ガーナ料理「トマトシチュー」を日本で作ってみた【レシピ付き】
2024年4月10日
はじめに
オチデン(元気ですか)? Adjoaです。私は、2014~2017年までの2年6ヵ月間、青年海外協力隊としてガーナに派遣されていました。
先日、ガーナ料理の「トマトシチュー」を日本で作ってみました。というわけで、日本版トマトシチューのレシピと、食べてみた感想などをこちらに記録します。
ガーナ料理を日本でも作ってみたい・食べてみたい、という方のご参考になれば幸いです。
トマトシチューとは
「トマトシチュー」は、簡単にいえばトマトの煮込み料理です。英語の「Stew(シチュー)」とは煮込み料理という意味です。日本人が思い描く白いシチューとはまったく別物です。日本人には「トマトパスタのソース」というとイメージしやすいかもしれません。
ガーナで食事に行くと、メニューに「Plain Rice(プレーンライス)」というものがあります。このプレーンライスに必ず付いてくるのが、トマトシチューです。
トマトシチューの作り方
材料 (3人分)
- トマト(完熟) … 3個(500gくらい)
- 玉ねぎ … 1/2個
- にんじん(あれば) … 小1/2本
- ピーマン(あれば) … 小1個
- 鯖缶 … 1個
- しょうが … 1かけ
- にんにく … 1かけ
- 生唐辛子 … 1個~
生唐辛子がない場合は粉唐辛子で代用可 … お好みの量 - トマトペースト … 大さじ4〜
- マギーブイヨンまたはコンソメキューブ … 1/2個
- 水(野菜だし推奨) … 50〜100cc
- ☆塩 … 適量
- ☆砂糖 … 小さじ1/2
- ☆ナツメグパウダー(お好みで) … 2〜3振り
- ☆カレーパウダー(お好みで) … 小さじ1/3
- ☆ローレル … 1枚
- カイエンペッパー … 適量
- サラダ油(オリーブ油、米油、ココナッツ油でも可) … 適量
作り方
- トマトは角切りにする。
- 玉ねぎは分量の半分を1cmの薄さに切る。残り半分はすりおろす。
- にんじん、ピーマンは食べやすい大きさに切る。
- しょうが、にんにく、唐辛子をすりおろす(みじん切りでもOK)。
- 鍋または深めのフライパンに多めの油を熱し、すりおろしたしょうが、にんにく、玉ねぎを油で煮る。(アヒージョのイメージ)
- 香りが出てきたら、唐辛子と、切った玉ねぎも入れる。玉ねぎが透き通ってくるまでじっくり炒める。
- にんじん、トマトも追加し、さっと炒めたら、鯖(水ごと)も追加する。
- 水、マギー(コンソメ)キューブを入れる。沸騰したらトマトペーストも追加し、溶く。
- ☆の調味料を加える。粉唐辛子使用の場合は、ここで追加する。
- とろみがついて、水分が飛んでドロドロになるまで煮込む。 ※ガーナ人はグツグツ強火で煮込みます。
- 味を見て塩気が足りなければ、塩を入れて味を整える。辛さが足りなければ粉唐辛子(カイエンペッパー)を加える。
- ピーマンを入れ、さっと混ぜたら火を止めて完成。
日本版トマトシチューを食べてみた感想
ガーナを代表する料理「ワチェ」に添えていただきました。再現度は、自己評価で95%!
本場ガーナとの違いは、唐辛子の味。ガーナの唐辛子のほうが旨みがあって美味しかった気がします。日本で手に入る食材で再現するには、これが限界かなぁ、と思います。
最後に
細かいことは気にせず作るのがガーナ流。トマト、唐辛子、マギー。この3つを入れれば大体ガーナ料理っぽくなります。