ガーナ生活で私が気を付けていた10のこと

はじめに
メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は青年海外協力隊として、2014~2017年までアフリカのガーナ共和国で活動していました。本記事では、私がガーナで暮らしていたときに日々注意していたことを10個ご紹介します。
これからガーナを始め、海外、特にアフリカで暮らす予定のある方のご参考になれば幸いです。
1. 挨拶
私がもっとも気を付けていたことが、ガーナ人に対する挨拶です。
世界中どこでもそうですが、ガーナでは特に挨拶が重視されています。職場に来たら同僚に(目が合わなくても)挨拶するのはもちろん、道端ですれ違う人 (人混みではしなくても大丈夫な場合もある)、乗り合いバスに乗り込むとき等、人のいる場所では基本的に挨拶をしなければなりません。
特に需要なのが、お店で商品を見るとき。日本人は慣れないとつい商品に意識がいって挨拶を忘れがちですが、これは絶対にNGです。「お前は挨拶もできないのか」と商品を売ってもらえないこともあります。
2. 施錠・家の中を覗かせない
ガーナでは「白人=お金持ち」のイメージ。実際にはそうでなくても、狙われていることは多いです。家の施錠はマスト! もちろん鍵は二重です。さらに、私は家の中が見えないように、日中でも極力カーテンを閉じていました。

3. 寝室に他人を入れない
仲良くなったガーナ人が家に訪れてくることもあります。
でも、仲良くなったからといって、100%信頼はできないのです。よく「仲良しのガーナ人を家に招き入れたあとに、財布のお金が減っていた」という話を隊員仲間から聞いていました。
どうしても家に招き入れたいときでも、寝室だけは誰にも入らせないようにしていました。ものを盗られないようにするためです。寝室にはお金やパソコンなどの貴重品を置いて、さらにスーツケースに入れて施錠もし、ベッド下などの見つかりづらい場所に隠していました。

4. 肌の露出を極力抑える
ガーナ人は、黒人です。肌の黒い人たちの中に白人がいると、ものすごく目立ちます。目立つということは、それだけ狙われやすいということでもあります。
だから私はどんなに暑くても、長袖、フルレングスのスカートまたはレギンス、帽子、ストールの着用を年中心がけ、顔と手以外はほとんど素肌を晒さないようにしていました。これは、防犯のためもありますが、日焼け対策にもなります。
5. カメラやスマホはむやみに見せない
「白人の持ち物=良い物」というイメージがあるのか、高価なものを見られるとすぐに「それちょうだい」と言われます。欲しいと言われるだけで済めば可愛いものです。時には後をつけられて、目を離した隙に掏られたり、強奪されたりすることもあります。
こういった事態を避けるために、私は自分の職場や家周辺以外では、カメラやスマホを極力取り出さないようにしていました。
6. お金・携帯電話は服の中に
旅行などでまとまった額のお金を持ち歩く場合、お金と携帯電話(小型のもの)だけが入る小さなバッグを首から下げ、服の中に忍ばせていました。目的はもちろん、スリに遭わないようにするためです。
7. 冷蔵保存のものは買い溜めしない
私がガーナで暮らしていた2014~2017年はまだ停電が多く、6時間程度の停電は日常茶飯事で、ときには1週間前後電気の来ないときもありました。そうなると、冷蔵庫のものは腐ってしまいます。食品ロスを避けるために、私は冷蔵保存のものは極力購入しないようにしていました。
8. 食べ物はすべて冷蔵庫またはスーツケースの中にしまう
日本と比べて、ガーナの家は隙間が多いです。私の家はネズミに侵入され、食べ物を食い荒らされる被害に何度も遭いました。そこで、すべての食べ物は、ネズミが齧ることのできない冷蔵庫またはスーツケースの中にしまうようにしていました。

9. 外出時はコンセントを抜く
ある時仕事から帰ってくると、変換プラグが丸焦げになっていたことがありました。電源プラグに差したままにしておいたものが、高電圧か何かで高温になり、焦げてしまったようです。不安定な電圧で電球が破裂したことも、停電から電気が復旧したときにブレーカーから火が出たこともありました。
変換プラグ丸焦げ事件以降、外出時は冷蔵庫以外すべてのコンセントを抜いて出かけるようになりました。火事を防ぐためと、パソコン等の資産を守るためです。

10. 長距離移動の前はトイレに行っておく
ガーナにおける移動には、乗り合いバスを利用します。数時間の移動の間、決まったトイレ休憩などはありません。トイレに行きたくなったら、まずは大声で運転手に「トイレに行きたい!」と伝えます。これだけでも日本人にはハードルが高いのに、さらに大変なのが、トイレがないという点です。バスでの移動中、トイレ=道端です。運よく草むらがあれば良いのですが、ない場合はほかの乗客から丸見えになってしまいます。
なので私は長距離(1時間以上~)の移動の前には必ずトイレを済ませ、さらに極力水分も採らないように気を付けていました。
まとめ
犯罪対策的なことが大半となりました。私が絶対に犯罪に遭わないように気を付けていたのは、ものを盗られたり、損をするのが怖いからではありません。ガーナ人を信じていたいからです。少しでもお金やものを盗られてしまえば、もうガーナ人を信用できなくなるかもしれない。それが怖かったのです。
さらに、自分が犯罪に遭うと、他の日本人に迷惑がかかる可能性もあります。「日本人は隙がある、狙いやすい」と思われてしまうと、他の日本人まで狙われるようになりかねません。
良い活動や暮らしを続けるためにも、犯罪に遭わないように気を付けることはとても大切です。
そして自分だけでなく、ほかの日本人を守るためにも、犯罪対策は十分に行うことが必要だと私は思います。