的とは言えないけれど、このくらいなら許容できる価格を「妥協価格」といいます。
下限価格から上限価格の範囲内で、最適価格と妥協価格を基準に価格設定を行います。
受講した感想
価格設定については、野菜を販売する上で一番大きな悩みでした。なので今回の講座はとても参考になりました。
昨年私が野菜を販売したときの価格設定方法は、マーケットプライス法一択でした。理由は、それ以外の手法を知らなかったからです。私が野菜の販売価格を決めたとき、農園のメンバーからは散々怒られました。「スーパーマーケットじゃないんだから。スーパーと同じ価格で販売したら、いつまでも黒字にならない。事業として成り立たない」と。
今回の講座で、価格設定の方法はほかにもあることを知りました。一度、コストプラス法で売価を算出してみようと思います。