『野菜も人も畑で育つ』(萩原 紀行 著)で学んだことまとめ

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)! Adjoaです。

私は昨年(2021年)に初めて家庭菜園を始めました。そしていずれは、農業を生業の1つにしたいと考えています。そういうわけで先日、勉強のために「のらくら農場」の経営者である萩原 紀行氏の著書『野菜も人も畑で育つ』を読んでみました。その中から、特に私が勉強になったと思う部分を抜粋して、こちらにまとめます。

※Adjoaは農業の初心者です。あくまで本のまとめが本記事の趣旨です。

1. 農場=生活を担う職場

農家にとっての農場は、趣味の場ではありません。生活を担う職場です。趣味の家庭菜園ならば、のんびりと、非効率にやっても構いません。ところが農家となると、そうはいきません。自由気ままに仕事をしていたら、自給に換算すると恐ろしく安い賃金になってしまいます。

「農場=生活を担う職場」という意識を持つことが、農家になるための1番最初の心構えです。

2. 菌は錬金術師ではない

ミネラルを豊富に含んだ野菜ができた。それはつまり、土の中にあったミネラルが作物に移行したということです。作物を収穫して畑の外へと持ち出せば、土に含まれるミネラルは必ず減っていきます。

ときどき、施肥をせずに土の中の菌だけに頼る「自然農法」で作物を育てている人がいます。しかし、菌は錬金術師ではありません。菌は土の分子構成を変えることはあっても、Fe(鉄)やCa(カルシウム)のようなミネラル分を生み出すことはありません。菌に存在しないものを生み出す力はないのです。

つまり、自然農法ではミネラルたっぷりの野菜を作ることには限界がある(不可能に近い)、ということです。

3. 怒る=ハイリスク

チームで仕事をする場合、「怒る」という行為は非常にリスクの高いものになります。

たとえば、あなたが仕事で何かを失敗したときに、上司や仲間にものすごく怒られたとします。そうすると、次に失敗したときにあなたがとる行動は、おそらく失敗の隠蔽です。失敗を隠すのは、ただ失敗するよりも、さらに深刻な問題となり得ます。

「怒る」以外にも、課題の解決方法はあります。

問題の原因を特定する「特定力」。そして、それをどうやって解決に導いていくかを考える「解決力」。さらに、自分の手に負えないと思ったときに誰かに相談する「相談力」。これらの能力を使えば、怒る必要はないのです。

4. 真のリーダーシップとは

真に仕切る力のあるリーダーとは、その人が仕切っていることを誰にも気づかない状況を生み出せる人です。その人は裏で頑張って支えている。けれど、周りはその人が仕切っていることに気づかない。だからチームのメンバーは仕事がうまくいったときには「自分たちがやったんだ!」という意識を持てるのです。

ただ単に、チームを引っ張る力だけがリーダーシップではありません。仕切り力も大切なのです。

5. 「誰かのため」ではなく「勝手に」

環境のため。地域のため。家族のため。「誰かのため」に何かをするって、素晴らしいことのように聞こえますが、本当にそうでしょうか?

「誰のためでもなく自分のため」。こっちのほうが良い、という考えもあります。

「なんとかのため」とか言っていると、うまくいかないときに、「私は、こんなに○○のためにやっているのに、なぜ周りは理解しない、ついてこない」と人を恨むようになるからです。

だから「勝手にやっている」が大切なのです。

勝手にやっていると、うまくいかなくたって「自分が好きでやっていることだし」と誰も恨まない。むしろ「好き勝手にやっている自分に付き合ってくれてありがとう」と感謝しか生まれません。

この本の感想

色々と勉強になりました。

私がこの本を読んだ動機は、営農について学びたかったからです。でも、営農だけでなく、チームビルディングやリーダーシップ、仕事に対する考え方についても学ぶことができました。

いつかこの本の著者の運営する、のらくら農場に行ってみたいと思います。そしてミネラルたっぷりの美味しい野菜を食べてみたい!

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