(株)村上工務店を取材しました~気候変動に対する取組み~

Pocket

はじめに

エティセン(元気ですか)? Adjoaです。

私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動しています。2021年1月より、町の広報誌にてSDGsコーナーを担当しております。このコーナーでは、町内でSDGsに対する取り組みを行っている企業・団体を私が取材し、町民に紹介するものです。

今回は、ゴール13「気候変動に具体的な対策を」に対する取り組みを行っている「株式会社村上工務店」さんを取材させていただきました。広報誌はスペースに限りがあるので、本ブログで団体の活動などをたっぷりとご紹介させていただきます。

株式会社村上工務店

(株)村上工務店は、木曽町日義にある工務店さんです。地元産(木曽産・木曽周辺産)、もしくは国産の木材を使った住宅づくりをしています。「豊かな暮らし」をコンセプトとして、寒さの厳しい木曽でも、「暖かく快適に過ごせる家」にこだわっています。

SDGsへの取り組み

1. 木材の地産地消=温室効果ガスの削減

木曽と言えば、「木曽ひのき」。木曽ひのきは木材のブランドであるものの、地元木曽ではあまり消費されず、その多くが県外や国外に出荷されているという状況がありました。せっかく上質なものがあるにもかかわらず、地元で使われてないのはもったいない! ということで、村上工務店さんの作る住宅は、地元木曽(または木曽周辺)の木材が使われるようになったそうです。

地産地消の良いところは、木材輸送の距離が減るという点です。つまり、輸送時に排出される温室効果ガスの削減にも繋がります。

木は、大気中の二酸化炭素を吸収して生長したものです。その木を薪等の燃料としてではなく、住宅に使用すれば、二酸化炭素を長年その場に固定することができます。

さらに、木曽は寒い土地柄、木の生長する速さが遅いそうです。年輪が細かく詰まっているので、その分断熱性が高まります。断熱性の高い木材を住宅に使えば、暖房費も抑えられます。省エネになるという点からも、温室効果ガスの削減が実現できます。

2. 耐用年数が長い住宅づくり=産業廃棄物の削減

村上工務店さんでは、耐用年数の長さにもこだわって住宅を作っています。耐用年数の長さは、耐震性や断熱性といったもので決まります。

住宅の耐久性が高まれば、それだけ家を壊して新しく建て直す機会が減ります。壊す機会が減れば、産業廃棄物の量も減ります。産業廃棄物が減れば、それらを処分する際に発生する温室効果ガスやゴミも減ります。

ちなみに、スギよりもヒノキのほうが強度は強く、耐久性があるそうです。その点でも、住宅に木曽ひのきを使うことは良いのです。

村上工務店さんのモデルハウス

取材した感想

木曽ひのきは高い。でも、高い材料を使えば、環境にも優しく、ランニングコストも低い家ができる。私にとってこれは新たなSDGsの視点でした。SDGsの観点でも、家づくりという観点でも、大変勉強になりました。

それから、取材と関係ありませんが、住宅の話を聞いていたら「暖かく快適な家」に住みたくなりました。今住んでいる家はその対極にあるような、とても寒い家なので(笑)。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です