『Think Smart』を読んで実践しようと思った13のこと

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はじめに

エティセン(元気ですか)? Adjoaです。

先日、『Think Smart』(ロルフ・ドベリ 著)という本を読みました。この本では、間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法が52個紹介されています。ここでは、その中で私が特に実践したいと思ったものを13個ピックアップしてご紹介します。

『Think Smart』の内容をざっくり知りたい、という方のご参考になれば幸いです。

『Think Smart』を読んで実践しようと思ったこと

1. どんな理由でも良いから、理由を伝える

人は、なんでも良いから「〇〇なので」と理由があると安心するようにできています。たとえば車の運転中。渋滞しているとき、理由がわからないとイライラしてしまいます。しかし、「道路工事をしています」と説明があるだけで、私たちの気持ちは落ち着きます。

なので、誰かにお願いや報告をするときには、必ず理由を説明するようにしましょう。

2. 時間と労力を費やしたものほど注意する

私たちはしばしば、努力して手に入れたものの価値を過大評価する「努力の正当化」の罠に陥っています。苦労して生み出した作品や戦略は、客観的に見ることができません。多大な労力をつぎ込んだために、客観的には価値のないものでも、つい正当化(=過大評価)してしまうのです。

何かに時間と労力を費やしたときには、その「結果」だけに注目するようにしましょう。結果に至るまでのプロセスからは距離を置き、「結果」だけを見ることが、誤った判断をしないために大切です。

3. 意見が異なる人たちを「変わり者」と決めつけない

私たちは、ほかの人たちも自分と同じように考え、同じように感じているのだろうと思い込んでしまいがちです。この思考の誤りは、「偽の合意効果」と呼ばれています。

自分と意見が異なるからと言って、相手を愚か者だとか、間違ったことを言っていると考えてはいけません。意見が対立したときは、まずは自分自身に対して懐疑的になってみましょう。

4. 自分より優秀な人を採用する

Aクラスの人は、Aプラスの人を採用する。つまり、自分よりもっと優秀な人を雇おうとする。だがBクラスの人は、自分の部下としてCクラスの人を採用する。そのCクラスの人は自分の部下にDクラスの人を採用する。…そうなると結局、その会社は数年後にはZクラスの社員しかいなくなってしまうのです。

このような事態を避けるために、人を雇うときには自分よりも優秀な人を採用するようにしましょう。そうでなければ、会社にはそのうち能力の低い人しかいなくなってしまいます。

5. 「失敗」の予想と対策を計画に盛り込んでおく

私たちは、楽観的すぎる計画を立ててしまいがちです。それは、現実を無視した希望的観測で計画を立ててしまうからです。つまり、予想外のことなど起こらない想定で計画を立てているのです。ですが、現実には予想外の出来事が多々発生します。

そこで、想定できる失敗への対応策を計画に盛り込んでおくことが大切です。

6. 不安なときほど計画を立てる

解決すべき課題がたくさんあると、何から手を付けてよいのかわからず、パニックになる。仕事以外の時間も、そのことで頭がいっぱいで休まらない…。そんな経験のある方も多いのではないでしょうか。

私たちは、その課題に対してどのように対処するかという明確なイメージができていれば、進行中の課題で頭がいっぱいになってしまうことはないのだそうです。頭を課題から解放するには、それに対処するためのきちんとした計画さえ立てていれば、十分なのです。

複雑な課題や仕事に取り組む際は、まず明確な計画を立てましょう。

7. 自分の考えに批判的になる

私たちが自分の内面を見て答えを得るとき、心は辻褄を合わせようと適当なことをでっち上げることがあります。何かに対して強い確信を持っているときこそ、自分の考えに批判的になりましょう。

8. 選択するときは次善の選択肢と必ず比較する

現状と、現状を変えるための選択肢を1つ提示されると、私たちはついその2つだけを比較して選択してしまいます。ですが、本当に必要なことは、別の選択肢との比較です。それが、次善の選択肢です。そうでなければ、あなたはそのうち誰かに簡単にうまく言いくるめられてしまうでしょう。

9.「物語」で人を動かす

寄付についてのこんな実験結果があります。

あるグループには、マラウイで「300万人の子供が食糧難で苦しんでいる」という統計の数字で飢餓状態を伝えました。もう1つのグループには、マラウイ人の痩せ細った子供が懇願するような目を向けている写真を見せました。その結果、後者のグループのほうが、前者と比べて寄付額が倍だったそうです。

このように、私たちの心は数字よりも、物語で動くようにできているのです。人を動かしたいときには、物語で想いを伝えるようにしましょう。

10. 自分がトップに立てるような得意分野を作る

私たちの脳は、「ねたみ」の感情を持つようにできています。ねたみを避けるためには、人と自分を比較するのを止めれば良いのです。そのためには、自分がトップに立てるような得意分野を作ることが得策です。

11. 「最低限の情報」で生活する

情報が多すぎると、判断力が鈍って決断できなくなります。知らなくても良いことに価値はありません。最低限の情報で生活するように心がけましょう。そうすれば、決断の質が向上します。

12. ニュースを見ない

ニュースを観なくても良い理由は3つあります。

まず、ニュースには制作者の意図が含まれています。注目を集めるようなセンセーショナルな事件ばかりが取り上げられ、ニュースを観る人の頭の中には現実世界とは異なるマップが出来上がります。

次に、ニュースの内容は私たちの生活には無関係なものが多いからです。芸能人の誰が結婚したとか、どうでも良い話題ばかりです。

そして、3つ目。ニュースは時間の無駄です。ニュースを観ていて、人生や仕事に関する決断を下すときに役に立ったことがどのくらいあるでしょうか? おそらく、ほぼないと思います。その代わり、重大な決断をするときに役に立つものと言えば、やはり本です。今すぐニュースを観るのを止めて、その時間を読書に充てることが良い人生を送る上で大切なことです。

13. 退路を断つ

私たちは、「選択肢は多いほうが良い」と考えてしまいがちです。しかし、それは本当でしょうか?

選択肢を持つにはコストがかかる場合もあります。選択肢を検討するには、精神的なエネルギーが必要です。何より、選択肢を残そうとすると、どれも保留にしてしまい、結局どの道でも成功できないということは多々あります。ビジネスにおいて、ターゲットを決めなければ誰からも注目されないのと同じです。

成功するためには、どれか1つに決めてそれ以外の選択肢をすべて排除する勇気が必要です。

最後に

とても勉強になる1冊でした。実験結果が多く紹介されているので、わかりやすかったです。良い人生を送るために、一読の価値ある本です。

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