2024年台北旅行記〜3日目・十分とポケセンと饒河街夜市〜

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はじめに

你好! Adjoaです。

海外旅行はAdjoaの趣味の1つです。先日(2024/03/23〜27)、台湾の首都台北(タイペイ)を旅行してきました。2泊5日のうちの3日目(2024/03/26)の様子と、感じたことなどをこちらに記録します。

台北旅行を予定している方のご参考になれば幸いです。

台北旅行記0日目(出国編)はこちら
台北旅行記1日目(迪化街と通化街夜市編)はこちら
台北旅行記2日目(九份と寧夏夜市編)はこちら

8:30 チェックアウト&宿で朝食

この日の深夜便で日本に帰るので、お宿はチェックアウト。チェックアウト時はこれといった手続きはなく、部屋の鍵をレセプションに置いてあるカゴに入れるだけでした。

宿に荷物を預けて出かけようとすると、スタッフが「朝食はいかが? Taiwanese breakfastだよ」と言います。お値段を聞くと「フリーだよ」とのこと。予約時には「朝食なし」のプランにしたと思ったけれど… まぁ無料だと言うのならせっかくだし食べて行こう。

朝食はおそらく蛋餅と思われるものと、チョコレートトーストでした。

9:49 瑞芳行きの電車に乗車

台湾最終日は、十分を観光しました。前日にバスで九份に行ったので、この日は鉄道に挑戦。

ちなみに九份と十分は近い場所にあるので、両方合わせて1日で観光する人がほとんどです。台北在住の友人に話したら「九份・十分にわざわざ2日連続で行く人なんて聞いたことない」と言っていました。私は台北市内で見たいもの・したいことがなかったので、贅沢に2日間使うことにしました。それなら九份に宿をとればよかったな…、と後で思いましたが、超無計画旅行だったので仕方がありません。

十分に行くには、台北駅(台北車站)から台湾鉄道に乗車します。駅の自動券売機には日本語メニューもあり、難なく乗車券(68元)を購入できました。

途中、瑞芳(ルイファン)駅で乗り換え、十分駅に11:40頃到着。車内アナウンスは台湾語のみなので聞き取れませんが、駅には「十分」という看板もあるので、目を開けていれば十分に到着したことがわかります。

11:40 十分到着

十分に着いたら、とりあえず人の流れに沿って歩いていきました。線路沿いの商店とランタン上げに興じる観光客を眺めながら人混みを抜け、十分瀑布へと向かいます。

12:10 十分瀑布周辺を散策

十分瀑布は「台湾のナイアガラの滝」と呼ばれる滝。

滝周辺には遊歩道が整備されています。私は植物観察を楽しみながら、1時間ほど散策しました。

13:00 河邊牛肉麵店で小籠包をいただく

散策後は昼食へ。

私にしては珍しく、この日は事前に調べておいたお店「河邊牛肉麵店」に行きました。この下調べが失敗だったことに気づくのですが…、まずは食事の話をします。

入ったお店は、小籠包が美味しいという噂の牛肉麺屋さん(笑)。小籠包は8個で120元。この日は霧雨の舞う1日で肌寒かったので、アツアツの小籠包が美味しかったです。

…美味しかったのに、何が失敗だったのか? と言うと、このお店のお客さん、200%日本人! 私が入店した時点で、お客さんは全員日本人。そして入れ替わり立ち替わり入ってくるお客さん、全員日本人!

せっかく海外に来ているのに、日本人に会いたくない! 日本語聞きたくない! せっかくの海外が台無し!

しかし、なぜそんなに日本人に人気なのか? おそらく、みんな同じブログ記事を読んで来たのではないでしょうか。「十分 昼食 台湾」というキーワードで検索したときに「河邊牛肉麵店で小籠包を食べるべし! 台湾で食べた小籠包で1番美味しかった」的な記事が出てきました。私もそれを見てこのお店に来たわけです。

そこで気づきました。日本語で検索したのが間違いだった。日本語で検索して表示された日本語の口コミを見てお店を選んだら、日本人が多いのは当然じゃないか。

次回から海外旅行先でお店を下調べをする際は英語で検索しよう、と学習しました。

走る電車を間近で眺める

ちょっぴり残念な昼食の後、屋台街でデザートに気になっていたピーナツアイス(50元)を食べました。これは期待はずれ。台湾旅行中に食べたものの中で、1番美味しくなかった(笑)。とは言え、気になっていたものを食べずに帰るよりは良かった。後悔なし。

