大人向けに青年海外協力隊体験談を発表しました(2021/02/27小諸市)

はじめに
Etse sen(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。日本に帰ってきてから、ガーナでの体験を日本に還元すべく、学校などで青年海外協力隊の体験談の出前授業をやらせていただいています。
本日(2021/02/27)は、大人向けに体験談をお話させていただきました。そのときの内容をこちらに記録します。
本記事が、これから国際理解の出前講座をしようとしている方のご参考になれば幸いです。
概要
- 日時 :2021年2月27日(土) 14:00-15:30
- 場所 :長野県小諸市
- 対象 :日本国際連合協会 東信支部様
- 内容 :ガーナが教えてくれたこと(テーマは自由)
- 時間 :1.5時間
講座の構成
- 発表者紹介 (10分)
- ガーナってどんな国? (15分)
- ガーナでの活動 (10分)
- ガーナが教えてくれたこと (20分)
- まとめ (5分)
- 質疑応答 (30分)
自己紹介
- これまでの経歴
- 青年海外協力隊に応募することになった経緯
- 現在の仕事
ガーナの基本情報・文化
ガーナの面積、人口、公用語といった基本情報から、衣食住までを図や写真でご紹介しました。

ガーナでの活動内容
PCインストラクターとしての活動内容を、写真を見せながらご紹介しました。私の主な活動内容は、以下の3つです。
- 通常授業
- 教材開発
- イベント開催
ガーナが教えてくれたこと
ガーナで学んだことは数え切れないほどありますが、その中でも特に大切な学びベスト3をご紹介しました。本ブログ内でもご紹介している、以下の3つです。
まとめ
ガーナに行く前と、日本に帰国した後での変化をお話しました。22歳まで1人で電車に乗ることすらできなかった私が、ガーナに行って色々な経験をしたことで「自信が服を着て歩いている」と周りから言われるほどまでに成長した。ガーナに行って良かったことしかない。とまとめました。
ご質問いただいたこと
Q1. ガーナではフルーツも食べますか? どんなフルーツがありますか?
1番美味しいのはパイナップル。次にマンゴー。バナナ、オレンジ、スイカなども美味しいです。私が特に好きだったのはアボカド。日本のものと違い、風味が豊かで味が濃いので、とっても美味しいです。
Q2. ガーナの家族構成は? 一夫多妻制ですか?
ガーナは南部と北部で文化が異なる。私の住んでいた南部は、一夫一妻制がほとんどでした。北へ行くとムスリムも多いので、一夫多妻制の家庭もあるかもしれません。
Q3. 世界中どこに行っても中国人がいますが、ガーナではどうですか?
首都と一部の大都市では中国人を見かけました。私のいた2014~2017年時点ではそれほど多くありませんでしたが、首都では中国資本の高層ビルがどんどん建設されていました。なので、今ではもっと増えているかもしれません。
Q4. ガーナの主な産業は何ですか?
農家が多いです。私の周りにいた人は、食べ物や野菜などのものを売って生計を立てている人が多かったです。
Q5. ガーナではなぜICTが必修なのでしょうか?
当時の大統領が「これからはITの時代だ! ITを制する国は世界を制する!」という考えで、国の発展のために始めたのが「ICTの必修化」でした。ただ、現場ではパソコンがない。電気もない。先生がICTの授業を受けたことがないので教えることができない。というように、ないない尽くしで、理想とはほど遠い状態でした。
Q6. ガーナに10年(もしくはそれ以上)住んでも良いと思いましたか?
思いました。でも、永住する場所ではないと感じていました。ガーナは何をするにも体力が必要です。若いうちは良いけれど、年をとってから住むのは難しいと思います。
いただいたご意見
- 今の日本に必要な教えがガーナにあると感じました。日本はストレス社会で、自殺者も多い。そういう人は、とりあえずガーナに行ってみたら良いのではないかと思いました。
- 日本では子どもは身の回りのことを保護者にしてもらうのが当たり前。でも、ガーナのように子どものうちから自分でやって学んでいくことも大切だと思いました。
- ガーナの話も面白かったけれど、「1人で電車に乗ることもできなかった人が、ガーナに行って人生が変わった」という1人の人間の成長ストーリーが良かったです。
- 今の年齢で「何でもチャレンジするようになった」と話すのは良い。40代になって体験談をすることがあったら、今とは少し違った話をしたほうが良いかと思います。
反省点
青年海外協力隊にこれから応募または参加する人以外の大人向けに出前講座を行ったのは、今回が初めてでした。しかもお相手は「日本国連」様。世界の国々についてよく知っている人たちです。事前の打ち合わせ時には「何でも好きなことを話してくれれば良い」と聞いていたので、なおさら何を話すべきか悩みました。結局、「ガーナが教えてくれたこと」をテーマにしました。
とは言えガーナの文化はやっぱり紹介しておきたいな、と思い、いつも学生相手に授業するときと同じ写真を見せながらガーナの衣食住を紹介しました。残念ながら、これは失敗でした。みなさま、基本情報や文化はもう聞き飽きているのか、寝てしまっている方もいました。
一方で「ガーナで学んだこと」というパートでは、みなさん顔を上げて話を聞いてくださいました。
すでに世界に対して色んな知識を持っている大人相手の講演会の場合、インターネットでは得られない情報、特に、その人にしか語ることのできない情報が求められているということがよくわかりました。次にこのような機会をいただいたら、時間配分に気を付けて、ガーナの紹介は短めに発表をしたいと思います。
最後に
詳しい講演内容を聞いてみたい方は、ぜひAdjoaまでお問い合わせください。本記事のコメント欄にコメントをいただければ、お返事させていただきます。