第3回まちむら寄り添いファシリテーター養成講座(第4期)の内容と感想

はじめに
メマオアチ(こんにちは)。Adjoaです。私は現在、長野県木曽町にて地域おこし協力隊として活動しています。
先日(2021/09/12)、第3回まちむら寄り添いファシリテーター養成講座2021を受講しました。本記事では、講座で学んだことをまとめ、共有させていただきます。
地域おこし協力隊をはじめ、地域づくりに興味のある方のご参考になれば幸いです。
講座の概要
- 日時 :2021年9月12日(日) 14:00-17:00
- 主催 :長野県
- 講師 :株式会社エンパブリック 広石 拓司氏/東京大学大学院工学系研究科特任助教 新 雄太氏/一般社団法人つながりのデザイン 船木 成記氏
- 内容 :ワークショップ企画の過程を振り返る
- 会場 :オンライン(Zoom)
- 料金 :無料
講座の内容
今回の内容は「ワークショップ企画の過程を振り返る」でした。受講生は7つのチームに分かれて、各チームごとにワークショップの企画を進めています。まず前半で、全体で各チームの進捗状況を報告し、後半はまたチームに分かれて、ワークショップの方向性を定めました。そのため、今回は講師から何かを教わるということはありませんでした。
ちなみに講座の「第2回」は全体としての開催ではなく、各チームで地域ワークショップの企画を行いました。(あまり企画が進まなかったため、本ブログでは紹介していません。)
なお、7つのチームは以下のテーマによって分かれています(Adjoaは7つ目のデジタル活用チームに属しています)。
- 地域での助け合いを進めるための受援力とは?
- 「ここに住みたい」と思える地域をどうやって作るか?
- 集う人がワクワクできる場とは?
- 住民同士でのコミュニケーションを活性化するために、地域にある自然をどう活かしていけるだろう?
- 商店街を思いっきり楽しむには?
- コロナの経験を、次の地域づくりに生かすには?
- 長野の強みを活かし、課題を補うデジタル活用とは?
ワークショップ企画の過程を振り返って気づいたこと
講座の第2回(自主開催)でワークショップの企画を進めていたとき、私たちのチームは話し合いが行き詰まりました。それを今回、前回(第2回)ではどんな話し合いをしたか言葉にして振り返ることで、行き詰った理由がわかりました。理由は2つありました。
1つ目は、デジタル活用すること自体が目的になってしまっていたことです。デジタルとは、何かの課題を解決するための手段であり、目的ではないはずです。それなのに、私たちのチームでは何が何でも地域にデジタルを導入する、というスタンスで話し合いを進めていました。
2つ目は、メンバーのイメージするターゲット層がバラバラであったことです。ある人は、まったくデジタルに縁のない後期高齢者をイメージして話をしていました。またある人は、50代前後でデジタルに日常的に触れている、あるいは触れたことがある層をイメージしていました。話し合いを始める前に、イメージするターゲットを共有していなかったため、話し合いの方向性が定まらなかったのです。
ここから気づいたことは、話し合いの場では前提をはっきりさせておくことが円滑な進行に繋がる、ということでした。
また、一度時間をおくことで、自分たちの話し合いを客観的に見ることができることにも気づきました。話し合いをしているときには、話し合いの進行に違和感を覚えていたものの、その正体がはっきりしませんでした。それが時間をおいて振り返ることで、違和感の原因が見つかりました。話し合いの方向性が定まらないときや、膠着状態になったときには、一旦時間を置くことが効果的な場合もあるのかもしれない、と学びました。
感想
最近は、「気づき」を得ることで学ぶ学習スタイルが主流になってきています。ところが私は暗記することが優秀さの指標であった学生時代を生きた人間なので、この気づき学習がとても苦手です。集中すべき点がわからないので、どうも気が散ってしまいがちです。今回の講座も「こんなワークはどうでもいい。私は講師から知識を教えてもらいたいんだ!」と何度も思いながら受講していました。
でも、自分なりの気づきが得られると、面白いと感じました。
ただ、気づきを得ただけで終わっては、講座の意味がありません。大切なことは、気づきをどう活かすかです。今後話し合いの機会がある場合には、今回の気づきである「前提を揃えること」と「客観的に話し合いを見ること」を意識してみようと思います。