木曽地域農業入門講座で学んだこと~土の基礎~
2021年12月17日

はじめに
メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は今年(2021年)、「木曽地域農業入門講座」に参加して農業を学んでいます。ここでは講座(座学編)で学んだ、土の基礎知識をまとめます。
これから農業を始めたい、という方のご参考になれば幸いです。
講座の概要
- 日時 :2021年12月16日(木) 13:30-15:10
- 主催 :木曽地域就農プロジェクト推進協議会
- 内容 :土に関わる全般的なこと
- 場所 :長野県木曽合同庁舎4階
1. 作物に必要な条件6つ
作物の生育に必要な条件は、以下の6つです。
- 光
- 水
- 空気
- 温度
- 養分
- 有害物質がないこと
「空気」は葉に対してだけでなく、根に対しても必要なものです。上記からわかるように、作物の生育には、土に関わる条件が多いのです。
2. 土の性質
土には、以下の3つの性質があります。
- 物理的性質 :土の固さ
- 化学的性質 :土の養分の多さ
- 生物的性質 :微生物や菌の多さ
「物理的性質」と「化学的性質」の両方を合わせて「保肥力(ほひりょく)」と言います。肥料を蓄える力がどれくらいあるかを評価するものです。
そして3つの性質を合わせて「地力」と言います。これが土の良し悪しとなります。

3. 土壌区分
土壌は、もととなる材料(母材)によって以下のように区分されます。
- 黒ボク土 :火山灰土壌。肥料を蓄える力は大きいが、リン酸肥料が効きにくい。
- 褐色森林土:山麓や丘陵、台地。表層は黒褐色か赤褐色。
- 灰色低地土:台地に分布。水田や、水田周辺に多い。
- ポドゾル :寒冷、湿潤な針葉樹林帯。農耕地にはほとんど利用されない。
4. 土性(物理性の1つ)
土は、その粘性によって以下のように分類されます。
- 砂土 :ザラザラしている。ほとんど砂だけ。
- 壌土 :砂と粘土が半々。
- 埴土 :ヌルヌルしている。ほとんど粘土。
自分の畑の土がどの土性にあたるのかは、水を含ませた土を手で練ってみるとわかります。いくら土を練っても棒状にまとまらないものは、砂土です。鉛筆くらいの太さにまとまれば、壌土。コヨリのように細くなれば、埴土です。

感想
土づくりはやみくもに始めるのではなく、自分の畑の土を知るところから始める。土づくりには「こうすれば良い」という決まった方法はなく、畑によって入れるべき肥料や量は異なる。
これらのことは、どれも私にとって初めて知ることでした。
ただ野菜を育てるだけなら誰にでもできます。でも、より良い野菜を作り、それを生業にするためには、科学的なアプローチが必要だと学びました。