NPOセミナー「はじめての助成金申請と活用方法」で学んだこと

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)! Adjoaです。

私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動しています。任期終了後には、国際交流や外国人をサポートするための団体を立ち上げたいと考えています。そこで、松本市市民活動サポートセンター主催のNPOセミナを受講することにしました。セミナーは全4回で(第1回は中止)、本日は第2回目の受講内容をこちらに記録します。

講座の概要

1. 助成金とは

1) NPOの資金源

NPOの資金源は主に以下のようなものがあります。

種類特徴割合
寄付金自由に使える。継続性なし。大口寄付の可能性あり。1割
助成金・補助金使途が限られる。継続性なし。7割
会費自由に使える。継続性あり。1割
事業収入自由に使える。1割
NPOの資金源

NPOの資金源の割合としては、平均では事業収入7割。会費、寄付、助成金・補助金がそれぞれ1割ずつ。というバランスで、助成金・補助金による収入が多くなっています。

2) 助成金と補助金の違い

  • 助成金 :企業や企業の財団など民間団体の出す資金
  • 補助金 :行政(国・県・市町村)が出す資金

3) 助成金のメリット・デメリット

メリット

  • まとまった資金が得られる
  • 団体の信頼性が増す(行政の事業を委託する場合、次に助成金を受ける場合など)
  • 助成団体の方でもPRしてくれる

デメリット

  • 資金の使途が限られる
  • 単年度・単発のものが多く、継続性がない
  • 事務処理の手間がかかる
  • 自己負担が求められることがある
  • 清算払いの場合は、立替が必要

2. 助成金の活用方法

1) 活動と事業の違い

NPOには「活動」と「事業」の2種類があります。

「活動」とは、常日頃から行っているものです。一方、「事業」は一定期間に行うもので、期限があります。たとえば子供のサポートを行っているNPOなら、放課後の学習支援は「活動」で、団体のPRのために子供のキャンプのようなイベントを開催するのは「事業」に当たります。

一般に助成金は「事業」のほうが申請が通りやすいと言われています。「活動」につく助成金もあります。

2) 助成金の活用

助成金は、当然出資者がいます。出資者がしてほしいことと、団体がしたいことが合致する場合には助成金を活用するのに適しています。逆に、お金欲しさにやりたくもない事業を助成金の要項に合わせて作る、というのは本末転倒です。

助成金を使った事業を行う上でポイントとなるのは、事業終了後に何が残るのか、という点。たとえば、団体の知名度が上がって活動が発展するとか、地域の知名度が上がって観光客が増える、など。何かしらの成果が見込めなければ、出資者もお金を出しません。

3) 助成金を活用する上での注意点

助成金の申請が通ると、申請したとおりの事業を行わなければなりません。下手すると、やりたくないことや、キャパオーバーになってしまう場合もあるので、よく考えて事業を申請することが大切です。

助成金は毎年募集がかかるものが大半なので、焦らずに今必要な分のお金だけを申請しましょう。欲張って多くのことを事業に盛り込んでしまうと、活動に手が回らなくなる可能性があるからです。

3. 助成金申請書を書く

1) 相手を理解する

相手とは、出資者のことです。出資者の求めている事業でなければ、助成金は通りません。そのために、募集要項をしっかり読みましょう。また、過去の採択事例を確認することも大切です。募集要項には記載がなくても、過去の事例から通りやすい事業の傾向が見えてきます。

2) しっかり企画する

申請する事業は団体のミッションに合致しているでしょうか? 助成金欲しさに、ミッションからずれてしまっていないでしょうか。団体のやりたいことで、かつ募集要項にも合致する事業をしっかり企画しましょう。そうでなければ、不採択になるか、本質的でないことをやる羽目になるかです。

さらに、その事業を「やりたい」だけでは、採用されません。何かしらの課題があり、それを解決するために必要な事業であれば、出資者もお金を出したいと思うでしょう。そのため、事業の背景をきちんと説明する必要があります。たとえば、森で子供を遊ばせる事業を申請するのであれば、「子供が外で遊ぶ時間が減っていて、それは自己肯定感の低下につながり、自殺率が上がっているのでその事業が必要だ」というように。

3) 伝わるように書く

申請書は審査員によって審査されます。審査員はたくさんの申請書を読むことになります。読みづらい、わかりづらい申請書だと、どんなに素晴らしい事業でもそれが伝わらず、不採択となってしまいます。

もちろんフォーマットに従うのは言うまでもありませんが、意外とできてない人って多いですよね。助成金申請は、事務処理能力が問われる業務です。

4. 助成金の情報入手方法

以下のサイトで助成金情報がまとめられています。

感想

NPOを立ち上げるかどうかをまだ決めていない私にとっては、必要のない内容かもしれない。このセミナーを受講する前の私は、そう思ってあまり期待していませんでした。しかし実際に受けてみると、結構勉強になることが多かったです。

受講者がまさかの私1人だったので、贅沢に勉強させていただいた2時間でした。普段のオンラインセミナーなら、ときどきサボってメールチェックをしているような不真面目な私ですが、今回はいつ質問されるかわからないのでしっかり集中して受講しました。

もしNPOを立ち上げることになったら、今回の講座はかなり役立つ内容だと思います。

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