まちむら寄り添いファシリテーター養成講座公開講座で学んだこと

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はじめに

メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動しています。

先日(2021/08/01)、まちむら寄り添いファシリテーター養成講座2021の公開講座を受講しました。本記事では、その講座で学んだことをまとめ、共有させていただきます。

地域おこし協力隊をはじめ、地域づくりに興味のある方のご参考になれば幸いです。

講座の概要

  • 日時 :2021年8月1日(日) 14:00-16:30
  • 主催 :長野県
  • 講師 :株式会社エンパブリック 広石 拓司氏/東京大学大学院工学系研究科特任助教 新 雄太氏/一般社団法人つながりのデザイン 船木 成記氏
  • 内容 :地域の力を活かして、地域の未来を拓く、場づくりの力とは?
  • 会場 :オンライン(Zoom)
  • 料金 :無料

1. 長野県の特徴

長野県には、日本の公民館の約1割が存在するのだそうです(分館は数に入っていないそうなので、分館も入れたら、それ以上)。つまり、それだけ地域の人々のつながりが強いということです。

公民館は社会教育の中心でもあり、暮らしの困りごとをみんなで解決する場でもあります。地域によっては「公民館する」という動詞が存在するほど(ググる、みたいな)。

2. 真のグローバル人材とは

英語を話せたら、グローバル人材と言えるのでしょうか? そんなことはありません。では、どんな人をグローバル人材と呼べるのでしょう。

それは、郷土を深く理解した人間です。

そこにどんなかけがえのない自然や、人間の歴史があるか。そしてそこにいる人たちは、今、何を考えながら生きているのか。郷土を知るとは、これらのことを理解することです。

そしてそれらを理解することができたなら、世界中どこに行ってもその場所の文化や人を尊重・尊敬できるはず。そういう人間こそが真のグローバル人材と言える、という話でした。

※長野県旧制中学校の地理教師、三澤勝衛氏のお考えだそうです

3. 議論と雑談の間

議論とは、肩書きや立場の元であるテーマについて意見をぶつけ合い、最終的に結論・答えを出すこと。

雑談とは、何かを生み出す目的はなく、テーマや進め方も設定せずにその場任せで話すこと。

そしてその議論と雑談の間に存在するのが、「対話」です。

対話とは、あるテーマに対して、一定のルールのもとで、お互いの意見を聴き合うことで相互理解を深め、関係をつくることです。

対話では、日頃から地域住民が気になっているけれど話題にすることもないようなことを「問い」として設定します。そしてそれに対して、みんなの想いや経験などを場に出し合います。そうすることで、みんなの「求めていること」と「できること」がつながり、何かが生まれる可能性があります。

この「つながり」への第一歩が、対話なのです。そしてその普段言葉にできないことを言葉にし、動き出すための場づくりをするのが、まちむら寄り添いファシリテーターの役割です。

4. 1人の声≠全体の声

対話を行うとき、いつもスムーズに話が進むとは限りません。中には「これはこういうものだ」と決めつけている人や「これが村全員の意見だ」と主張する人もいるかもしれません。

そんなときに役立つのが、データです。たとえば全住民アンケートを行って、普段声を出せない人の意見も聞いてみると、実は声の大きい人の意見は少数派だった、なんていうこともあり得ます。

参照するのが住民の意見ではなく、日本や県全体のデータのほうが良いというときには、RESASというサイトが役に立ちます。これは経済産業省が出しているさまざまな統計データを都道府県別に表示できるサイトです。

感想

この講座を受講して、自分の知識・能力不足を突きつけられたような気がしました。なぜなら、これまで私は1年半活動を続けてきて、1度も「対話」の場づくりをしたことはなかったのですから。住民の意見に丁寧に耳を傾けることなく、主張の強い人の意見だけを聴いて、それが地域全体の意見だと勘違いしていました。

それに気づくことができただけでも、この講座を受講した価値がありました。

なお、この講座は「まちむら寄り添いファシリテーター養成講座」の連続講座、つまり本編への導入部分です。なので、具体的なファシリテーション技術などについては触れられていません。

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