それから、十分名物の至近距離で走る列車を見物。

14:00 瑞芳に向かう電車に乗車

電車が来るまで30分ほど時間があったので、駅の反対側も少し散策しました。

瑞芳で途中下車したかったので、切符は瑞芳までの分(19元)を購入しました。

14:30過ぎに列車に乗車。車内は混んでいて、座れませんでした。そして冷房が強くて、長袖を2枚着ていてもかなり寒かったです。

15:20 瑞芳散策

十分から台北に戻るには、瑞芳で乗り換えがあります。乗り継ぎ時間が1時間ほどあったので、瑞芳下車し、駅周辺を散策しました。

駅前にはタピオカミルクティーのお店もいくつかありました。飲みたかったけれど、トイレが心配だったので我慢しました。

瑞芳からは南港駅までの切符を購入。なぜ南港駅かというと、次の目的地がポケモンセンターだから! ポケモンセンター台北の最寄駅は、市政府駅。板南線に乗るため、南港駅で乗り換えるのです。

17:30 ポケモンセンター台北

市政府駅を出て徒歩5分ほど歩くと、ポケセンの入っているデパート「新光三越」に到着。エスカレーターで3階まで上ったら、カイリューとピカチュウがお出迎え! 台湾に来て最もテンションの上がった瞬間でした。

台湾限定商品と思われる、ピカチュウのパッケージの台湾茶がありました。ラインナップは、阿里山烏龍、茉莉花茶、桂花烏龍、東方美人の4種。前日、九份で手頃な値段の東方美人が見つからず買い損ねていましたが、まさかここで買えるとは! …いや、こちらも340元と決して手頃な値段ではありませんが、ポケモン好きとしては多少高くても買いますよ。そりゃあ。

19:30 饒河街夜市で食べ歩き

ポケセンの後は、台北在住の友人と待ち合わせをして饒河街夜市へ。私は「士林観光夜市に行きたい」と言ったのですが、友人が「士林夜市は大きすぎてお勧めしない」とのことだったので、手頃な規模だというこちらの夜市に行くことになりました。

1. 胡椒餅

まずいただいたのは、友人おすすめの「福州世祖胡椒餅」という屋台の「胡椒餅」なる食べ物(60元)。焼いた肉まんみたいな感じの食べ物でしょうか。日によって美味しさにかなり差があるとのこと。この日は、まぁまぁ美味しかったです。

2. モツと牡蠣の麺

次に、「東発号 油飯・麺線」というお店でモツと牡蠣の入っている細い麺をいただきました(70元)。私が唯一食べられないものがモツなのですが、このお店のものは臭みがほとんどなくて食べやすかったです。

3. 臭豆腐

台湾の街を歩いていると、ときどき強烈なニオイのすることがあります。正体は臭豆腐。これは絶対に自分から食べることはないと思っていましたが、友人がぜひ食べてみて、というので恐る恐るいただきました。比較的臭みの弱いメニューを友人が選んでくれました。実際、臭みはほぼなくて、普通に美味しかったです。

美味しいのに、Googleの評価がめちゃ低い。どうやら店員の態度が悪いせいのよう。個人的には、その店員さんの態度の悪さがむしろ面白くて結構好きでした(笑)。

4. 地瓜球

最後にスイーツの地瓜球をいただきました。Fried sweet potato ballsと書いてあったので、さつまいものドーナツ的な食べ物でしょうか。1人前50元。モッチモチで美味しかったです。

地瓜球はフレーバーが選べます。このお店では6種類あり、私たちは最近人気だという「梅子粉」という梅のパウダーをチョイス。

感想は、梅子粉は微妙。フレーバーなしのプレーンで良かったかな、と思いました。

23:00 終電で空港へ

夜市で食べ歩きを楽しんだ後は松山駅からMRTに乗って台北へ。一度ゲストハウスに戻って、預けておいた荷物を受け取り、着ていた服を捨て、日本に帰る冬服に着替えました。

そして台北駅23:00発の最終列車に乗って、台湾桃園国際空港へ。電車はガラガラでした。

台北旅行記4日目(帰国編)へ続く。

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