『シン・ニホン』(安宅和人 著)2章『「第二の黒船」にどう挑むか』まとめと感想

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はじめに

Etse sen(元気ですか)? Adjoaです。

先日『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』(安宅和人 著)を読みました。ここでは、第2章『「第二の黒船」にどう挑むか ― 日本の現状と勝ち筋』のまとめと感想を記録します。

1. 日本は完全に乗り遅れている

今の日本の状況は、1853年、そう、黒船来航のときと同じです。すべてにおいて、世界から遅れをとっているのに、呆然とそれを眺めているだけ。遅れどころか、同じ土俵にすら立てていない状況です。

AIがスタンダードになる世界では、データ、データの利活用、データの処理力、そしてそれに見合う人材が必要です。そのどれもが、今の日本では質でも数でも不足しています。

2. 日本の勝算

日本はこのまま中進国になってしまう運命なのでしょうか。

そうとも言い切れません。日本にも勝ち筋があります。日本が得意とすることとしては、以下のようなことがあります。

妄想力

多くの日本国民が受けている英才教育って、何だかわかりますか?

それは、妄想力です。私たちは、3歳くらいからドラえもんやアンパンマンなどの、妄想力を駆使したアニメを観せられています。そうして幼い頃から妄想のかたまりに触れてきた私たち日本人は、世界的に見ても妄想が得意な国民性を持っています。

日本は今、技術では世界に遅れをとっていますが、それならば既存の技術を応用して、斬新なアイデアを実現すれば良いのです。

圧倒的なスピードのキャッチアップ

日本は歴史的に、参入は遅いけれどキャッチアップは速い、という芸風があります。

たとえば仏教。仏教は生まれてから1,000年以上も経ってから日本に伝来しました。しかし、8世紀の僧・空海は数ヶ月で仏教を学び、一気に最先端の仏教哲学に到達し、日本に持ち帰りました。このような出来事が、歴史上何度も起こっています。

歴史上の出来事と同様に、現在も日本は新しい世界(=AI)への参入は遅れをとっていますが、一気に追いつくときが来るかもしれません。

感想

危機感を覚えました。今までなんとなく「日本は後退期にあるな」とは思っていたのですが、この本を読んで深刻な現状を知り、焦りながら読んでいました。

そして、これまでの自分を振り返りました。今まで私は国の発展についてなんて、考えたこともありませんでした。自分の好きなことをして過ごせることが1番。そう思っていた自分は、なんて視野の狭い人間だったのだろう、と反省しました。

自分も日本という社会の一員であることを意識し、もちろん自分のやりたいことも実現しつつ、日本、ひいては世界の発展に貢献することを視野に入れた行動をしようと思いました。

第1章に続き、2章もとても勉強になります。会社の経営層の方や、起業を考えている方など、すべてのビジネスパーソンに有益な内容だと思います。

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