マーケティングセミナーを受講しました

はじめに
メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。先日(8/30)、オンラインでマーケティングセミナーを受講しました。セミナーで学んだ内容をこちらに記録します。
マーケティングって何? という方の参考になれば幸いです。
講座の概要
- 日時 :2020年8月30日(土) 19:00~21:00
- 主催 :青年海外協力隊静岡県OB会
- 内容 :マーケティングの基礎を学ぶ
- 時間 :2時間
マーケティングセミナーで学んだこと
1. マーケティングとは
マーケティングとは、顧客に満足してもらうための活動です。衣料品店の店舗作りであれば、歩きやすい通路、鏡の多さ、試着室への入りやすさ等は顧客満足度へ繋がります。どうすれば顧客に満足してもらえるかをリサーチする活動、そして宣伝すること全般をマーケティングと言います。
マーケティングが行き届いていると、セールス活動をする必要がなくなります。「こんな商品を作りました!買ってください」と営業しなくても、お客さんが勝手に買いに来るような状態です。
2. マーケティングが必要な理由
かつての企業では、マーケティングをする必要がありませんでした。しかし今日、マーケティングなしに売り上げを伸ばすことはできません。なぜマーケティングが必要になったのでしょうか? 理由は4つあります。
- 人口減少
- 需要と供給のバランスが崩れた(モノが溢れる時代)
- 誰でも簡単に情報を入手できるようになった
- 誰でも簡単に情報を発信できるようになった
人口の減少により、購入する人が減ってきています。一方で、販売されるモノの種類は増え続けています。また、人々の暮らしが豊かになり、足りないものがない状態になっています。
インターネットの登場前までは、企業が一方的に情報をコントロールすることができる時代でした。ところが、誰でもインターネットに接続することができるようになると、消費者が情報発信をすることが可能になります。そうなると、消費者は企業の発信する情報よりも、消費者のレビューを参考にモノを買うようになります。そのため、企業は情報をコントロールすることができなくなり、広告活動に力を入れるだけでは立ち行かなくなってきます。そこで、消費者の欲するものをリサーチする必要がより一層出てくるのです。
3. 戦略
1) ターゲットを決める
すべてのお客様を満足させることはできません。まずは、満足してもらいたい相手(ターゲット)を決めましょう。
たとえば缶コーヒーを販売する企業なら、以下のように考えます。
- 缶コーヒーをよく飲むのは誰か → 男性会社員
- どんなシーンに缶コーヒーを飲んでいるのか → 約40%は朝飲む
以上の調査結果より、ターゲットは「朝仕事に行く男性会社員」と決めます。そこから、CMにはアイドルグループを起用し、「朝専用」のキャッチフレーズを使うという広告戦略を打ち出しています。
2) 4P分析をする
「4P分析」というマーケティングの手法があります。4つの「P」を分析することで、戦略を決めていきます。4つのPとは、以下の4つです。
- Product (製品)
- Price (価格)
- Place (流通)
- Promotion (販売促進)
この4P分析の中心には、先に決めたターゲットを置きます。そのターゲットに対して、どんな製品が売れるのか(Product)、どの程度の価格なら購入されるか(Price)、どんな場所で売れば購入されるか(Place)、どんな広告なら買いたくなるか(Promotion)を分析します。
4. マーケティングによる成功事例①
静岡県焼津市にある水産加工食品メーカーの(株)シーラックさん。冠婚葬祭用の鰹節を販売していましたが、近年では結婚式の引き出物に鰹節があまり利用されなくなってきました。そこで、一般向けの商品として以前から細々と販売していた「鰹節チップス」のTV CMを放送しようと考えます。焼津市は漁師の街であるため、ターゲットは漁師さんで、おつまみとして宣伝しようと考えていました。ところが、おつまみ市場は超激戦区。そこで、「本当にターゲットは漁師で良いのか?」と分析し直します。
そこで、消費者グループへのインタビューを実施します。インタビューの対象は、主婦。世界的に、購入者となるのは男性よりも女性のほうが多いそうです。そのため、対象が女性となりました。
さて、主婦たちに鰹節チップスを食べてもらったところ、出てきた回答は「体に良いものなので、子どものおやつに良さそう」というもの。これは、それまでになかった視点でした。
そこから、ターゲットは漁師ではなく、子どもへ変更することになりました。子どもを中心に置いて、4P分析をした結果が次のとおりです。
- 【Product】食べやすい大きさ、ピーナッツをアクセントに加える
- 【Price】おやつとして買える価格(150円)
- 【Place】コンビニ
- 【Promotion】子どもを意識したキャラクターを登用、食べるシーンを漫画で伝える、覚えやすい連呼型CM
以上の戦略から、この商品「がんばれ!!バリ勝男クン。」は売り上げ大幅UPに成功したということです。
5. マーケティングによる成功事例②
静岡市にある大沢集落。ここでしたいことは、地域おこし。
住民みんなで「顧客のニーズ」を検討して地域おこしのアイディアを出し合うも、何も決まらないまま1年が過ぎる…。
そこで、顧客のニーズを考えるよりも、「住民の強み」は何かを考えるようにシフト。そして出てきた強みが「人と人とのつながり」。それを活かすためにと考えたものが、「縁側カフェ」。住民の家の庭先に簡単なテーブルと椅子を用意し、訪れた人にお茶を出す、というサービス。住民全員が行うのではなく、やりたい人が、やりたいときだけやる。
最初はしぶっていた住民も、実際にお客さんが来ると嬉しくなって、自ら工夫をするようになったり、自分でも情報発信をしたりと、大沢地区では良いスパイラルが起こっているそうです。
感想
私はこれまでマーケティングというものに関して興味を抱いていなかったのですが、今回、たまたま青年海外協力隊経験者がこのセミナーを開催するということで、受講してみました。
このセミナーを受講する前、私はマーケティングの意味すら知らない状態でした。まずはマーケティングというのがどういうものなのかを知れて、勉強になりました。
私は現在、地域おこし協力隊として活動しています。偶然にも地域おこしでのマーケティング成功事例を聞くことができました。今後は活動に、マーケティングの手法も取り入れていこうと思います。