自分を好きになるのに理由なんていらない~ガーナが教えてくれたこと[2]~

はじめに
オチデン(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。
青年海外協力隊の任期中、ガーナで私が学んだことは数えきれないほどあります。ここでは、そのうちの1つ「自分を好きになるのに理由なんていらない」という学びをご紹介します。
セルフィー命!のガーナ人
ガーナでよく目にする光景の1つ。それは、セルフィー(自撮り)を撮る人々の姿。朝身支度を整えた後、学校の休み時間、どこかへ出かけたとき… 暇さえあればセルフィーを撮っているガーナ人の友人がたくさんいました。しかも、スマホの充電が残り数パーセントになってもセルフィーを止めない。それくらい彼らにとってセルフィーは重要なのです。なぜか?

自分大好き!
それは、彼らが自分を大好きだからです。撮影した写真は、スマホに保存して自分1人で楽しむのではなく、もちろんSNSに投稿してみんなに共有します。さらに、スマホの待ち受け画面は基本セルフィー。美しい・かっこいい自分を記録に残し、みんなに見せることが彼らにとって大切な日課なのです。
美しさ・かっこよさの基準は自分のものさし
大変失礼ですが、中には肥満のおばちゃんや、イケメンとは言い難いおっさんなんかも、セルフィー写真をスマホの待ち受け画面にしています。そんな彼らを見ていて気付いたことがあります。それは、「自分を好きになるのに理由なんていらない」ということ。
美しいか、かっこいいかどうかは他人が決めるものではなく、自分で決めるもの。他人にどう思われようが、「自分が良いと思うもの=良い」なのです。
自分に自信を持っている人=美しい
そんな彼らを見ていて、もう1つあることに気が付きました。どんなにダサい(と他人が思う)服装をしていても、どんなにスタイルが悪くても(と他人が思っても)、堂々としていればもうそれだけで美しい・かっこいいのです。
当時、自分に全く自信のなかった私。そんな彼らを見ていて最初は引いていた私でしたが、いつしか「良いな、私もあんなふうに自分を好きになりたい」と思うようになりました。
コンプレックスの塊だった私が自信の塊に
私自身の話をします。
ガーナに行くまでの私は、自分が大嫌いでした。見た目が優れているわけでもない。特技があるわけでもない。仕事もできない。自分には良いところが1つもない。自分なんて大嫌い。まさにコンプレックスの塊でした。
ところが、自分大好きなガーナ人に囲まれて生活していると、次第に「私も自分を好きになって良いんだ。自信を持って良いんだ」と思えるようになりました。少しずつですが、自分を好きになることができました。
そんな暮らしを2年半して、私は日本に戻りました。帰国してから会った友人には、ほぼ100パーセント「すごい変わった」と言われます。当然です。かつてコンプレックスの塊だった私が、今では「自信が服着て歩いている」と言われるほどの自信家に変貌を遂げたのですから。
自分が好きだと毎日が幸せになる
自分を好きになって気づいたことがあります。それは、自分が好きというだけで幸せが増すということです。
鏡を見て「なんて自分は醜いんだ」と暗い気持ちになっていた過去。「今日も素敵!」と鏡を見ただけで幸せを感じる現在。
現実には、ガーナに行く前のほうが若くて、肌もきれいで美しかったはずです。変わったのは見た目ではなく、自分の考え方だけ。
そう。自分を好きになるのに理由なんていらないのです。
結論
自分を好きになるのに理由なんていらない。他人にどう思われようが、自分が納得すればそれで良い。自信を持って堂々としていれば、それだけで美しい。自分を好きになると、毎日がハッピーになる。
幸せに生きるための秘訣は、すべてガーナが教えてくれました。
留意点
「ガーナ人」と一括りに言っても、個人によって差があります。中には、セルフィーをあまり撮らないガーナ人もいます。「日本人=勤勉」というイメージでも、中には勤勉ではない日本人がいるのと同じように。ガーナ人にはあくまでそういう傾向がある、と解釈いただければ幸いです。
ただ、少なくとも私は、自分に自信のないように見えるガーナ人には出会ったことはありません。